岡田幸子さんってどんな人?
キッチンやインテリアグッズ、ファッションアイテムからモバイルグッズまで、生活雑貨が300円(税抜)で購入できる「3COINS(スリーコインズ)」。
デザイン性と実用性の高い品揃えで、トレンドと価格に敏感な女性たちの心をつかみ、ここ10年で店舗数は3倍に増加。全国に200店舗以上を展開するまでに。
今回ご紹介するのは、そんな3COINSの急成長を支えてきた、商品部MD(マーチャンダイザー)の岡田幸子さん。
ひと月に発売される新商品の数は、なんと約800種類。商品開発や販売戦略を担う商品部の責任者を務める彼女は、魅力ある新商品を生み出すために、日々試行錯誤を繰り返している。
3COINSの商品部MDになった理由は?
カウンセラーを目指して大学では心理学を専攻した彼女だが、やりたいことが見つからず、就職先が決まらないまま卒業。なんとなく始めたのが、3COINSでのアルバイトだった。
ところが、3年目には店長を務めて正社員になり、7年目の30歳で商品部のバイヤーに抜擢。「目の前の求められたことに対して、頑張れるならやってみよう」という思いで、仕事に打ち込んだ。
そしてバイヤーを始めて3年後に商品部のリーダーになり、実際に仕入れを行う11人のバイヤーを束ねるリーダーとなった。
岡田幸子さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 最初に店全体を引きで見る
週に1度は店舗視察のために実際にお店へ足を運ぶ彼女。その際、まずはじめに全体を引きで見て、お店の見え方やお客さんの流れなどを観察。
■2. ビビッドカラーは程々に
似た商品が100円ショップにあると、安さでは勝てない。そのため、落ち着いたトーンの“高見え”するデザインにこだわっている。
■3. トレンドは韓国系ブランドでチェックする
世の中の流れに常にアンテナを張っている彼女がチェックしているのが、韓国系ブランドのサイト。韓国からトレンドが流れてくることが多く、参考になるのだとか。
■4. 買い物中は300円で作れるか考える
生活の中で商品開発のヒントを得ることも多い彼女。買い物中も300円でつくれないか考えることが、魅力的な商品開発につながる。
■5. 日曜日は恋人と安くて美味しいごはんを食べる
日曜日は、恋人と一緒に安くて美味しいごはんを食べに行くのが定番。プライベートでも、安くて良いものを追求するのがモットー。
■6. 話を聞くときは手を止める
商品部のリーダーとして11人のバイヤーを束ねる彼女には、意思疎通を図るためのルールが。それは、話しかけられたときは手を止めて相手の顔を見ること。
■7. バイヤーの考えは否定しない
バイヤーのやりたいという気持ちは否定せず、一緒に実現可能な方法を模索するのがポリシー。11人のバイヤーそれぞれの良さが商品づくりに活かせるように、意見や考えを尊重する。
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次回の「7ルール」の放送は、2月9日(火)よる11時00分~。
チョコレート売り上げナンバー1ブランドとして知られるロッテの看板商品「ガーナ」。50年以上の歴史を持つブランドの新商品開発現場に密着。日々時代に合わせた理想の味を追求し、新たな挑戦を続けるチョコレート研究員・村松美紀さんの7つのルールとは…?
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