【目次】
・【比較】眉毛でこんなに印象が変わる!
・【タイプ別】眉毛の整え方を確認!
・【描く順番】上手くいく眉の描き方
・【おさらい】今どき眉メイクのポイント
【比較】眉毛でこんなに印象が変わる!
【1】華奢… ではなく残念眉
機嫌の良し悪しを判断されるなど、アイメイクを支える“眉毛”は表情・印象を左右するといっても過言ではありません。「自眉を活かしたつもりが残念眉に…」という女性は意外と多いのです。
細くて心もとない眉(左)と、ナチュラルな美眉(右)。流行も気になりますが、自分の顔立ち・骨格に最も似合うのは、自眉を整えたナチュラルなアイブロウメイクです。
【2】主張が強いとどうなる?
キツイ印象に見られがちな人は、もしかしたら眉毛の主張が強いのかも? Oggi世代は、ちょっぴりリラクシーで親近感のある印象が理想です。
▲知的風なのは魅力だけど、強すぎると“コワ見え”に。
▲髪色よりも明るく、自眉を活かしたやわらか眉が今どき。毛流れや毛並みを整えるのもポイントです。
【3】マスク顔はより目元を優しげに
今までの“目ヂカラ”に頼ったメイクは、マスク顔だと近寄りがたい印象に。
▲眉山キリッ! 知的美人だけど、無表情だと不機嫌そう…。
▲マスク顔の視線が集まる目元は“優しげ見え”を意識して。眉山の角度をつけすぎず、色味は明るめに。親しみやすいやわらか眉です。
【タイプ別】眉毛の整え方を確認!
【1】ぼんやり眉
眉頭が薄く、ぼんやりした印象の眉タイプ。
アイブロウブラシで毛流れを整えてからパウダーで仕上げます。
きちっと締まりつつ、主張しすぎない眉に。
【2】左右非対称の眉
左右の長さが違う眉タイプ。
長い方に合わせるよりも、形がきれいな方に合わせましょう。今っぽさのある、向かって左側(短い方)に合わせて右側をカット。
ブラウンパウダーで仕上げて女っぽく。
【3】まばらな眉
短めにカットしていてまばらな眉タイプ。
薄い個所をペンシルで足しながら、パウダーで整えましょう。
髪色に合わせ、オレンジ系のパウダーで仕上げています。
【4】しっかりきっちり眉
しっかりした濃いめの眉タイプ。
メイク感が強くなりすぎないよう意識を。キツく見えがちな眉山は、コンシーラーでなだらかに整えて。
“濃さ”が主張しないよう、淡色パウダーで優しげに仕上げましょう。
【5】太い&下がり気味の眉
くっきりさせると古見えしがちな眉タイプ。
眉山はさらっと輪郭をとる程度でOK。オレンジ系のパウダーでナチュラルな眉山に。
下がり気味の眉は、ブラウンのマスカラで上向きに流すと自然な角度がつきます。
【6】細い眉
キツく見えやすい細眉タイプ。
ブラウンのパウダーを眉の上下ともオーバーめにのせて、さりげなく太さをプラス。
仕上げにピンクのパウダーをふわっとのせて、女らしさとやさしさを。
【7】薄い眉
眉頭も眉尻も薄い眉タイプ。
眉ラインを決めたらブラウンのパウダーでベースをつくり、ブラウンのペンシルで少しずつ描き足しましょう。
≪眉ラインの決め方≫
1. 眉毛を上に持ち上げたときにくぼむところを眉山に設定。
2. 眉頭を目頭よりも1mm内側に設定。
3. 口角→目尻の延長線上の眉尻を設定。
仕上げにパープルのパウダーをサラッとのせると、立体感がプラスできます。
【8】左右の高さが違う眉
メイクに苦戦する、左右の高さが違う眉タイプ。
低い方に合わせて高い方の眉山をカットします。低い方は上に、高い方は下に、ブラウンのパウダーを足して整えましょう。
仕上げにピンクのパウダーをふわっとのせて、なじませて。
【描く順番】上手くいく眉の描き方
【1】パウダーをのせる順番
美眉に仕上げるポイントは毛流れを見せること。きれいに仕上がる「パウダーをのせる順番」を確認しましょう。
1. 最初に眉の中央[b]にパウダーを置きます。
2. 眉山をくっきりさせないように、眉尻[a]に向かってラインを整えます。
3. 最後は眉頭[c]。ここが濃いと男っぽくなってしまうので注意。
【2】毛流れを整える
下がり気味の眉・下に向いている毛・暴れている毛を、透明マスカラで上向きに流しましょう。特に眉頭はしっかり立ち上げて。
【3】量や太さが足りない場合
輪郭が強調しないよう、パウダーで太さをソフトに出します。上下のラインが平行になるように描くのがポイント。
【4】角度がつきすぎている眉
角度が上がりすぎている眉は、眉頭・眉尻を調整しましょう。ブラウンのパウダーでゆるやかに。
(写真:左)眉下ラインは、眉山~眉尻にかけて平らに。
(写真:右)眉上ラインは、眉頭~眉山にかけて平らに。
【おさらい】今どき眉メイクのポイント
きちんと見えやわらか眉メイク
マスク顔でもやわらかな印象をあたえる眉メイクをおさらいしましょう。
\使用したコスメは…/
▲ケイト|デザイニングアイブロウ3D EX-5
≪メイクのやり方≫
▲スクリューブラシで毛流れを整え、毛量の足りない部分を確認します。
▲パレット下2色のパウダーを混ぜ、太ブラシで眉頭以外にのせます。
▲中央のパウダーを細ブラシにとり、下の眉尻側1/2をやや水平に描きます。
▲下2色を混ぜ、細ブラシで毛が薄い部分に足していきます。
▲太ブラシに残ったパウダーで、眉頭をぼかします。“描いた感”を出さないのがポイント。
▲マスカラで眉頭を立ち上げます。
▲眉頭以外は、眉尻に向かってスッスッととかして整えます。下がり気味の部分がある場合は、上向きにとかしましょう。
▲完成!