友人の新彼氏・結婚・出産報告に素直に喜べない私ってひどい?
年齢も30を超えると環境の変化も大きく、友人の人生の選択・報告を聞くと私だけ取り残されてない? と思うことはありませんか? 大きな変化ならいざ知らず、周囲の少々の変化でさえ年々気になってくるようになりますよね。もちろん私OLライター タケ子もそのひとりです。
今回は、そんな友人の変化に揺れ動く4人の女性をクローズアップ。友人の人生の報告… あなたは素直に喜べますか?
◆幼なじみの不倫報告
中学からの親友ユミさんとヨウコさんは今年ともに30歳。同じ高校・大学に進み目と鼻の先ほどの都内の会社に就職。仕事帰りはもちろん休日も一緒に過ごしていた。
当時ユミさんには大学時代からの彼氏がおり、彼氏の居なかったヨウコさんを交えて3人で出掛けることもあったのだとか。ある日ヨウコさんが彼氏ができたとユミさんに報告。しかしユミさんは困惑…。
「彼ね、別の部署の上司で43歳の妻子持ちなの。それでもいいかなって」おいおいちょっと待てーい! とユミさんのツッコミも虚しくノロケ話が止まらないヨウコさん。
「この前は六本木のホテルに連れて行ってくれたんだよ。今までの彼氏でそんなことしてくれた人いなかった♪」
ともに結婚願望のあった女子。過去に不倫や愛人生活なんて考えたこともなかったはず。なぜヨウコさんだけが不倫にはまってしまったのかは謎。
「親友だからきちんと叱るべきだと感じています。でも、ヨウコの幸せそうな顔を見ると辛い」
そう話すユミさんの表情はヨウコさんとは対照的でした。
親友には一番幸せになって欲しいからこそ、こういう問題は悩みますよね。でもしっかりとダメなものはダメ! と言ってあげることが友情。もしそこで疎遠になってしまったとしても、女友達はいつか気づいて戻ってくるはずです。
◆素直になれない結婚報告
婚活アラサー仲間のナナさんとジュンコさん。彼女たちは決してモテない女性ではありません。それなりに恋愛経験もあり、あとは運命の男性が現れるだけ! 週末は2人で婚活という名目の飲み会を毎週開催していたとか。
そんなとき突然ジュンコさんから「最近仕事忙しくって当分飲みに行けそうにないや! ごめん」と連絡を受けたナナさん。仕方ないと諦め、マッチングアプリで相手を探してみようとダウンロードして過ごしていた…。
数ヶ月後… 「ナナ! 最近会えてなかったね。今週末どう?」と、久しぶりにジュンコさんからの誘いが。その週の金曜日。普段2人では行かなさそうな和食のお店に誘われたナナさん。
「私、婚約した! 来春に結婚式する予定だから絶対来てね!」と、満面の笑みを浮かべたジュンコさんからの報告が。
ジュンコさんの自分に対する数ヶ月の放置プレイは、彼氏ができたからかぁぁ!! と脳内激怒したナナさん。
「へぇー、よかったじゃん。おめでとー」
思い切り無表情で返答したそう。
婚活仲間の婚約、素直に喜んであげたいけど複雑なのもあるあるですよね。もっといい男を捕まえてみせる! と、心に誓ったナナさんにエールをおくりたいっ!
◆ストレスいっぱい懐妊報告
元同僚のカナさんマナミさんキョウコさんは全員既婚者。先輩後輩の関係だったけれど退職後は良き友人としてごくたまに一緒にランチをする仲に。そんなランチの会話は元職場の話や旦那の話。シモの話もあったっけ。
そんな3人が久しぶりに日比谷ミッドタウンでランチ。集まった途端、キョウコさんのふっくらしたお腹に他の2人に視線が釘づけに。
キョウコ「私やっとできたんです! 赤ちゃん」
カナ「おめでとう! 今日は大丈夫だったの!?」
マナミ「おめでとう、私も嬉しい♡」
キョウコさんの報告に、ハッピーオーラ全開のお祝いの言葉を口にしつつ、複雑な心中のカナさんとマナミさん。
実はカナさんは不妊治療を始めて2年。3年を区切りに考えていたカナさんはキョウコさんの妊娠に動揺したそう。一方、マナミさんは5年前に結婚したものの、ほぼ5年間セックスレスという状態… このことは他の2人には話せていなかった。
このランチ会、初産を控えるキョウコさんはウキウキ、残る2名の友人はモヤモヤ・ストレスいっぱい…。
妊活中女子や既婚セックスレスの女子にとって、友人の妊娠報告を素直に喜べない気持ちもわかります。ただカナさんもマナミさんランチ会の最後には「私ももう少し頑張ってみようかな!」と気持ちの切り替えができたとか。前向きになるのは素敵なことですね。
* * *
友人の新彼氏・不倫・結婚・出産報告に素直に喜べない自分って性格悪いのかな… と落ち込んでしまうこともありますよね。でも気持ちが追いつくのって時間がかかるもの。自分のペースで自分の人生を歩いていたらきっといつの日か心からの気持ちを伝えられる日が来るはず!
ちなみに、私OLライターのタケ子はもう何年も婚活中。これまでに結婚・出産の報告を受けたとき… 目一杯のお祝いの言葉を口にできてたと思います。たぶんですけど…。笑
私は親戚で同年代のいとこの結婚報告の方が、実は憂鬱。「次はタケ子ちゃんね」という叔母さんのセリフ。これが一番イヤ!
帰省や親戚の集まりから足が遠のく最大の原因になってます。。。。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪