「不用意に言質を与えるな」の「言質」はなんと読むのが正解?
女子会のグループLINEで、メンバーのひとりが離婚を決めた話になりました。とある友人が「もはや、不用意に言質を与えないほうがいい」と書いています。愛し合った仲でも、離婚のときにはドロ沼化する話も珍しくありませんよね。
“言質”は、のちの証拠となることばをあらわす日本語です。この「言質」を、正しく読むことができますか?
【問題】
「不用意に言質を与えるな」の「言質」の読み方はどっち?
1. げんしつ
2. げんち
正解は?
2. げんち
言質(読み:ゲンチ)
《「ち」は人質や抵当の意》のちの証拠となる言葉。ことばじち。「交渉相手の言質を取る」「不用意に言質を与える」
[補説]「げんしち」「げんしつ」は誤読から生じた慣用読み。
(小学館デジタル大辞泉より)
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