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LIFESTYLE

2022.02.01

2022桜の開花予想! 今年は早い? 遅い? 開花の基準は…【気象予報士・太田絢子が解説】

まだまだ寒い日が続きますが2月4日は立春、暦の上では春。そこで早速発表されているサクラの開花予想をチェック! サクラ開花に関する雑学とあわせて気象予報士の太田絢子が解説します。

気象予報士 太田絢子

もう春がやってくる?

早いもので次の節気は2月4日の立春で、暦の上では春を迎えます。

まだまだ寒い日が続いて春気分はもう少し先… と思いきや、既にサクラの開花予想が発表されているんです!

今年のサクラの開花は平年並みかやや早め!

◆サクラの開花基準は?

サクラが咲くと、テレビなどで「今⽇東京でサクラが開花しました」というニュースが流れます。この開花基準となっているサクラは、全国各地にある気象台またはその近隣にある標本⽊と呼ばれる⼀本のサクラの⽊で、東京では靖国神社にあります。

この標本⽊で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の⽇を気象台は開花⽇として観測しています。⼀般的には暖かい地域から咲き始め、沖縄地⽅・奄美地⽅では1⽉中旬頃、九州〜関東地⽅は3⽉下旬、4⽉下旬〜5⽉になるとようやく北海道でも開花します。

気象庁ホームページより

◆今年のサクラは平年並みかやや早め

ズバリ今年の傾向としては、サクラの開花は平年並みかやや早めとなるところが多くなりそうです。

去年は東京で史上最も早い記録に並ぶ3月14日に開花するなど、記録的に早い開花となったところもありましたが、去年と比べると遅くなる見込みです。

◆予想のポイントは?

サクラが開花するには、冬の厳しい寒さと春の暖かさ、いずれも必要になります。

今年の冬は11月から12月前半まではあまり寒気が流れ込まなかったものの、12月後半から1月にかけては寒くなりました。また春先の気温が高いほど開花が早まる傾向にありますが、2月3月の気温はほぼ平年並みか少し高めと予想されています。

このため開花は概ね平年並みかやや早い見込みで、大幅に早くなることはなさそうです。なお北海道は気温が高い予想で、早い開花が見込まれています。

春の便りが届くまでもう少し。サクラが開花するまでカウントダウンしながら、残りの厳しい寒さを乗り切りましょう!

最新のサクラ開花予想はこちらから

TOP画像/(c)Shutterstock.com

気象予報士 太田絢子

気象予報士、防災士。中学生のころから気象に興味をもち、大学在学中に気象予報士試験に合格。卒業後は損害保険会社に就職し、交通事故や自然災害に遭った人へのサービス業務に従事。自然災害が多発するなかで、犠牲者をゼロにしたいと思うようになり、気象キャスターへ転身。現在は地元名古屋のCBCテレビ「チャント!」などに出演中。趣味はモーニング巡り、季節の箸置き集め。


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