ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#58>
前回記事:『体の関係はナシで… 人妻が「男友達」が欲しがるのはイケナイこと?<働く女性のお悩み相談室#57>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
「恋愛相談」する女には、要注意!
お悩み:婚約中の彼氏から「同僚(女)に恋愛相談したいと言われたから飲みに行ってもいい?」と尋ねられました。彼を疑っているわけではないのでOKしたのですが、翌日も仕事があるのに0時を過ぎても何の連絡もなく、朝帰りしていたんです。私は普段、彼の負担にならないよう早く帰るなどして気を使ってあげているから、なんだかモヤモヤしてしまって…。ただ、うるさい彼女にもなりたくありません。どう対処するのが良いでしょうか。
相談内容から察するに、相談者さんはとても性格の良い女性なのでしょうね。
…しかしながら世の中には、いろんな人がいます。性悪女もいるし、計算高い女もいるし、他人を蹴落としても平気な顔ができる女もいるのです。
相談者さんは彼を「疑っていない」と仰っていて、確かに彼の側にはやましい点などないのかもしれません。相談者さんと同様にピュアで、ただ素直に「同僚の恋愛相談を聞いてあげよう」と思って出かけたのかもしれない。(少々鈍感であることは否めませんが…)
けれど、相手の女性はどうでしょう。
わざわざ婚約中の男性に「恋愛相談したい」と持ちかけ、飲みに誘い、明け方まで付き合わせるのは… かなりの確率で要注意な女性と言っていいのでは。
そもそも「恋愛相談」は、その内容から艶のある話題に持ち込みやすく、異性を落とす古典的手法としてよく使われてきた手です。
百歩譲って、同僚女性にそこまでの意図がなかったとしても、普通は「婚約者に悪いな」「誤解を与えないようにしよう」という考えが先に立つのではないでしょうか。
しかしながら、この女性の振る舞いには、同性である相談者さんに対する遠慮も配慮も感じられませんよね。
相談者さんの立場で考えるなら、彼を疑うことはなくとも、同僚女性には重々目を光らせておいた方がいいと思います。
次回からは許可せず、断ってもらえばいい
今回の朝帰りについてはもう終わってしまったこと。それに「行ってもいいか」と尋ねてきた彼に相談者さんがOKを出したわけなので、蒸し返して事を荒立てるのはやめておくのが無難です。
けれども次にまた彼が同じようなことを言ってきたら、今度はハッキリ伝えてみてはどうでしょうか。
「あなたのことは信頼しているけど、恋愛相談を持ちかける女性は信用できない」と。
結婚を控えた男女にとって、信頼を積み重ねることほど大事なことはありません。婚約者の信頼と同僚の恋愛相談。どちらが大事かくらい、彼にだってわかるはず。
「口うるさい彼女になりたくない」と心がけるのは良いとしても、せっかくの縁に邪魔が入らないよう、ここぞという時の危機管理はしておいた方がいいと思います。
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お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。