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2021.05.25

社会人なら正しく使いたい!「ご笑納」の意味や使い方、使える相手・場面ごとの注意点について解説

相手に贈り物をする際に添える言葉として、「ご笑納」という言葉があります。実はこの言葉、正しく理解をしないで使っている人が少なくありません。本記事では、「ご笑納ください」の意味や、ビジネスで使う際の注意点などについて解説します。

【目次】
「ご笑納」の意味・使える相手や場面・注意点とは?
「ご笑納」の使い方を例文でチェック
「ご笑納」の類語にはどのようなものがある?
最後に

相手に贈り物をする際に添える言葉、「ご笑納」という言葉をご存知でしょうか? 正しい意味を知らないで使うと、恥をかいてしまう…。なんてこともあるかもしれません。本記事では「ご笑納ください」の意味や、ビジネスで使う際の注意点などをご紹介していきます。

「ご笑納」の意味・使える相手や場面・注意点とは?

「ご笑納」とは、一体どんな意味で誰に対して使える言葉なのか、また、ビジネスで使うことができるのか気になるところですよね。まずは、「ご笑納」の意味や使える相手、注意点などをご説明していきます。

「ご笑納」の意味

(c)Shutterstock.com

では最初に、漢字を分けて意味をみていきましょう。「笑」とは「笑う」「笑いを促すこと」、「納」には「しまう」「中に入れる」「受け入れる」という意味があります。

「笑納」とは「笑って納めること」。「ご笑納ください」とすると、「笑って納めてください」という意味になります。贈り物をする際に、「つまらないものですが、笑って受け取ってください」というニュアンスで使う言葉です。

また、「笑納」だけで使われることはありません。必ず「ご笑納」という形で、相手に贈り物を受け取ってもらいたい時に使う言葉です。自分が「笑って受け取る」という意味では使えません。

NG「ありがとうございます。ご笑納いたします」

「ご笑納」と「ご受納」、「ご査収」との違いとは?

相手に「受け取ってください」という意味で用いる言葉に、「ご査収」と「ご受納」があります。これらの違いについて、説明していきます。

「ご査収」は、「調べて、受け取ってください」という意味。主に、メールや手紙などで、添付したファイルや資料を見てもらいたいときに使う言葉です。請求書や見積書といった、必ず見てほしい物があるときに用いると良い表現。

「ご査収」を使う時は、必ずファイルや資料が添付してある時に使う言い回しです。ただ単に、「メールを受け取ってください」ということを伝えるのには、相応しくありません。

「ご受納」とは、「受け取って納めてください」という意味。金品などの贈り物をする際に添える言葉ですが、口頭で使うことはあまりありません。メールや手紙に添える書き言葉として使います。

「ご笑納」を使う場面はビジネスや内祝いを贈る時など

「ご笑納」は一般的に、お中元やお歳暮、お祝いやお礼の品などを贈る際に使う言葉。「お恥ずかしいですが…」や「大したものでは、ありませんが」というニュアンスで使うことができます。

また、お金や商品券を贈る時にも「少ない額ですが…」という意味で使えますが、「ご笑納」は「大したものではないですが」というニュアンスの言葉。お金や商品券を贈る場合は、「心ばかりですが」や「ささやかですが」などとする方が相応しいでしょう。

「ご笑納」は目上の方や付き合いの浅い相手には使えない

(c)Shutterstock.com

「ご笑納」は謙遜していう表現ですが、とても気さくな言い回しです。ビジネスシーンでは、気心の知れた間柄の人に使うのは問題ありません。しかし、そんなに親しくない間柄の人に対して用いると、人によっては不快に思う人もいるかもしれません。目上の方や、ビジネスの取引先の相手に使うのはおすすめできません。

「ご笑納」はお詫びや謝罪の際には使ってはいけない

相手に迷惑をかけた時や、ミスを謝罪しに行く際に、手土産を持参することがあると思います。その様な時に、「ご笑納ください」と言って手土産を渡すのは相応しくありません。前述したとおり、「笑って受け取ってください」や「大したものではありませんが」というニュアンスが含まれているからです。お詫びや謝罪の時は、「お納めください」が表現として好ましいでしょう。

「ご笑納」の使い方を例文でチェック

贈り物をする時、実際どのように「ご笑納」を使うのか例文をご紹介します。

1:「先日は、大変お世話になりました。心ばかりですが、どうぞご笑納ください」

「心ばかり」とは「ほんの気持ちですが」という意味。よく「ご笑納」と併せて使われる言葉です。お世話になったお礼に、品物を贈る時のフレーズに使えますよ。

2:「ささやかながら内祝いの品をお贈りいたします。ご笑納いただければ幸いです」

内祝いを贈る際に、「ささやかな内祝いの品ですが、受け取ってもらえると嬉しいです」という意味で使う言葉です。

3:「日頃の感謝の気持ちを込めて、お中元の品をお送りしました。ご笑納いただけますと幸いに存じます」

お中元を送る時の言い回し。「幸いに存じます」とすることで、より丁寧に表現することができますよ。一方で、「ご笑納ください」と言われて贈り物を頂いた場合、「ありがたく頂戴いたします」や「お心遣いありがとうございます」、「ご丁寧にありがとうございます」と言うのが返事として相応しいですよ。

(c)Shutterstock.com

「ご笑納」の類語にはどのようなものがある?

相手によっては、「ご笑納ください」はちょっとフランクすぎるかな…、と思う事がありますよね。そんな時に使える言い換え表現をご紹介します。

1:「お納めください」

「納める」は、「お金や品物を自分のものにする」という意味を持つ言葉。「お納めください」とすることで、相手に「受け取ってください」とお願いする表現になります。

2:「お受け取りください」

「受け取る」は、「渡されたものをおさめる」こと。「お受け取りください」は、「受け取ってください」という意味で使う言葉。より丁寧に言いたい場合は、「お受け取りくださいませ」などと表現します。

3:「ご笑味(ごしょうみ)ください」

「ご笑味ください」は、あまり馴染みのない言葉かもしれません。食べ物を贈るときに使う表現で、意味は、「粗末な品ですが、お笑い草にひとつ召し上がって下さい、という謙遜の気持ちを込めていう語」(小学館『デジタル大辞泉』より)

最後に

贈り物をする際、「お納めください」を使う事が多いかもしれませんね。しかし、今回ご紹介した「ご笑納ください」も、贈り物をする時に使う友好的な表現です。ビジネスシーンにおいて、親しい間柄の方に贈り物をする際、「ご笑納ください」と表現されてみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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