くせ毛の原因は2パターン
◆先天的なくせ毛と後天的なくせ毛
くせ毛の原因には2つのタイプが存在すると言われています。
ひとつが「先天的なくせ毛」。つまり遺伝による生まれつきくせがあるタイプの毛です。もうひとつが「後天的なくせ毛」。加齢やダメージが原因で、もともと直毛の人でもくせが出てしまうタイプです。
生まれつきのくせ毛である先天性は、アイロンやストレートパーマで強制的に伸ばすことが推奨されますが、ヘアケアや生活習慣で改善が見込める後天性は、髪のダメージを減らしたり頭皮環境をよくしたり、正しい食生活を心がけたりすることでくせ毛が改善する可能性があります。
後天性くせ毛の方は、前髪のくせを直しつつヘアケアや生活習慣まで意識できるとよいでしょう。
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くせが出た前髪の直し方
◆生え際を濡らしてくせをリセットする
まずは生え際のくせをリセットすることから。水スプレーを前髪の根元までしっかり吹きかけ、髪を濡らしましょう。
◆前髪を引っ張りながら乾かしていく
前髪を濡らしたら、ドライヤーで乾かしていきます。
トップは分け目と逆側へ流しながら乾かし、前髪はザッと乾かしたら軽く下に向かって引っ張りながらドライヤーの熱を当てていきましょう。
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◆ストレートアイロンでくせを伸ばす
ストレートアイロンで前髪を挟み、くせを伸ばしていきます。のっぺり見えないよう、軽く内巻きを意識して熱を通すと、自然な仕上がりに。
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◆コームとスタイリング剤で仕上げる
くせを取った前髪をキープするために、最後はコームとスタイリング剤で仕上げましょう。
コームにキープスプレーをまんべんなくふりかけます。
前髪の根元からゆっくり髪をとかして、スタイリング剤をなじませましょう。
スタイリング剤は適宜つけ足しながら、気になる部分をとかしてOKです。このつけ方なら、つけすぎを防いで根元のふんわり感もしっかりキープできますよ。
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くせ毛を楽しむ前髪スタイル
◆カール風にうねりのあるくせ毛ヘアに
ベースは前下がりのショートヘア。目に少しかかるくらいの前髪と短いもみあげで、小顔見えも狙えます。
パーマでカールを整えて「フラッフィパーマスタイル」にしても◎。スタイリング剤をもみこむだけの時短ヘアです。
◆クールなかき上げミディ
前髪をうすく残してあとはかき上げ。毛先をハネさせてオイルを揉みこめば、今っぽい動きのあるモードスタイルに。
◆シルエット美人のボブスタイル
髪全体のくせが気になる人は、首の真ん中くらいの長さがベストレングス。ハイライトでカラーリングすれば、ナチュラルなコントラスト&メリハリが生まれ、ウェーブの陰影を引き立てます。ツヤとウェット感のあるスタイリング剤がおすすめ。
◆真ん中分けのなりゆきバング
前上がりベースのグラデーションでカットし、アウトラインに厚みを残します。顔まわりの無造作な髪の動きで、色っぽさとこなれ感のあるスタイルに。
◆レイヤーで軽やかな上品ボブ
ヘルシーな魅力が開花する大きめカールのデジタルパーマ。前髪はサイドに流してクセづけを。少量のオイルを揉みこむだけの簡単スタイリングです。
◆女らしさをキープしたショートヘア
根元をちょっぴり立ち上げてセンター分けにした前髪。うねりを活かしてやわらかな雰囲気に。ヘアオイルで仕上げたウェット感が、ナチュラルな束感で品よくきまります。
◆大胆カールでくせ毛を活かすロングヘア
ロングスタイルは大胆なカールでクラシカルな雰囲気に。ラフな髪の動きとボリューム感で女性らしさもアップ。湿気で髪が広がる人にもおすすめです。
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ストレートパーマをあてるのも手
◆ストレートパーマでくせ知らずの前髪に
毎朝セットするのが面倒、セットしてもすぐにくせが復活してしまうという方は、ストレートパーマをかけるのも手です。
もし、くせやうねりが人より強いという方は、縮毛矯正でもOK。ストレートパーマが薬剤の力で髪のくせを取るのに対し、縮毛矯正は薬剤と熱の力で髪のくせを取ります。
熱を利用した縮毛矯正のほうがしっかりくせを伸ばすことができるので、くせの度合いによって選んでみてください。
◆2〜3ヶ月に1度の施術がおすすめ
髪の伸びるスピードによって個人差がありますが、通常前髪のストレートパーマは2〜3ヶ月に1回の頻度でかけるのが目安です。
髪は1ヶ月に1cm伸びると言われていますが、1cm伸びるたびにストレートパーマをかけると、髪のダメージが蓄積されてしまいます。
根元のくせが目立ってくるのは2〜3cm伸びたころ。そのため、2〜3ヶ月に1度の頻度でかけることが推奨されているのです。
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