この結婚失敗!? ハイスペック男と結婚した先に待っているものは…
女性なら一度は憧れるハイスペック男性とのセレブ婚。
華やかな結婚式、豪勢な生活、華麗なる交友関係。そんな憧れの結婚をしたものの“幸せ”とは限らなかった2人の女性の結婚生活を紹介! これでもあなたは憧れる?
◆医者一族と結婚したナオコさん(仮名)32歳の場合
ナオコさんと彼の出会いはとってもロマンティック♡ 彼女が大学のサークルでケガをして以来通っていた病院で当時研修医だったご主人。患者と医者の卵という2人はその関係を飛び越え交際。数年後ナオコさんは彼と結婚し専業主婦になったのですが…。
「当時はみんなからものすごく羨ましがられました。通っていた病院の院長息子。おじいさまから親類まで医者医者医者のオンパレード。私もセレブ一族の仲間入り! なんて浮き足立ってた時が懐かしいですね。てっきりお手伝いさんがいたりショッピング三昧の休日を過ごしたりできるなんて思っていたんですが大違い!
まずは家事。主人にはいつも『完璧以上を目指すように』と厳しくチェックされる毎日。家計は彼が管理するため私個人が使えるお金はほとんどありません。口紅一つ買うのでさえ主人からその代金をもらわなくちゃいけないし。
それ以外に毎月のお墓参り、義両親や義兄弟の誕生日会などの食事会への参加や贈り物探しなどファミリーイベントに加え、盆暮れ正月は親族が集まるため私は給仕係を完璧にこなさなければなりません。もちろん主人が普段お世話になっている方々への季節のご挨拶も欠かせません。だから友達と遊ぶなんてことは全くできてないのが現実。自分の時間はほぼありません。
彼のご両親からは『元気な男の子を産むんだよ』と顔を合わせるたびに言われる始末。周りが思うセレブ婚というより、食べ物には困らない婚と言ったほうが合ってるかも。これでも医者一族と結婚した私が羨ましいですか?」
◆名家と結婚したマイさん(仮名)35歳の場合
私は平民中の平民! と話すマイさん。彼女は結婚を機に地方へお引越し。ご主人の実家は地元でも有名な超名家だった!
「社会人2年目の時、転勤してきた今の主人と出会って付き合いました。当時は名家出身だなんて話してなかったし、結婚も考えていなかったから20代の恋愛って感じで楽しいお付き合いをしていたんです。
結婚してほしいって言われてびっくりしたけど、彼とならと思ってOKしました。いずれ地元で家業を継ぐみたいなことは聞いていたけれど、ご両親へご挨拶に行ったときに腰を抜かして…。
彼の家がもう旅館みたいなお屋敷で、ほんとにここに嫁ぐの? と呆然。主人のご両親は着物で迎えてくれるし、お茶を持ってきてくれるお手伝いさんもいたり。さすがに圧倒されましたね。主人、隠れハイスペック男だったんです。憧れのセレブ婚〜♡ なんて思っていたらとんでもない!
結婚後、主人は東京、私だけ主人の地元で花嫁修行! 着物の着付けからお華、お茶、お習字。その他にも和歌、日本舞踊はお義母さんからみっちりレッスン。
家のしきたりは当然、食事の作法もすっごく細かいんです! この歳になって茶碗を持ち上げる所作を厳しく指導されるとは思わなかった。
こんな平民中の平民女が今さら女子力上げろと言われても無理〜。私も若かったから我慢できずよく泣いていました。今はようやく主人と一緒、娘も生まれてお陰で楽しい生活を送れています。
けれどあの孤独な“花嫁修行”だけはセレブ婚は失敗したなと感じた日々でした」
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おふたりとも誰もが認めるハイスペ男子と結婚をされましたがどうやら多難な結婚生活を過ごされたみたいですね。特にこの2人のような生まれつきセレブリティ一家に生まれているご主人の元へ嫁ぐ女性はある意味大変かも!
どうやらハイスペック男=思い描く“幸せ婚”というだけではないのかもしれませんね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪