【目次】
・「マンネリ」ってどういう状態?
・「マンネリ」の特徴は?
・「マンネリ」になってしまう原因は?
・「マンネリ」を解消するにはどうしたらいい?
・最後に
「マンネリ」ってどういう状態?
お付き合いが長くなると、どうしても関係が「マンネリ」ぎみになってしまいますよね。「マンネリ」とは、その状況に慣れてしまい、新鮮味がない状態のことを指します。本記事では、「マンネリ」の特徴、その原因や対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
例えば、大好きなお菓子を毎日食べていたとします。最初はそのおいしさに感動しますが、毎日食べていれば、次第にその感動も減っていき、ありがたみも段々となくなってきますよね。最終的には飽きて食べなくなったり、逆に嫌いになってしまうことだってあります。
恋愛においてもこれと同じ原理で、「マンネリ」が起こるのです。ときめきやドキドキするのは最初のうちで、付き合う期間や会う回数が増えていけばいくほど、「マンネリ」化はどんどん進んでいきます。
「マンネリ」の特徴は?
では、恋愛における「マンネリ」とは、具体的にどのような状態のことをいうのでしょうか。特徴について解説します。
1:連絡の頻度や会う回数が減る
「マンネリ」状態に陥ったカップルは、連絡を取り合う頻度や会う回数が減ります。付き合いたての頃は、1日に何度も連絡を取ったり、忙しくても時間を作って、会いに行ったりしていた人もいるでしょう。
しかし、そんなラブラブな状態は、付き合いが長くなると減ってくるのが自然です。その期間を過ぎると、段々と「マンネリ」化が進み、連絡頻度も初めに比べてグッと減ります。会う回数も大幅に減るのが「マンネリ」状態の特徴です。
2:会話が減る
付き合う期間が長くなれば、相手の存在が当たり前になり、恋人に対する興味や関心も次第になく、薄れてきます。相手に対する興味がなくなってくると、会話も自然と減ってしまうでしょう。この状態がさらに悪化すると、何日も連絡を取らないで過ごすカップルもいます。そんな生活が続けば、段々とお互いの気持ちがすれ違い、結果、別れてしまうカップルも少なくないでしょう。
3:「ありがとう」や「ごめんね」がなくなる
「マンネリ」化が進むと、「ありがとう」や「ごめんね」といった気遣いや礼儀がなくなってくることも特徴の一つです。何かしてあげた時に、今までは「ありがとう」の一言があったのに、「マンネリ」カップルの間では、この一言が出てこないことが多いです。悪いことをしたときにも、「ごめんね」と素直に言えず、些細なことでもケンカが増えてしまい、すれ違ってしまうカップルも多いようです。
4:スキンシップが減る
マンネリカップルの特徴の一つとして、スキンシップや夜の営みがなくなることも特徴として挙げられます。スキンシップや夜の営みが減ったからといって、一概に愛情が冷めたとは言い切れませんが、どちらか一方がそのことに不満を感じているようであれば、それが原因で別れてしまう場合もあるでしょう。
「マンネリ」になってしまう原因は?
「マンネリ」に陥ってしまう原因はいくつかあります。「マンネリ」を回避するためにも、ひとつずつ原因を理解していきましょう。
1:一緒にいる時間が長い
付き合いたての頃は、1分でも長く一緒に過ごしたいと思う人が多いと思います。ただ、最初から会う頻度が多いと、新鮮さや相手への関心なども徐々に薄まるので、「マンネリ」状態になりやすいことは念頭においておきましょう。
会いたい気持ちを無理やり抑える必要はありませんが、四六時中一緒にいるなど、会う時間が極端に長いと、飽きてしまったり面倒くさいなどの感情も生まれてしまう場合があります。
2:共通の趣味や話題が少ない
長い時間一緒にいると、お互いのことをある程度理解し新鮮味が失われ、話題も段々と減ってくるのが自然です。もしお互いに興味があることがあれば、会話も増えるでしょう。共通の趣味などがあればいいのですが、お互い別々の時間を過ごすことが増えていくと、コミュニケーションも減ってきて「マンネリ」化を加速させる原因になってしまいます。
3:相手を思いやる気持ちが薄れている
「親しき中にも礼儀あり」といいますが、どんなに親密な間柄になっても、相手に対する気遣いは、恋人との良好な関係を築くうえでは非常に大切なことです。ですが、付き合いが長くなると、相手を思いやる気持ちが薄まってしまうのです。
また、長く一緒にいれば相手の嫌な部分も見えてくるものです。ついつい、きつい口調で接してしまうこともあるでしょう。些細なことからケンカが勃発して、言い争いになってしまう「マンネリ」カップルもいます。
「マンネリ」を解消するにはどうしたらいい?
すでに「マンネリ」状態に陥ってしまった場合、解消法はあるのでしょうか。対処法について解説します。
1:適度な距離感を保つ
円満なカップルは、適度な距離感を保っている場合が多いです。会う頻度が多かったり、一緒に過ごす時間が長かったりすると、会うたびに新鮮味が薄れ、相手に対する興味も減ってきてしまうので、ある程度の距離感はとても大事になってきます。
まずはそれぞれ、自分の時間を充実させることをオススメします。離れて過ごす時間も、それぞれが楽しむことで、会った時の新鮮味や喜び、お互いの存在の大切さに気づけるはずです。同棲しているカップルもいると思いますが、ひとりで過ごす時間を意識して作ることもいいかもしれません。
2:共通の趣味を見つける
共通の趣味をさがして、二人で一緒に楽しむのも解消法の一つでしょう。すでにお互いのことを知り尽くしているカップルは、一緒に過ごしていても会話が徐々になくなってきます。共通の話題があれば、自然とコミュニケーションも増えていくので楽しく過ごせるのでは。同じ目的を持って一緒に行動することで、相手の大切さに気づき、絆もまた強くなるかもしれませんね!
3:いつもと違うデートをしてみる
デートがワンパターンになってしまっているマンネリカップルは、普段とは違うデートプランを提案してみるのもいいかもしれません。いつも家でのんびりするのが定着化していれば、お互い興味がありそうな場所に出かけてみるのがいいでしょう。まだ一度も行ったことがない場所は、特にオススメ。相手の新しい一面が垣間見れたりして、気分も盛り上がるのではないでしょうか。
最後に
「マンネリ」とは、長く付き合っているカップルにありがちな、新鮮味がない状態のことです。お互いの存在になれてしまうと感謝の気持ちが薄れてしまったり、相手の興味もなくなり、スキンシップが減ってきてしまうことが多くあります。
ですが、適度な距離を保ち、相手に対する態度を少し変えてみるだけで、マンネリを回避できる可能性もあります。最近ちょっと「マンネリ」ぎみだなと感じている人は、ぜひ実践してみてください!
TOP画像/(c)Shutterstock.com