硬貨の表はどっちだ?
現金を使う機会が減っている昨今ではありますが、硬貨の表はどちらの面かご存知でしょうか?
A. 金額が大きくある面が表
B. 製造年がない面が表
正解は…
正解は、B!
硬貨の表は実は製造年がない面なんです。5円玉以外の硬貨は金額が大きくある面が裏になるんですね。
びっくりしませんでしたか?
金額が大きくある面が表と思っていた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
硬貨の裏表は慣例で決まった?
硬貨の裏表は、実は法律などで決められたものではないんです。
貨幣を製造する造幣局が作業上の必要性等から裏表を決めるにあたり、これまでながらく製造年のある面が裏であった経緯を踏まえ、製造年のある面を裏と決めました。裏が決まったことで、その反対側が表になりました。
ポチ袋に硬貨を入れるときの向き
小学校入学前の小さなお子さんには硬貨でお年玉を渡すケースもあるかと思います。
そういった場合は硬貨の表を上にして入れるのが正解です。
なお、硬貨については、お札のように銀行ですぐに両替することができず、新しい硬貨を準備することが容易ではありません。そのため、日頃から気がついたらきれいな硬貨をとっておくと良いと思いますよ。
それでもどうしても新しい硬貨を入手したい! という場合には銀行で両替することになりますが、新しい硬貨を在庫として保管しているとは限らず、新しい硬貨の両替ができるかどうか、また手数料や両替にかかる日数などをまずは問い合わせることをおすすめします。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!