丘みどりさんってどんな人?
今回ご紹介するのは、演歌歌手の丘みどりさん。
伸びのある歌声と明るいキャラクター、そして歌の世界観を情感たっぷりに演じる表現力を合わせ持つ彼女は、NHK紅白歌合戦に2017年から3年連続出場を果たした。
一躍、演歌界で若手のトップに躍り出たが、決して順風満帆な歌手活動ではなかったという。
ーー演歌歌手になった理由とは…?
5歳の頃に見た鳥羽一郎氏に憧れ、演歌の道を志した彼女は、11歳で地元・兵庫県の日本民謡祭名人戦に優勝し、「民謡の天才少女」と呼ばれた。
演歌歌手への足掛かりになればと、18歳でアイドルとしてデビュー。ところが、演歌の世界からはほど遠い仕事ばかりだった。
そして3年後、演歌歌手として再デビューを果たすも、「歌がうまいわけでもないし何の特徴もない」とヘソ出しにミニスカートの衣装を求められ、観客からは「そんな恰好で演歌を歌うんじゃない」と怒られたこともあったという。
それでも、「自分の演歌を聴いてほしい」と地道に全国を回って営業活動を続け、ファンの心をつかんでいった。
丘みどりさんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 衣装は当日に決める
衣装は、会場の規模などを加味して当日に決めるのが彼女流。観に来てくれたお客さんに最高だったと思ってもらえるようなステージに。
■2. 1日3本、ドロドロのメロドラマを観る
歌の世界観を演出するためには、演技力に磨きをかけることが大切。そのため自分自身では経験できないようなドロドロのドラマを観る。
■3. エゴサーチを欠かさない
本番が終わると、エゴサーチをするのが定番。たとえ悪口であっても、自分のことを知ってもらえるのがうれしいという。
■4. 移動中の車内は無音
歌詞など頭に入れることが多い彼女。移動中の車内は無音にすることで、覚えることに集中。
■5. 地方では1人スナック
地方での公演前は、必ずスナックに立ち寄るのがルール。地元の情報を聞いて、本番での話のネタに。
■6. 毎日、父とLINE
離れて暮らす父との日課が、LINEすること。上京して6年間、毎日連絡をとることで辛いときも前向きな気持ちにさせてくれるそう。
■7. やらずに後悔より、やって後悔
同じく歌手になることを夢見た亡き母が言った「やらずに後悔より、やって後悔」という言葉をポリシーにしている彼女。現在、コロナ禍で思うような活動ができていないが、それでも彼女は新たな挑戦をし続ける。
* * *
次回の「7ルール」の放送は、3月9日(火)よる11時00分~。岡山県勝山で200年以上の歴史を持つ老舗酒蔵「辻本店」。女人禁制が当たり前の日本酒造りで、29歳の若さで7代目を継いだ「御前酒」杜氏・辻麻衣子さんをご紹介!
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡