ハロウィンより怖い秋のアラサー恋バナ特集
もうすぐハロウィンですが、ハロウィンよりもゾクっとするような経験をしたことがある女性がちらほら… 思わず相手に恐怖心を抱いた恋愛話を聞いてみましょう。
◆「まさか私の○○を盗んでいたなんて…」(Uさん・33歳の場合)
恋愛経験豊富なアラサーでもパッと見ではわからない男の本性。会社員のUさんが付き合った彼は優しいイケメンのサイコパス男だった!
「ちょうど30歳の時に友達に紹介されたのが彼でした。顔は爽やかだし気遣いもできる、おまけに大手メーカーの営業所長だった彼はそろそろ結婚を考えていた私にとって好条件! なぜそんな人が30歳を過ぎても独身なのかちょっぴり不思議だったんですけどね…。
彼も私を気に入り交際がスタートしました。デートでもスマートだったし友達に紹介しても嫌な顔一つせず付き合ってくれたんです。ただ嫉妬心は過去の元彼の中ではダントツ。勝手にスマホのチェックをされたり、私の着る服にも注文が多くて。
ある日、私の母から「ずいぶん前に荷物を送ったけどちゃんと届いてる?」と連絡が。でも母からの荷物の不在票がなかったので、配送センターに問い合わせをして、どうにか受け取ることができたのですが、宅配業者さんは「不在票はお宅の郵便受けに入れました」と頑な。この母からの荷物以外にも同じようなことが起きたことがあり、なんか変だなとは感じていたのですが…。
その後、彼の家にいた時、寝室のクローゼットが半開き状態だったので、閉めてあげようと近づいたら…、クローゼットの中に束になった荷物の不在票が。手にとってみるとなんと全部私宛の不在票だったんです!
背後から来た彼が『勝手にみるな!』と半ギレしたので、私はガチギレ!
『なんで○○くんが私の不在票持ってるの!?』という私に『君が変な買い物をしていないか、危険な物が送られてきていないか知るためだよ』という彼。どうやら私の帰りが遅い日にポストからこっそり抜き取っていたことが判明!
怒りが頂点に達したと同時に怖くなって、別れ話などもせず退散。紹介してくれた友人に即行電話を相談すると『ストーカーっぽくなったら怖いから引越しな!』と言われ、翌週末には引越しをして、彼との関係もそのまま清算。このサイコパス男の話、絶対に母には言えません(泣)」(Uさん)
◆「その婚約指輪のお金はどこから…?」(Aさん・31歳の場合)
嬉しいはずのプロポーズ。素敵な場所で輝くダイヤのリングをもらうのが夢という女性も多いでしょう。けれどそのダイヤ、ほんとに彼からの贈り物?
「私が体験したゾッとする話なんですけど、現在も同棲している彼との出来事です。
いずれ結婚を考えていたので『お金を貯めないと!』と思い、個人的にタンス貯金をしていたんです。身近に置いておけば、貯まりぐらいがわかるから銀行預金よりこっちの方がいいかなと。
同棲中の彼は若干金遣いが荒いところがあり… 『今日飲み会だから1万円貸してくれない?』とお願いされることも珍しくありませんでした。会社の飲み会なら多少仕方ないかと思ったし、私も手持ちがない時はタンス貯金から抜いていたことも。
ある日どのくらいになったかチェックをしようとタンス貯金を確認したら、ある程度まとまった額はあったものの思ったほど貯まっていなくて… おかしいなと思いつつも、自分も不定期に現金を入れていたし帳簿みたいなものもつけていなかったので不明瞭なまま。
程なくして彼からプロポーズをされ… その時に『指輪は君が気に入った物を今度一緒に買いに行こう』と言われたので、私が気になっていたとあるブランド店のエンゲージリングを買ってもらうことに。そのとき彼が現金で支払っているのを隣で見ていたら、数十枚の諭吉の中に見覚えのあるお札が。
ボロボロのお札で独特なジャバラの折り目がある諭吉、赤いペンで点が入った諭吉、『ちょっと待って! それ私のタンス貯金にあったお札じゃない?』そう尋ねる私に『いずれ夫婦になるんだし、共有財産ってやつだろ?』と彼。ありえなくないですか!?
全部じゃないかもしれないけれど私のタンス貯金で婚約指輪を買うなんて最低。しかも何も言わずに人のお金を勝手に盗むなんてちょっと怖いし。結局カードで支払いをさせ、タンス貯金問題は家で話すことに。新型コロナの影響もあってそれ以来なかなか結婚話が進んでいません」(Aさん)
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確かにこのお2人の男性にはゾクっとさせられる部分が。好きになると相手との些細な違和感に気付かなくなる場合も。今以上に恐ろしいことが起こらないよう、早めにモヤモヤは取り除いた方が良さそうですね。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪