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2020.07.31

「親和性」の正しい意味と使い方を解説! 類語や対義語もチェック

「親和性」という言葉は一見すると、人間関係を表す際に用いるような印象がありますよね。しかし、実際はビジネスシーンや物理・化学系分野やIT分野などの専門的な分野で、しばしば使われる言葉です。本記事では、親和性の正しい意味や使い方を例文を用いて解説しています。

【目次】
親和性とは? 2つの意味を知ろう
親和性の使い方を例文でチェック
親和性の類語は?
親和性の対義語は?
最後に

親和性とは? 2つの意味を知ろう

「親和性」という漢字からは、人間関係を表す際に使われる言葉のようにも思えますよね。そうすると「私と彼は、性格面において親和性があると思うのよ」なんて使い方ができそうな気もしますが… 実は、このように対人間には「親和性」という言葉は使うことはありません。物理・化学系分野やIT分野などの専門的な分野で、しばしば使われる言葉です。

この記事では、ビジネスシーンにおいて「親和性」を正しく使えるように、「親和性」の意味をはじめ、具体的な使い方や例文も丁寧に解説します。ぜひ、参考にしてください。

(c)Shutterstock.com

◆2つの意味

「親和性」には、大きく2つの意味があります。それぞれの意味を個別に紹介します。

1)物理・化学の研究開発分野で使用される「親和性」は、ある物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向を意味します。

2)広くビジネスシーンで使用される「親和性」は、物事を組み合わせたときの、相性のよさ。結びつきやすい性質を意味します。

◆一般的な意味(ビジネスで使用)

「親和性」という言葉は、「○○と○○は親和性が高い」という表現によく用いられます。この場合の「親和性」は、「相性の良さ」を表す言葉として使われています。具体的な使用例としては「気象解析分野とスーパーコンピュータとの親和性は高い」とか、「ITシステムとデータセンターの親和性を高め効率化をはかる」などのように表現します。

このような使い方は、「相性の良さがはっきりと現れる」「組み合わせにより高い効果が得られる」というニュアンスになります。近年、コンピュータ分野において「親和性」という言葉の使用頻度が非常に高くなっています。日々進化するコンピュータ業界において、ハードウェアとソフトウェアとの「親和性」はとても重要な点であります。

◆専門的な意味

物理・化学分野においては、物質と物質の結合性の良さを「親和性」と表現します。特に物理・化学の研究開発分野では、「親和性がある・ない」「親和性が高い・低い」のように用いますよ。

例えば、染色色素が特定の生体組織に結合しやすい傾向や、細菌・ウイルスが特定の細胞や臓器で増殖しやすい傾向などを言い表す場合に使用します。新型コロナウイルス感染症などの例でも、「剖検結果で、腎臓との親和性が高いことが実証された」などの表記が見られますね。

親和性の使い方を例文でチェック

親和性の使い方について具体的な例をご案内しますので、参考にしてください。

(c)Shutterstock.com

1:「一般に、理系の学問は数学との親和性が高いので『理数系』と呼ばれる」

世の中で、一般化していること、既に結果が出ている事象について客観的に評論する場合においても「親和性が高い」と表現する場合もあります。

2:「対話のキャンバスとしてのSNSの活用法は、日本市場との親和性に期待が持てる」

IT関連の記事などでは、このように「親和性」という表現が多く使われます。

3:「どんなに素晴らしいアイデアであっても、マーケットニーズとの親和性が認められなければヒット商品にはなり得ない」

マーケティングの分野においても「親和性」という表現が頻繁に用いられます。

親和性の類語は?

「親和性」という言葉は、どのような言葉に置き換えられるでしょうか。類語をご紹介します。

1:融合

「融合」の読み方は「ゆうごう」と読みます。意味としては「物と物が、混ざり合って一つになる」ことです。用法としては、「東西文化の融合が、新しい文化を生み出す」のように表現します。

2:融和

「融和」の読み方は「ゆうわ」と読みます。「融和」とは、「なじんで融合すること」という意味の言葉です。異質なモノどうしが性質や特性を超越して一体とになることを「融和する」と表現します。「打ち解けて親しくなる」という意味もあります。用法としては、「地域行事へ積極的に参加することは、近隣住民との融和を図ることに役立つ」のように表現します。

3:由縁

「由縁」の読み方は「ゆえん」と読みます。意味としては「由来や因縁(いんねん)。ゆかり。いわれ。事の起こり。わけ」になります。主に事の最初の始まりや風習、伝承、または物事の関係を表す時に使う言葉です。用法としては、「昔から言い伝えが由縁となり、この銅像が建てられることになりました」のように表現します。

親和性の対義語は?

「親和性」の明確な対義語はありませんが、言葉の意味としての対義語となりうる言葉をご紹介します。

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1:排他性

「排他性」は「はいたせい」と読みます。「排」は「おしのける」「除け者にする」、「他」は「当面のものや自分以外の事柄」「ほか」を意味。ですから、排他性(はいたせい)とは「自分以外を受け入れないこと・他を排除する」という意味になりますよ。用法としては、「一般的に、同質性を重んじるがあまり、排他性が強くあるものである」のように用います。

2:疎外

「疎外」は「そがい」と読みます。「疎外」とは、「嫌ってのけ者にすること」または「人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想などが、逆に人間を支配するような疎遠な力として現出すること」を意味する言葉です。用法としては、「村社会においては、新しく入村してきた者を新参者を疎外する傾向がある」のように用います。

3:閉鎖的

「閉鎖的」は「へいさてき」と読みます。「閉鎖的」とは、「自分自身、または仲間内の殻に閉じこもって外部のものを受け入れようとしないさま」という意味です。用法としては、「閉鎖的な性格」とか「閉鎖的な社会」といった使い方をします。

最後に

(c)Shutterstock.com

「親和性」は、物理や化学分野で使われる言葉だけに、全体的に硬い感じのする説明になりましたね。意味や使い方はご理解いただけたでしょうか? IT社会と言われる現代においては、「親和性」はビジネスシーンや日常生活において使用する機会が多くなると思います。この記事が、「親和性」の修得にお役に立てていただければ幸いです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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