関口明美さんってどんな人?
東京・江東区大島のベーカリーショップ「メイカセブン」。店頭には昔ながらのクリームパンやカレーパンなどが40種類以上並ぶ、地元住民から愛されるパン屋だ。
看板商品は、1日に約400個売れる「うすかわあんパン」。連日、開店前から行列ができ、早ければ20分ほどで完売するという。
そんなメイカセブンで店長を務めるのが、今回ご紹介する関口明美さん。
−−メイカセブンの店長になった理由とは?
元々、パン屋の家に生まれた関口さん。パンの学校で出会った夫・直喜さんの実家もまたパン屋だった。
父親から「パン屋が大変なのはわかっているのに、なんでパン屋に嫁に行くんだ」と言われながら、25歳で結婚。以来、夫の実家のメイカセブンを受け継ぎ、息子3人を育てながら、夫婦二人三脚で地元に欠かせない店へと成長させた。
関口明美さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 具はたっぷり詰める
メイカセブンでは、パンの具材はできるだけたっぷり詰める。これも多くの人から愛される秘密!
■2. 焼きそばは強火で一気に炒める
焼きそばパンの焼きそばは、強火で一気に炒める。水分を飛ばすことで時間が経ってもおいしさをキープできるから。
■3. 週2日、実家のパンを販売する
関口さんの実家もパン屋。そのため応援の意味も込めて、週に2回は実家のパンを仕入れて販売している。
■4. お嫁さんに厳しくしない
お店を手伝う息子のお嫁さんには、厳しくしないと決めている。自分が同じ境遇を歩んできたからこそ、大切に。
■5. 休日は家から離れる
休みの日は、あえて家から離れるのが彼女のスタイル。出かけることで、気持ちの切り替えができるそう!
■6. 給料は手渡し
メイカセブンでは、給料は手渡しで渡すのがルール。パートやアルバイトを大切にする彼女なりの感謝の示し方。
■7. うすかわあんパンを守り続ける
利益率は決してよくはない「うすかわあんパン」。それでも、このあんパンがあったからこそいまのメイカセブンがある。この夫婦2人で築き上げた唯一無二の味を、ずっと守り続けていきたいという。
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次回の「7ルール」の放送は、11月3日(火)よる11時00分~。主人公は、5年連続ミシュラン掲載! 大阪市生野区にあるコリアタウンの「お好み焼き オモニ本店」女将・高姫順(こう・きじゅん)さん。
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