1:気遣ってくれる方向がズレている
恋愛経験が浅い男性は、女性の気持ちを理解しているつもりでピントがずれている人も多め。女性が「こうしてほしい」「こんなふうに言ってもらいたい」と思っていることと、まったく異なる気遣いをしてくれる人も多いのです。
気遣ってくれることは嬉しくても、ピントがずれまくっていると、恋人間では落胆のもとにも。付き合いたての頃は気にならなくても、そのうちに「彼の気遣いは嬉しいけれど、なんか疲れる…」なんていうことも起こりやすいのです。
2:束縛や嫉妬などを真正面からぶつけられる
束縛や嫉妬は、相手を想うからこその感情ですが、それなりに恋愛経験を積むにつれ、自分の内に秘めるスキルを身につけていくもの。
けれど恋愛経験の浅い男性は、そもそも自分の嫉妬心との付き合いかたもわからないので、束縛というわかりやすい形で恋人への想いをぶつけてくる人も多い。あからさまに束縛ルールを設けるパターンのほか、気に入らないことがあると不機嫌になったり、恋人に対して意地悪をしたりという幼さが垣間見える話も珍しくありません。
社会に出ている女性が、社会人として最低限の社交をしているだけでも、恋愛経験の浅い男性から見るとヤキモチの対象になってしまうこともしばしば…。
3:彼を中心に話が進む
恋愛は、相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションをとる学習の場でもありますよね。だからこそ、恋愛経験の浅い男性との交際では、何かにつけて“彼女の気持ちに寄り添う”ができずに彼本位で話が進んでしまうといったことも起こりがちに。
彼に悪気はなく、単なる経験不足からの展開であっても、女性が意図しない方向に勝手に解釈を進められてしまい、いちいち話がややこしくなる… なんていうケースも多いのです。丁寧に説明すれば意思の疎通が図れるでしょうが、ちょっとした話でも毎回のように細かく説明しなくてはならない環境に、いつしか疲労が蓄積される女性も少なくありません。
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誠実で信頼できるパートナを求める女性にとって、恋愛経験の浅い男性は安心感のある人にも映りがち。しかし実際に交際をしてみると、思いもしなかったことが続く… というのもありがちな話です。心して付き合えば、ストレスも軽減される… かも!?
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。