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2021.12.01

【サウナ】〝ととのう〟入り方を解説! マナーや歴史も知ればさらにサ活が好きになる!

サウナはコツをつかめば、深いリラクゼーションへ! 女性の間でもジワジワと人気が高まるサウナの魅力について探りました。

女性の間でもジワジワ人気! サウナで〝ととのう〟ってどういうこと?

サウナは「熱い!」「苦しい!」とガマンする場所じゃない。コツをつかめば、深~いリラクセーションへ。

心身がリラックスして、頭の中が空っぽに。サウナは、働く私たちが〝自分で自分の機嫌をとる〟のに絶好の空間です。

お話を伺ったのは… サウナプロデューサー 笹野美紀恵さん

温浴施設や宿泊施設、飲食店などを、美容を軸に幅広く手がける。実家は静岡県にあり〝サウナの聖地〟と呼ばれる「サウナしきじ」。著書に『キレイをかなえる「しきじの娘」の速効サウナ美容』(主婦の友社)など。小学館「美的.com」でコラム連載中。

実は長い歴史をもつ健康法「サウナ」。基本の入り方と効能は?

Oggi編集部(以下Oggi) 記念すべき第100講のテーマは「サウナ」です。サウナをテーマにしたマンガやドラマも話題ですし、「サ活」なんて言葉も耳にするようになりました。サウナブームは、ここ数年ですか?

笹野さん(以下敬称略) 大好きなサウナが節目を飾れるなんてうれしい。今回のブームは5~6年前から続くものでしょうか。でも特に2年ほど前から、インフルエンサーのゆうこすさんやYouTuberのはじめしゃちょーさんがサウナ好きを公言されるようになって、若い方や女性にもファンが増えた印象です。

Oggi 「今回のブームは」ということは、以前にも?

笹野 はい。最初は1964年、前回の東京オリンピックのとき。みなさんが想像する、いわゆるフィンランド式の〝サウナ〟が日本で最初につくられたのは’56年、銀座にあった「東京温泉」という温浴施設内と言われています。その年にメルボルン五輪の選手村でサウナを見た日本代表選手が、日本に帰国して再現したのがきっかけだとか。その後、東京五輪の選手村にもサウナがつくられて、全国的なブームにつながったそうです。

Oggi そんな歴史があったんですか。

笹野 スーパー銭湯が相次いでつくられた’90年代が第2次ブームで、今回は第3次ブーム。でも実は、サウナに似た〝蒸し風呂〟の歴史はもっともっと昔、古代から記録が残っていて、江戸時代中期まではお風呂と言えば、蒸し風呂を指していたんですよ。

Oggi へぇ~、日本人は歴史的に、サウナになじみがあったのかも!? それにしても気になるのは、最近よく聞く〝ととのう〟という言葉です。いったい、どのような状態を指すんでしょう?

笹野 体は深くリラックスしているのに頭は冴えていて、「体がフワフワするような感じ」などと表現されることもありますね。

Oggi サウナに入れば、だれでも得られる感覚なんですか?

笹野 〝ととのう〟は、高温のサウナと水風呂で体に刺激を与え、休憩する〝温冷交代浴〟を適切に行うことで感じられます。自律神経が活発な状態から急激にリラックスする一方で、高揚したときに出るアドレナリンなどのホルモンはまだ残っている状態が〝ととのう〟の正体だとも。

でも、毎回必ず〝ととのう〟ことをゴールにする必要もないと思うんです。体を温めれば血流が促進されますし、自律神経が刺激されて乱れが整います。大量の汗をかくとともに、筋肉もゆるむので肩こりなどにもいいですし。その後、水風呂に入ると、体が熱を逃さないように毛穴と血管がギュッと収縮して、熱を逃しにくい=湯冷めしにくい状態にもなります。代謝が上がってむくみも改善します。

Oggi 美容にもよさそう!

笹野 サウナに入るだけでは、やせたりはしませんが、肌が整って、メイクののりがよくなったりしますよ。デート前にオススメです。ちなみに、身体的にはもちろん、メンタルにもサウナはいいと思っていて…。デジタルデトックスにもなります。

私はサウナの中では基本的にはボーッとしているんですが、静かにひとりの時間を過ごしていると、感覚が研ぎ澄まされるような気がするんです。考えが整理されたり、自分にとってムダなことが見えてきたり。新しいプロジェクトのアイディアがわいてきたりすることもありますよ!

無理は厳禁! サウナ選びはストイックになりすぎず

Oggi 女性でも行きやすいサウナが増えているとは聞くんですが、やっぱりまだちょっとハードルが高くて。どんなところに行ったらよいでしょう?

笹野 近場の銭湯でもスーパー銭湯でも、お風呂に入りに行く感覚で気楽にトライしてもらえればOK! ホテルのスパやプールのサウナを利用した後にアフタヌーンティーも満喫する、なんておこもりステイも忙しく働く女性にはオススメですね。状況が許すようになれば、温泉や森林浴、グランピングとともにサウナの奥深さを味わう旅=「サ旅」もぜひ!

Oggi リフレッシュできそう。サウナ好きな友人が「○○のサウナは水風呂がキンキンに冷えていていい」と言っていましたが、冷たければ冷たいほどいいんですか?

笹野 刺激を求める人もいますが(笑)、好みによります。サウナ検索サイトでサウナの種類、サウナや水風呂の温度など、条件検索もできるので、好みの施設を探せるといいですね。

Oggi サウナにも種類があるんですか?

笹野 大きく分けて、70~90℃で湿度が10~15%の〝ドライサウナ〟と、湿度70~100%の水蒸気で室内を45~60℃に温める〝スチームサウナ〟の2種類がありますが、私は両方ある施設が好き。暑いのが苦手で息苦しくなってしまう人や、サウナ初心者で汗腺が開きにくい人は、スチームサウナから始めるといいですね。特に女性はバイオリズムもありますし、体調と相談しながら入る時間なども調整を。「苦しいな」と思ったらすぐに出てください。

Oggi 蒸気をタオルなどで送ってくれるサウナもあると聞きました。〝ロウリュ〟でしたっけ?

笹野 厳密に言うと〝ロウリュ〟はフィンランド語で、サウナストーンに水をかけて発生させた水蒸気自体、または水蒸気を発生させることを意味します。その蒸気をスタッフがタオルや大きなうちわで扇ぐパフォーマンスは、ドイツ発祥の〝アウフグース〟と呼ばれます。体感温度が上がって、発汗が促されるんですよ。アウフグースを行っている施設は限られていますが、最近は自分でサウナストーンに水をかけられる、セルフロウリュができる施設も増えています。

施設でじっとするだけじゃない、意外な楽しみ方とマナー

Oggi さらに快適に楽しむコツなどはあるんでしょうか? たとえば初心者だと、あの階段状のどこに座ったらいいか、迷いそう。

笹野 上に行くほど暑くなるので、最初はいちばん下の段で慣らしていくのがいいでしょうね。そのほかに私がオススメしているのは、サウナでスクワットをすること!

Oggi えぇ!? サウナの中で… 真っ裸で? それはちょっと勇気がいりそうです(笑)。

笹野 もちろん周囲の人に迷惑をかけないのが大前提ですが。5秒かけてお尻を落とし、また5秒かけて上がってくるように、ゆっくり10回程度スクワットして大きな筋肉を動かすと、汗がブワッと出て気持ちがいいんです。サウナの中でのスクワットに抵抗があれば、入る前にロッカールームで、服を着た状態で行っても。ちなみに私はサウナの中にストレッチに使うゴムバンドも持ち込んでいます。

Oggi すごい! ほかにも、あると便利なサウナグッズはありますか? サウナハットなども流行っているようですね。

笹野 基本的には手ぶらで入ればいいんですが、サウナハットは、髪を熱と乾燥から守るためのもの。最近はおしゃれなものもたくさん出ているので、選ぶのも楽しいと思います。私は何軒もハシゴしたりすることもあるので、濡れタオルを巻いて代用。タオルはサウナに用意されていることが多いですが、「髪に巻く用」「息が苦しいときに濡らして口元に当てる用」「体を隠す用」「お尻の下に敷く用」など何枚も使いたいときは、マイタオルがあると重宝します。

Oggi サウナに入るときはすっぴんになりますよね?

笹野 はい。メイク落としや、出た後のスキンケアアイテムなども持参したほうが安心です。

Oggi サウナに入る際のマナーも教えてください。

笹野 まず、体についた汚れやにおいをサウナにもち込まないよう、髪も含めた全身を洗ってからサウナに入ること。水風呂に入る前も、汗を流しましょう。静かにリラックスする場所ですし、コロナ禍でもあるので、会話は最小限に。隣の人との距離もできれば保ちたいですね。

Oggi そういえば、生理中はサウナに行ってもいいんですか?

笹野 むくみやすい時期なので本当は行きたいところですが… 衛生上の問題から、生理中は利用NGの施設が多いです。そんなとき、私は〝おうちサウナ〟をします。サウナを一度知ってしまうと、汗をかかないと気持ち悪くて。緊急事態宣言でサウナが閉まっていたり営業時間が短縮されている間も、サウナーたちの間でSNSで盛り上がっていました。

Oggi 機材を買ったり… 準備が大変なのでは?

笹野 いえいえ、自宅のお風呂をサウナに仕立てて、いかに汗をかくか、という簡単な工夫です。ひとつだけ、1000円台で手に入るサウナポンチョをかぶると効果が全然違うので、これだけは用意してもらえるとよいのですが。移動時間もいらないですし、出た後もすっぴんで過ごせてラク。朝に入れば、体が目覚めてスッキリします。もちろん夜に入って、そのまま深い眠りにつくのも気持ちいいです。

Oggi そんな楽しみ方もあるんですね。いつか私も〝ととのう〟境地を体験してみたい! まずは慣れるところから始めてみます。

サウナで〝ととのう〟基本の入り方

◆STEP1|サウナ

水を一杯飲んでから、サウナに座って8~12分。初心者はいちばん下の段に。スペースがあればあぐらか体操座りで、足を上げておくほうが体全体が温まりやすい。首や肩などを軽く回してストレッチをするのもオススメ。

◆STEP2|水風呂

ぬるま湯で体を流してから、両手を心臓のあたりに添え、息を吐きながらゆっくり湯船に入る。胸まで水に浸かったら1分程度。両肘から先を水から出すよう腕を曲げ、肩の力を抜くとラク。水風呂がなければ冷水シャワーを。

◆STEP3|休憩

ベンチやチェアに座って8~12分。屋外に出られる施設なら外気浴を。一般的に、STEP1~3の1セットで300~400mlの汗をかくと言われているので、水分補給も忘れずに。

◆このルーティンを2〜3回くり返す!

血管の拡張と収縮、自律神経の切り替えをくり返すことで心身がリフレッシュ。体調がイマイチのときや、時間がないときは1回でも。

コロナ禍の今は「おうちサウナ」という選択肢も!

湯船から上がる湯気をポンチョの中に溜めて、簡易的なスチームサウナ状態に。都合のいいタイミングにできて便利。湯船にバスソルトやアロマオイルを入れたり、湯船に入る前にボディジェルでマッサージしたり、自分好みのサウナにアレンジして楽しんで。

▲コジット スチーム サウナエステポンチョ ¥1,628

HOW TO USE

1|浴室の換気扇を止めて、42℃のお湯を湯船の七分目まで入れる

2|湯船に熱めのシャワーをかけて湯気を立てる

3|ポンチョをはおって湯船に約10分浸かる

4|ポンチョを脱いで、頭から水シャワーを20秒ほど浴びる

笹野さんセレクト! 女性にオススメのサウナ

1|ホテル雅叙園東京

全客室にスチームサウナを完備
「バスルームのサウナは、スイッチを入れて約20分で準備完了。足元から蒸気が立ち上るタイプ。完全なプライベート空間で心底リラックスできます。女子会やカップルで、ホテルステイを満喫して」(笹野さん)

住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
電話番号:03-5434-5260(宿泊予約10:00〜19:00)
休業日:無休
料金:1室2名利用時¥60,000~(写真は客室「ジャパニーズ」)

2|東京染井温泉Sakura

巣鴨で温泉旅行気分に浸れる!
「ドライサウナ、スチームサウナ、天然温泉の露天風呂も楽しめる、都内屈指のスペックを誇るスーパー銭湯。岩盤浴やマッサージ(別料金)、食事処も充実していて、小旅行に出かけたような非日常感も味わえます」(笹野さん)

住所:東京都豊島区駒込5-4-24
電話番号:03-5907-5566 無休(メンテナンス休館あり)
営業時間:10:00~23:00(最終受付22:30)
料金:入館料¥1,320

3|スカイスパYOKOHAMA

コワーキングスペース併設の絶景スパ
「横浜駅直結で、夕方以降はサウナの窓からキラキラとした夜景も楽しめます。ほぼ30分おきに行われるロウリュやアウフグースはアロマ水使用でいい香り。休憩では、温かいウォームベッドに横たわることができます」(笹野さん)

住所:神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
電話番号:045-461-1126
休業日:無休
営業時間:24時間(8:30〜10:30は浴室・サウナ利用不可)
料金:一般入浴(平日)¥2,450~

サウナにまつわる4つのキーワード

1|自律神経

熱いサウナと冷たい水風呂に交互に入ると、体の働きを活発にさせる「交感神経」が優位に、休憩すると「副交感神経」が優位に切り替わる。疲れやストレスで自律神経の機能が低下しているときも、温・冷の刺激を交互に体に与えることで活力がわく。冷え性や不眠症にもよい影響が。

2|サウナ検索サイト

サウナファンの間で活用されている代表的なサービスは「サウナイキタイ」や「SAUNA TIME」など。エリアや、サウナと水風呂の温度、アウフグース手法といったこだわりから、希望に合うサウナが見つけられる。口コミも充実しているので、初めて訪れるサウナでも安心感が。

3|ロウリュ

写真提供/スカイスパYOKOHAMA

日本ではかつてカラカラに乾燥したドライサウナが主流だったが、ロウリュの登場で肌がピリピリせず体の負担も少なく入れるサウナが増加。アロマ水を使うことも多い。アウフグース(写真)を行うスタッフは〝熱波師〟とも呼ばれ、そのエンターテインメント性でも注目の的に。

4|サウナグッズ

▲モンベル マイクロタオル フェイス ¥1,617

笹野さんの〝サウナポーチ〟には、メイク落とし、スキンケア、ゴムバンドのほか、歯ブラシや目薬も常備。

「体の隅まで洗い流してスッキリ感をUP。出た後もしばらく汗をかくので、ワキ汗対策のデオドラント剤も。タオルは、コンパクトにたためて吸水力が抜群のアウトドア用を愛用」(笹野さん)

●この特集で紹介した商品の価格はすべて、税込価格です。

2021年Oggi12月号「Oggi大学」より
イラスト/八重樫王明 構成/酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部


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