パクチーより病みつきになる!? 骨付き豚肉・バクテー(肉骨茶)です
オープン当初、そうそうたる有名人の方々からの祝花も赤坂界隈で話題になっていたお店「SINGAPORE BAK KUTTHE(シンガポールバクテー)」。私は今年4月のオープン直後に食べに行ってすぐにファンになり、ひとりでもたびたびサクッと食べに寄ってしまうほど。「肉骨茶(バクテー)」とはシンガポールのソウルフードで、骨付きの豚肉を多種多様な香辛料や漢方、ニンニクとともに煮込んで胡椒でピリリと味付けをしたもの。私は本場シンガポールで食べたことはなく、ココで人生初めてバクテーを食べたのですが、シンガポールで食べ慣れている人も納得の、本場をしのぐ美味しさとのウワサ!
いつも頼むのは「肉骨茶満喫セット」¥1,280。肉骨茶+ライス、油條、ミースア(麺)、春菊の中から3点を選べる欲張りなセット。素手で骨付き肉にかぶりつき、お米や油條をスープに浸してみたり、スパイシーなスープをレンゲでゴクゴク飲み干して…。私の中ではコレ、疲れているときほどムショーに食べたくなる滋養強壮の一品。食べ終えたあとは体がポカポカして、重かった目もパチッと見開いて、心も体も驚くほど元気に! 疲れてやさぐれている女子ひとり、骨付きに豪快にかぶりつく…冷静に考えるとちょっぴりシュールな絵(笑)!? でもそんなの関係ない、食べたいものは食べたいときに! このガツンとくる美味しさは裏切らないですから。ちなみに、骨付き肉に抵抗がある人は、骨なし肉のご用意もあるのでご心配なく。でも肉の旨みは骨のキワキワにまで詰まっているから、骨付きのほうが断然おすすめ。お疲れ気味だけれど、もうひと踏ん張り、そんなときにぜひ♥
前回は【ルブションオガサワラ】しっかり味で肉々しいハラミステーキを頬張りながら、ワインもトークも止まらない夜♪
次回は【チョンギワ 本館】仕事帰りに同僚と、マッコリ×プルコギで明日への活力チャージ!
エディター
門司 紀子 Noriko Monji
大学在学中に女性ファッション誌の編集アシスタントを経て独立。フリーランスエディター&ライターとして、『Oggi』や『美的』などで企画・撮影ディレクション・執筆までを担当。
担当する記事はビューティ関連をメインに、食、料理、旅、ファッション、ゴルフまで多岐にわたる。また、ヘルシーなケータリングサービス“mon deli”も手掛ける。キレイを意識したメニューは撮影現場でモデルやエディターからも好評。強靭な胃腸をもつ食いしん坊がゆえ、趣味は弾丸食い倒れ旅。
Instagramアカウントは@norikomonji