当たり前にしていたケアが、実は肌を傷つけている!?
世の中には美容情報があふれていますが、「これがいい!」「効くのはこれ!」といわれているものを試しているのに、なぜか肌トラブルが絶えない…。そんな人も多いのでは。
その原因は、自分の肌に合わないケアをしているから。肌のタイプに合わないケアをすると、かえって肌にダメージを与えることに。また、ケアを頑張りすぎてしまう「やりすぎケア」も問題! 摩擦が多く、乾燥やシワ、しみを招きます。
美肌のために必要なのは、正しい知識。そこで、書籍『正しい知識がわかる 美肌事典』(高橋書店)の中から、美肌に役立つTipsをご紹介! 計5回にわたるプチ連載形式でお届けします♡
肌をいじめる最大の原因は…「やりすぎスキンケア」!
肌を老化させる原因の80%以上が紫外線。紫外線は、肌のハリや弾力、代謝にかかわる部分を直接的に老化させます。また、栄養不足や睡眠不足など生活習慣の乱れも大きな要因です。
ただしそれ以前に、無意識の行動や「よかれ」と思ってやっていることが肌をいじめている場合も少なくないのです。「間違ったスキンケア」をしていると、健康な肌がつくられず、肌老化や肌トラブルの原因に。紫外線を防御する力も弱まるので、紫外線による影響も受けやすくなります。
【肌をいじめる原因ランキング】
5位:やらなさすぎのスキンケア
メイクをきちんと落とさない、保湿が足りないなどのやらなさすぎも問題! 乾燥や大気汚染など、毎日肌はダメージを受けています。対策をしないと大変なことに…。
4位:酸化
肌を酸化させる活性酸素は、紫外線や大気汚染、喫煙のほか、ストレスでもつくられます。活性酸素が増えすぎると身体や肌にダメージを与え、老化の原因に。
3位:紫外線
夏だけでなく、春や秋、冬の紫外線にも要注意! 紫外線は真皮まで届き、シワやたるみなどの肌の老化を引き起こします。曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。
2位:栄養バランスや睡眠不足
肌をつくるもとである食事をおろそかにして栄養バランスが崩れると、肌へ影響があらわれます。睡眠不足はターンオーバーのサイクルを狂わせることも。
1位:やりすぎスキンケア
触る、いじる、刺激するという行為は、すべて肌への負担になります。このためスキンケアやメイクで顔に触ったりセルフでマッサージをしたりする回数が多いほど、未来の肌トラブルを招きやすくなるのです。
やらなさすぎず、やりすぎず、といったちょうどよいスキンケアを目指しましょう!
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次回以降も、美肌に近づくために役立つヒントをお届けしていきます! また書籍では、自分の肌タイプの診断や、タイプ別に合うスキンケア方法についても詳しく解説されているので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね♡
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イラスト/omiso
正しい知識がわかる 美肌事典
監修/櫻井直樹 著/永松麻美 出版/高橋書店
肌によかれと思ってしたことが、逆に肌の負担になっていた。そんなケースが増えています。原因は、それが自分の肌タイプに合わないケアだから。自分が「敏感肌」だと思っていても、じつは肌の皮脂量によって使うべきアイテムは異なります。このため「敏感肌用」商品を使って、逆にトラブルを悪化させることもあるのです。本書は、5つの肌タイプ別に、最新美容医療に基づいたスキンケア方法を教えます。正しい知識で、あなたの肌を守りましょう。
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