マウイ島へ出発!
ハワイには、観光客が訪問できる6つの島があるというのはご存知ですか? みんながよく知るワイキキがあるのはオアフ島。そしてオアフ島から飛行機で40分ほどの場所にあるのが、マウイ島です。
実はアメリカ本土からの観光客は、オアフ島ではなくマウイ島の方が人気なんですよ! ロマンチックな島とも呼ばれるマウイ島に、オアフ島からひとっとびしてきました! 今回は、前編、後編の前編です。
▲ホノルル空港にあるハワイアン航空のチェックインマシン
ハワイ旅行の際、オアフ島だけでなく他の島に一緒に行かれる方も多いですよね。オアフ島以外の島に行く場合、日本からオアフ島に到着したらそのまま乗り継いで隣島にいくのがオススメです♡
その理由はいくつかありますが、現在日本帰国時に必要なPCR検査ですが、日本が指定する陰性証明書のフォーマットに対応できる医療機関がオアフ島にしかないのです。そのため帰国前には必ずオアフ島に行かなければならず、まずは他の島で楽しんでおくと無駄な移動がなくなるというわけです。
ホノルル空港に着いたら、国内線ターミナルに移動して荷物を再度預けなおします。航空券の発行を機械で行ってもよいのですが、ハワイアン航空のアプリでチェックインやeチケットも入手できて便利ですよ。
機内ではどこに座るのがオススメ?
オアフ島からマウイ島までは約40分弱のフライトですが、お水かグァバジュースがでてきます。グァバジュースってハワイらしいですよね。
▲機内ではグァバジュースをいただけます
そしてマウイ島に向かう際、どこに座るのがよいかというと、進行方向の左側の窓側がオススメです。左側だと、ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドなどが真下に見え、撮影に最適です!
▲ホノルル空港からマウイ島へ行く際に見えるオアフ島の観光名所
そしてマウイ島到着前には、マウイ島がこんな近くで見えますよ。よーく見ると、風力発電がたくさんあります。マウイ島は、他の島の中でもエコな島なんです。
▲マウイ島到着前に機内から見た景色
ハワイの中で1位に選ばれたビーチが目の前のホテル♡
マウイ島に到着後、Uberを使ってホテルへ向かいます。マウイ島ではレンタカーを利用される方も多いですが、Uberも便利♪ 今回滞在したのは「カアナパリビーチホテル」。マウイ島カフルイ空港から車で45分ほど、Uberだと70ドル位で到着します。
▲全米2位、ハワイ1位に輝いたカアナパリビーチ
「カアナパリビーチホテル」という名前のとおり、ホテルの目の前にはカアナパリビーチがあるオーシャンフロントのホテルなんです。
最近、トリップアドバイザーが「2022 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」を発表しましたが、「人気のビーチ トップ 25」の中で、世界9位に選ばれたカアナパリビーチ。アメリカのビーチの中では第2位、ハワイの中では第1位に輝いたビーチなんですよ。とってもきれいなビーチで、ワイキキビーチのように人も多くなく、ゆっくりできます。
ハワイでナンバーワンのビーチが目の前にあるカアナパリビーチは、多数のホテルが建ち並ぶリゾートエリアですが、今回滞在した「カアナパリビーチホテル」が一番伝統があるホテルなんです。
この「カアナパリビーチホテル」は、ハワイで最もハワイらしいホテルとワイアハ財団から認定を受けているホテル。
▲マウイ島「カアナパリビーチホテル」
ハワイ好きは気になりますよね? ハワイで最もハワイらしいホテルとは何なのか? 私は仕事柄、ハワイにある多数のホテル滞在してきましたが、他と何が違うのかをレポートします。
まずはハワイらしい客室をチェック!
▲改装されたプレミアムオーシャンビューの客室
カアナパリビーチのリゾートの中で最も伝統あるホテルといいましたが、昨年60%の客室が改装され、とっても綺麗。
私は改装したお部屋に泊まりましたが、お部屋の中にはハワイを感じられるものが多数あります。
▲(左から)マカマエというハンドクラフト、ハワイ固有種のアートプリント
まずはハンドクラフトです。私のお部屋にはハワイ語で「マカマエ」というフィッシングネットが展示されていました。これはホテルのスタッフさんが手作りしたもので、お部屋によっていろんな種類のハンドクラフトが飾られているんです。そして、植物のアートプリントも。これもお部屋によって異なるハワイ固有種が各部屋2つ飾ってあるそうです。
▲(左から)パフドラムというフラ楽器をイメージしたテーブル、モンステラのデザインのクッション
このテーブルも、よーく見ると何かに似てる! そう、フラの楽器パフドラムをイメージされてました! クッションにもモンステラがあしらわれてました。いたるところにハワイの意味が込められていて、ハワイを感じられる部屋に生まれ変わってました。
ハワイの伝統を感じられますが、室内は最新設備も備わっています。
▲女優鏡もある明るい洗面台
テレビはスマートテレビ、電源コンセントのほかにUSBやUSB-Cポートもあり、そして洗面台にはとっても大きな女優鏡がついています。普通のお部屋でもこんなに大きな鏡があるのはオアフ島のホテルでもなかなかありません。
カルチャーワークショップに参加してみる
ホテルのカルチャーワークショップを見てみると、他のホテルよりいろんなワークショップがありました。まずは、カパ作りに参加しました! ホテル滞在者は、すべて無料で参加できます。
▲カアナパリビーチホテルで参加したカパ作りのワークショップ
カパ作りとは、竹製の模様付け棒に、植物からできた染色をつけて、樹皮に模様をつけていくワークショップです。樹皮にデザインする前に紙に練習です。どんなデザイン、どんな色にするか、センスがとわれます。
残念ながら私はセンスなしでした…。完成すると、ワークショップに参加した人たち同士で、このデザインの意味に込めたストーリーを紹介していきます。ストーリーなど全くなく思ったままにデザインした私には少々苦しい時間…(苦笑)。
他にもティーリーフでレイ作り、ハワイ語レッスン、フラ、ウクレレレッスンなどがありました。そして、このホテルには、カルチャーアドバイザーが14人もいるんです。他では1〜2人というホテルが多いの中で、14人もいるというのは、カルチャーに特化しているということがわかりますね。
▲ティーリーフでレイ作り
ハワイで最もハワイらしいホテルと認定されている理由は、客室に最新設備が整いながらハワイらしさを感じられ、ハワイらしいカルチャーワークショップに参加できる、カルチャーアドバイザーが14人もいるという点でした。
後編でも、ハワイで最もハワイらしいホテルと認定されている理由を探します♪
【カアナパリビーチホテル】
▶︎公式サイト
▶︎公式Instagram
宮本紗絵
2021年10月からハワイをメインにPR、マーケティングのコンサルタントとして活動する。ハワイメディア「つなぐハワイ」をはじめハワイのホテルのPRなどを担当。それ以前は、2013年2月からハワイ州観光局PRマネージャーとして入局し、2021年9月までハワイの魅力を伝えるため、PR、マーケティング、イベント、セールスを担当し、ハワイ通に。
また、ハワイ州観光局以前は、外資系PR会社で、政府観光局をはじめ消費財など様々な業種の広報活動に携わる。趣味は旅行。プライベートでも年8回以上北米、ハワイ、アジア、オセアニア、ヨーロッパを大好きなキャラクター「ミニオン」を連れて訪れる。その様子はインスタグラムで投稿。@saem725
これまで41ヶ国訪問した中で、一番好きな国・地域は、ハワイとイギリス。イギリスでは大学院で国際経営学を学ぶ。