【目次】
・「キュンキュン」の意味や由来は?
・「キュンキュン」するメカニズムって?
・類語・言い換え
・「キュンキュン」する瞬間3選!
・「キュンキュン」したい時のオススメ作品
・最後に
「キュンキュン」の意味や由来は?
男性のふとした仕草に「キュンキュン」した経験はありますか? 今回は、「キュンキュン」したい人に向けて、みんなが「キュンキュン」する瞬間や、オススメの胸キュン作品を紹介します。最近「キュンキュン」してないな… と感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
意味
「キュンキュン」とは、「恋愛や憧れなどの感情で、胸がきゅっと締め付けられる様子」を表す擬態語です。好きな人のことを考えてドキドキしたり、彼と目が合った瞬間、胸が締め付けられたり…。そんな異性に対する胸の高鳴りを、「キュンキュン」という言葉で表現します。
ただ最近では、恋愛以外にも可愛いものを見て気持ちが高まった時や、感動した時などにも使われるようになっています。
由来
「キュンキュン」は、恋した時などの息苦しい状態を表わす「キュン」を、2回繰り返すことで生まれた表現です。連続して使うことで、より程度を増した表現になったと考えられます。語源である「キュン」は、胸が軽く締め付けられるような感情を表現する際によく用いられる、オノマトペ的表現です。
「キュンキュン」するメカニズムって?
「キュンキュン」という感情には、実はきちんとした医学的根拠があるのを知っていますか? 異性の特定の仕草や言動を見て「キュンキュン」した瞬間に、脳では“アドレナリン”、“ノルアドレナリン”、“ドーパミン”という3つのホルモンが分泌されます。すると、心拍数が上がって興奮状態に!
この3つのホルモンの作用によって生じる恋心が、「キュンキュン」のメカニズムだとされています。「キュンキュン」する瞬間の胸が締め付けられる感覚は、「気のせい」ではなく、体が起こす反応だったのですね。
類語・言い換え
続いて、「キュンキュン」の類語や言い換えを紹介していきます。
1:胸キュン
「胸キュン」とは「胸がキュンとする」の省略形で、心がときめいたり、胸が締め付けられたりするような切ない感情を表現する言葉です。「キュンキュン」と同様、ときめきや異性へのドキッとする感情が起こった時に用いられます。
2:胸が高鳴る
「胸が高鳴る」とは、「期待や希望などの思いが募り、心が浮き立つこと」を表現する言い回しです。未来のことを想像すると期待で気持ちが盛り上がる、そんな状況を指します。恋愛においても、好きな人ができて、相手のことを考えるだけで胸が「キュンキュン」している状態は、「胸が高鳴っている」といえるでしょう。
3:ときめく
「ときめく」とは、「喜びや期待などで胸がどきどきすること」を指します。恋心や嬉しさなどで感情が高まって、気分が盛り上がる感覚です。「キュンキュン」と同じように、心拍を自覚するくらいに心がドキドキしている状態を表しています。
「キュンキュン」する瞬間3選!
あなたは、どんな時に「キュンキュン」するのでしょうか? みんなが「キュンキュン」する瞬間を3つ紹介します。
1:後ろから抱きしめられた時
「キュンキュン」する瞬間、一つ目は、彼に後ろから急に抱きしめられるというシーンです。一種のサプライズなので嬉しい驚きもあり、ときめいてしまいますよね。抱きしめられた腕から彼の愛情が伝わってきます。至近距離で相手を感じられることから、とても特別な瞬間だといえますね。
2:「好き」とストレートに言われた時
想いを打ち明けられるというシチュエーションも、トキメキを感じるタイミング。「好き」という言葉を伝えられるだけで、自分に対する特別な想いにドキドキしてしまいます。付き合っているいないにかかわらず、誰だってストレートな愛情表現は嬉しいものですよね。
3:「頑張ってるね」と、頭ポンポンされた時
鉄板の「キュンキュン」ポイントは、なんといっても「頭ポンポン」です。「頑張ってるね」と自分の頑張りを褒めてくれる言葉もセットなら、嬉しさは倍増。普段はたくましく、男性社会でも実力を発揮している女性でも、時には男性に甘えたいと感じています。そんな時に努力を認められ、頭をポンポンされると、ドキッとする気持ちは抑えられません。
「キュンキュン」したい時のオススメ作品
ここからは、「キュンキュン」したい時にオススメの漫画・映画・小説を紹介します。
オススメ漫画:『ストロボエッジ』
『ストロボエッジ』は、“咲坂伊緒先生”が描く少女漫画です。主人公の仁奈子は、自分に好意を抱いてくれている大樹と一緒にいるのは楽しいけれど、それが恋なのか分からずにいました。そんな時、ある事がきっかけで、仁奈子は学校で人気の男の子、蓮に恋する事に…。切ない片思いに「キュンキュン」したい人は、ぜひ『ストロボエッジ』がオススメです。
オススメ映画:『恋は雨上がりのように』
『恋は雨上がりのように』は、“眉月じゅん先生”の原作漫画を実写映画化した作品。かつては陸上のスター選手だったが、怪我で夢を諦めてしまった橘あきら(小松菜奈)は、雨宿りで入ったファミレスでアルバイトをすることに。その理由は、店長の近藤正己(大泉洋)の存在だった。
「女子高生と中年男性の恋愛」という、一見すると現実離れしたテーマが本作の魅力です。あきらが徐々に店長に惹かれていく過程が繊細に描写されていて、ぐっときます。
オススメ小説:『君の膵臓を食べたい』
『君の膵臓を食べたい』は、“住野よる先生”による青春小説。高校生である主人公が、クラスメイト・山内桜良が重病で余命いくばくもないことを偶然知ってしまうところから物語が始まります。ヒロインの闘病の様子と恋愛模様が丁寧に描かれており、感動すること間違いなしのラブストーリーです。
最後に
今回は、「キュンキュン」という言葉の意味から、「キュンキュン」する瞬間やオススメ作品まで幅広く解説していきました。実際に恋をしなくても、漫画や映画を通して「キュンキュン」する気持ちは十分楽しめます。「キュンキュン」する気持ちを忘れずに、楽しい毎日を送っていきましょう。
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