ワインエキスパートのオッジェンヌがおすすめ! フルーティーなワイン
Oggi専属読者モデル オッジェンヌ 下田 悠さん
32歳・外資系医療機器メーカー勤務。営業職を経験後、マーケティング部門に。ワインエキスパートの資格をもち、現在はナチュラルワインにはまり中。
珍しい330mlの小瓶ワイン
「Studio go go Rocksteady 2021」とどろき酒店
ぶどう品種:巨峰・福岡県産
色と味わい:ロゼ(フルーティー)
価格:880円(税込)
「ワインエキスパートの資格をもつほどワイン好きの私が、愛してやまない日本ワインを紹介するこのコラム。第1回は福岡の巨峰が使用されている珍しい一本について語ります。
巨峰でワイン? と思われる方もいると思いますが、メルローやシャルドネといったワイン専用のぶどう以外に、醸造・生食兼用の品種もあるのです。巨峰ならではのフレッシュでフルーティーな香りが楽しめるので、ふだんワインをあまり飲まない方にもぜひおすすめしたい一本です。
小さめのボトルなので、ひとり飲みにも最適です。しっかり冷やしてガラス製のグラスで、ロゼの綺麗な色とともに楽しんでお召し上がりください!」(下田さん)
ラベルもチェックすると楽しさが広がる!
「さて、今回のワインのラベルを見てみると、『日本ワイン』と記載されていますがそのほかに、『国産ワイン』や『国内製造ワイン』などの記載を見たことはないでしょうか。実はそれぞれ違う意味をもっています。
ルールはとてもシンプル。『日本ワイン』と記載があるものは、日本で穫れたぶどうを使用し、日本で製造されています。産地を記載する場合はその土地で穫れたぶどうを85%以上使用してその土地でつくらなければなりません。
『国産ワイン』は海外のぶどうを使って国内で製造されたワインのことを指しますが、現在この名称はなくなって、『国内製造ワイン』に一本化されました。この表示基準は約3年前に適用されたばかり。消費者がよりわかりやすく、安心して商品を選ぶことができるようになりました。ぜひ、ワイン選びの際にはラベルを見てみてくださいね!」(下田さん)
ポップなエチケットで飾っておいてもかわいい♡
2022年Oggi3月号「月刊オッジェンヌ」より
構成/篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部