「ショートケーキ」
ショート=短いという意味?
数あるスイーツの中でも人気の高い、ショートケーキ。王道中の王道で、赤と白のかわいいビジュアルと贅沢な甘みに特別感を感じる人も多いはず。私も大好きです!
ここで問題です。この「ショートケーキ」のショートは「短い」という意味で正解でしょうか?
答えは×
ショートケーキで使われるショートという単語。英語では「Short Cake」と書きます。
実は“short”は短いだけでなく、“サクサク”という意味も持ち、欧米やヨーロッパでは生クリームをビスケットの生地で挟んでいるようなものが特徴なのだそう。
ショートケーキは、100年ほど前に日本に伝わったとされ、当時の日本人は、なじみのなかったビスケット生地を日本風にアレンジして、ふわふわした生地を使ったといわれています。その名残が現在でも受け継がれ、ショートケーキと呼ぶようになりました。
ちなみに今では、日本スタイルのショートケーキは世界でも知られるようになり、オーダーできるお店も増えているそうですよ。
いかがでしたか? 普段使っている言葉でも、語源を知ると面白いですね。日本ではこうした語源や略語、正式名称がたくさんあります。こちらまとめているので、トライしてみてください。
▶︎正式名称クイズ
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