【地金使いの照明】で、雑多な部屋が一気にお洒落にシフト!
ひと昔前は無骨でソリッドな工業製品的イメージがあった、地金使いのインテリア。でも実は、生活空間にほどよい緊張感を与える細身のメタルポールは、インテリアをおしゃれに見せるのに効果大。
その存在感を最大限に生かすため、ミニマルなフォルムを選ぶのがポイント。女性が暮らす部屋にも合う、ずっと愛せる照明を厳選ピックアップ。
インテリアスタイリスト 洲脇佑美さんが提案!
黒いメタルが効いた洗練されたランプ
▲〝pulpo〟のフロアライト¥280,000(CIBONE)
ドイツの写真家の作品から想起しデザインされた、ドイツブランド〝pulpo〟の「ODA/M」。手拭きガラスのシェードをソリッドな黒いメタルの脚が支える。
エディター 須藤由美さん宅から学ぶ!
▲〝FLOS〟の「IC LIGIT」が凜とした存在感を放つ。その効果を須藤宅で実際に見たエディター三尋木さんも、色違いのブラックを購入!
おすすめの「地金使いの照明」6選
1|FRAMA(フラマ)
真鍮のポールと白いガラスシェードが彫刻のように凜と空間に映える
▲「Ventus form2」各¥72,000(オルネ ド フォイユ〈フラマ〉)
デンマークのインテリア&ライフスタイルブランド発。インダストリアルなデザインをぐっと洗練させたミニマルかつ立体的なデザインで、一灯でも多灯使いでも楽しめる。
2|FLOS(フロス)
黒くペイントされたソリッドな照明が部屋をモダンにシフト
▲「キャプテンフリント」¥225,000(日本フロス)
エディター須藤&三尋木さん宅の照明と同じデザイナーによる作品。円すい形のシェードは左右45度ずつ可動し、必要な場所を照らせる。
3|sen(セン)
場の空気を支配するほど長いポールで部屋をおしゃれに
▲¥72,000(千 sen)
金工作家・西本卓也が手がける日本ブランド。ゴールドブラス(真鍮)のバーがきりっと空間に映え、軽やかながら存在感は抜群。角度は調節可能で、表情や雰囲気を一変できるのも魅力。引っ越したり置く場所を変えたりしても、ベストなシルエットで楽しめる。
4|ON(オン)
オーガニックなふたつの正円がピュアな光を美しく反射
▲「ペンダントランプ ムーン」¥65,000(ラウンドロビン〈ON〉)
職人の手でつくられた正円の二層の丸パイプを、それぞれ回転させることができるデザイン。電球から放たれる光が地金に反射し、きらきらと輝く。地金のバリエーションは全8タイプから選べるのもうれしい。
5|Serge Mouille(セルジュ ムーユ)
シェード内のまろやかな光が日常に特別感をもたらす名作
▲「ビューロー トレピエ」¥50,000(イデーショップ 六本木店〈Serge Mouille〉)
1950年代~60年代に活動し、現代も世界中の建築家やデザイナーに支持される、伝説的なデザイナーの照明。優雅なシェードは角度調整可能で、シーンや気分によって照らす場所を調整できる。
6|GUBI(グビ)
フレキシブルに動くヘッドアームで、食事から読書まで活躍
▲「グラスホッパー フロアランプ」¥140,000(CIBONE〈GUBI〉)
1947年の誕生以来、愛され続ける照明。有機的なフォルムと、パウダーコーティングされたアルミニウムのシェードの軽やかな素材感が、現代の家にもスタイリッシュにマッチ。
◆この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2020年Oggi12月号「まずは『ラグと照明』から変えてみよう!」より
撮影/渡辺修身 スタイリスト/洲脇佑美 構成/須藤由美
再構成/Oggi.jp編集部