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LIFESTYLE

2022.02.24

【カアナパリビーチホテル】次回のハワイでここに泊まるべき理由は…

マウイ島にある「カアナパリビーチホテル」では美しい景色を見ながらハワイの伝統料理が楽しめる♡ ハワイをメインにPR・マーケティングのコンサルタントとして活動する、ハワイ通の宮本紗絵さんのコラムです。

宮本紗絵

ハワイ伝統料理を堪能♡

前回の記事に続き、マウイ島カアナパリにある「カアナパリビーチホテル」がなぜ、ハワイで最もハワイらしいホテルと認定されているのかその理由を探ります。

マウイ島のカフルイ空港から車で45分のカアナパリビーチホテル。近隣には、ホエラーズビレッジというショッピングモールがありお買い物に便利です。ラグジュアリーブランドからabcストアまでたくさんのレストランやショップが。

▲ホテルからビーチ沿いを歩いて3分ほどの場所にあるショッピングモール「ホエラーズビレッジ」

前回は、参加したカルチャーワークショップの紹介をしましたが、今回は、ククイナッツレイのワークショップ、セレモニー、そしてレストランについて紹介します。

ホテル特有のククイナッツレイセレモニー

実は今回でこのホテルに宿泊するのは3回目。初めてこのホテルに滞在した際、ククイナッツレイセレモニーというものがあり、チェックアウトの日にククイナッツレイをいただきました! その後滞在する度に白いククイナッツレイを追加していき、レイを見れば何回滞在したかわかる仕組みになります。

ククイナッツレイセレモニーとは何かというと、実はこちらのホテルではチェックアウト日に、ククイナッツレイを贈るセレモニーがあるんです。

▲チェックアウト前日に、「You are invited」とかかれた招待状が届く

チェックアウト前日に、枕元に「You are invited」とかかれた招待状が届きます。このカードには、チェックアウト当日朝8時、9時、10時、11時の4回行われるセレモニーについて記載がありました。この中から都合のよい時間のセレモニーに参加します。はじめて滞在した方は、ここで初めてククイナッツレイをいただくんです。

▲チェックアウト当日に参加できるククイナッツレイセレモニー

一般的には、ホテル到着時にお花のレイや貝のレイをいただくことが多いですよね。でもこのホテルでは、チェックアウトの時にセレモニーに参加してもらうんです。セレモニーでは、お客様をホテルのオハナ(家族)としてお迎えし、伝統的なオリ(チャント)から始め、大切なお客様に贈るククイナッツレイの意味を説明いただきます。そしてお客様が、安全に自宅に戻ることも祈願してくれているそうです。

コロナ禍では、白いククイナッツを自分で入れるというワークショップがありました。私は今回で3回目の滞在なので、白いククイナッツは2つ目です。

▲2つの白いククイナッツが入ったレイ

どの場所に入れるか決めたら、紐をほどいて、他のククイナッツをはずして、入れたい場所に白いククイナッツを入れるという作業です。20分もあれば完成します!

今までいろんなホテルに滞在しましたが、ククイナッツレイセレモニーがあるのは「カアナパリビーチホテル」のみで、唯一無二の体験ができます。

オーシャンフロントレストランでハワイ伝統料理を

ホテルのオーシャンフロントに「Huihui」というレストランがあります。朝食、昼食、夕食とどの時間帯でもそれぞれ異なるメニューでお食事を楽しめます。

▲オーシャンフロントにあるレストラン「Huihui」

店内からはカアナパリビーチや隣島のラナイ島、モロカイ島まで見える美しい景色。「Huihui」は、ポリネシア伝統航海術に敬意を表し、ハワイ語で「星座」や「集う」という意味が込められています。店内もポリネシア伝統航海術カヌーをテーマとされ、ホクレア号の映像も流れていました。

◆朝食

▲ポイのフレンチトースト

朝食にはアメリカンブレックファーストやオムレツなど一般的なメニューがあるのですが、その中にはモロカイ島のスイートポテトが入っています。ここでは、マウイ産の食材を使うことにもこだわっているんです。そのほかに、タロのパンケーキ、ポイのフレンチトーストといったハワイらしいメニューも。

▲トルティーヤにたくさんの具材が

それ以外にも、トルティーヤに目玉焼き、カルアポーク、ライス、アボガド、チーズ、豆がのったものなどがありました。どれもとってもおいしくて毎朝何を食べようかと迷ってしまいました。

◆昼食

photo by Melissa Chang @Melissa808

▲今年から加わったハワイアンプレート

これまで、夕食でしか味わえなかったハワイ伝統料理が、今年から昼食でも楽しめるようになりました! ハワイ伝統料理のカルアポーク、ロミサーモン(玉ねぎ、トマトをサーモンと和えたもの)、玉ねぎ、ポイと玄米入りのライスのプレートです。

オアフ島でハワイ伝統料理を味わえるのは限られた場所のみなので、とっても貴重です。

◆夕食

▲夕食はロマンチックな雰囲気で

夕方のマジックアワーの時間を迎えると、ビーチが夕日に照らされとっても綺麗で、ロマンチックです。波の音を聞きながら素敵なディナータイム♡ 夕食も多数のメニューがあってどれにするか迷うほどです。

そこで、私のテーブル担当の方にオススメを伺ってみました。いろいろオススメいただいた中でチョイスしたのがこちら。

▲前菜のポケ・ホロカイ

このレストランのシグニチャーメニュー。軍艦巻きのように海苔の中に、マグロ、カニ、アボガド、トビコがあり、上にはタロイモチップスがささってます! とってもおいしくてあっという間に完食♡

▲メインのシェフのラウラウ

メインには、ハワイの伝統料理ラウラウを選びました。タロイモの葉っぱに豚肉、鶏肉包んで蒸し焼きにしたラウラウ。塩漬けのサーモン、トマト、玉ねぎをあえたロミサーモン、昔の主食ポイ、スイートポテト、サラダにライスがついてます。

こちらのレストランは、朝でも昼でも、夜でも、ハワイ伝統料理を楽しめるのです。ほかにも、ステーキやパスタといったメニューをはじめ、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ、アジア料理など豊富なメニューが揃ってます。

ハワイで最もハワイらしかったカアナパリビーチホテル

2泊3日滞在してみて、ハワイで最もハワイらしいホテルということを実感した旅となりました。

▲ホテル入口

客室のハワイらしさ、多数のカルチャーワークショップに無料で参加でき、ハワイ伝統料理をレストランで堪能できる、チェックアウトの日には、ククイナッツレイセレモニーに参加して、ホテルの家族として迎えてもらえるという点がハワイで最もハワイらしいホテルと呼ばれている理由かなと思いました。

▲エントランスで出会ったベルボーイのボビーさん!

さらに、その秘密は、スタッフさんにも隠されていました。エントランスで出会ったベルボーイのボビーさんは、なんと52年間もカアナパリビーチホテルで勤務されているんです。ほかにも、総支配人のマイク・ホワイトさんは、35年間ものあいだ総支配人を務め、ハワイで最も総支配人年数が長いそうです。

スタッフの皆様が勤続20年、30年、40年以上の方が多数いらっしゃり、ホテルに訪れると家族のように、勤続年数の長いスタッフと会えるのも特徴です。私が滞在中にも、毎年滞在しているというアメリカ本土からのお客様が久しぶりに訪問され、スタッフの方と感動の再会をされてました。人こそが、ホテルの魅力のひとつにもなっていました。

▲ホテルを出る際には、A hui hou(また会う日まで)の文字が目に入る

帰る時には、A hui hou(また会う日まで)と見送っていただけます。グッドバイやマハロではなく、A hui houなんです。エントランスにも「A hui hou」の看板がありました!

ハワイにはいろいろなホテルがありますが「カアナパリビーチホテル」は、ハワイで最もハワイらしいホテルと認定されていることがとってもわかりました。他のホテルにはない唯一無二の体験ができるんです! ハワイ旅行の気分になった際には、ぜひマウイ島に行ってみてください!

マウイ島、少しずつ、滞在しやすい状況に前進しているんですよ! コロナ禍でハワイでは、レストラン、バー、ジムなどに入店する際に、ワクチン接種証明書やPCR検査証明の提示が必要だったのですが、マウイ島では、2022年2月21日から不要となりました! まだ他の島では必要ですが、一歩前進ですね。

A hui hou(また会う日まで)♡

【カアナパリビーチホテル】
▶︎公式サイト
▶︎公式Instagram

宮本紗絵

2021年10月からハワイをメインにPR、マーケティングのコンサルタントとして活動する。ハワイメディア「つなぐハワイ」をはじめハワイのホテルのPRなどを担当。それ以前は、2013年2月からハワイ州観光局PRマネージャーとして入局し、2021年9月までハワイの魅力を伝えるため、PR、マーケティング、イベント、セールスを担当し、ハワイ通に。

また、ハワイ州観光局以前は、外資系PR会社で、政府観光局をはじめ消費財など様々な業種の広報活動に携わる。趣味は旅行。プライベートでも年8回以上北米、ハワイ、アジア、オセアニア、ヨーロッパを大好きなキャラクター「ミニオン」を連れて訪れる。その様子はインスタグラムで投稿。@saem725

これまで41ヶ国訪問した中で、一番好きな国・地域は、ハワイとイギリス。イギリスでは大学院で国際経営学を学ぶ。

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