3位:すきやき
3位は「すきやき」。1963年に「牛肉すきやきふりかけ」の名前で発売されたものが元祖とするロングセラーフレーバーです。独自の製法を用いた牛肉フレークやのり、卵、ごまなどを使用し、“すき焼きの割り下”を忠実に再現したような、独特のあまじょっぱい味付け。「やっぱりこれじゃないと!」と根強いファンも多いですよね。
実はこの商品、販売を開始した当初は、肉をメインにしたふりかけが「業界初」だったことで、かなりの注目を集めたことでも知られています。肉っぽさのバランスが絶妙で、お弁当の冷めたご飯とも相性が良いですよね♡
2位:味道楽
2位は個性的な名称が印象深い「味道楽」。こちらは1969年に発売され、2020年現在でもファンが多い超ロングセラー商品です。
サクサクとした食感のかつお節にのり、卵、ごまなどの具材をブレンドした、個性的な風味が特徴です。ベースとなっているかつお節は甘辛い味付けで、ごはんとの相性は抜群♡ お弁当など、冷めたご飯にもよく合うので、オフィスランチのお供にしている人も多いかもしれません。おにぎりを握る際にまぶしても、美味しくいただけます。
1位:のりたま
堂々の1位には「のりたま」がランクイン! 2020年で発売60周年を迎えたロングセラー商品です。
ふっくらとした食感にこだわった卵そぼろに、2種類の卵顆粒(かりゅう)、大きめに刻んだのりを加えてあり、素朴ながらもリッチな味わいが特徴。1960年に発売が開始されてから、これまでに何度も味やパッケージのリニューアルがおこなわれています。ちなみに、現行の商品は9代目だそうです。
ルーツとなっている商品は、1927年に丸美屋食料品研究所から販売された「是はうまい」というふりかけ。この商品が人気を集め、当時の日本の食卓に不足していた良質な動物性タンパク質を補う目的で、鶏卵を用いた商品を開発したのが「のりたま」誕生の秘話なのです♡
ランクインしたふりかけは、どれもロングセラー商品。Oggi世代の女子たちが、子どもの頃から慣れ親しんだフレーバーでしたよね♡ 実は「味道楽」や「のりたま」をはじめとする丸美屋のふりかけには、原材料としてこしあんが使われています。具体的な塩梅は企業秘密だそうですが、あの独特の深い味わいには「こしあん」が大きな役割を果たしているのかも…!? さて、みなさんのお気に入りフレーバーもランクインしていましたでしょうか。
調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングの投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したものとなる。
投票数合計:1,807票
調査期間:2020年5月26日~2020年6月09日
構成/並木まき