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LOVE

2020.06.22

今の時代を生きる女性が幸せな結婚生活を送るために知ってほしいこと…

結婚がうまくいく女性はどんなタイプ? 婚活女性が考えておきたいことについて、結婚相談所マリーミー代表の植草美幸がお届けします。

東京・青山の結婚相談所マリーミー代表 植草美幸

容姿がよければ結婚がうまくいくとは限らない!

結婚相談所マリーミーの植草です。今回も結婚を望む女性へお伝えしたいことを紹介します。

昔、離婚会見で女優の大原麗子さんが「家庭に男が二人いた」と、結婚生活を振り返ったことがありました。舞台上では良妻賢母役も演じましたが、プライベートでは家庭よりも仕事を優先し、熱烈に役へと臨んでいたことの例えをおっしゃっていたんでしょうね。

実際、婚活中のアラフォー女性の相談を受けていると、美人だなと思う女性はたくさんいらっしゃいます。婚活現場では「お見合い写真やプロフィール写真」が第一印象になるので、人柄が伝わる前に男性と出会うために「見た目」は重要な要素のひとつです。

でも「私はそんなにキレイじゃないからモテない。だから婚活がうまくいかない」と、考える必要はありません。

(c)Shutterstock.com

「人は見た目が9割」なんて言いますが、「お顔立ち」なんて全身の1/6くらいの要素。逆に言えば、見た目のほとんどは洋服と髪形で覆われています。どんな方でもキレイにしてればキレイに見える、好きなように自分をプロデュースしてしまいましょう。ヘアメイクでご自身の魅力を活かして、スタイルよく見える服に着替えれば大丈夫。

人は見た目以上に性格美人で優しくて思いやりがあって、感謝の言葉を言えることのほうがよっぽど重要。「キレイさ」と「幸せな結婚が続く・続かない」は、正比例するものではないのです。

◆婚活に強いのは「世話焼き女房タイプ」

(c)Shutterstock.com

最近、39歳、年収300万円台のバツイチ女性が幸せな結婚をされた例がありました。容姿よりも、性格が明るくて世話焼き女房タイプなのが彼女の魅力。

同じ歳の男性が食事デートで1200円のランチをごちそうすると「わぁ、素敵なランチ。でも、私は1年に1回で十分。次のデートは、私が家で作るね!」とニッコリ答えたそう。

バツイチの彼女は家庭料理が得意ですから、おうちデートを提案。彼の家の冷蔵庫を開けて、パパっと3品を調理。そして、干からびたしょうがチューブを見て、「もう、賞味期限が切れているよ!」と。この彼女の一言が、彼の心をつかんだのだそうです。

ちなみに、彼は今まで両親を毎年ハワイに連れて行っていたそうですが、「彼女と相談して、これからは老後の貯金に回すことになった」と嬉しそうに語っていました。ご両親も「しっかり者の奥さんが来てくれた」と喜んでいるのだとか。なんだか、ほほえましいですよね。

(c)Shutterstock.com

こういった親世代が喜ぶタイプの「お嫁さん」も、やっぱり庶民的で節約上手な「世話焼き女房」。そういう面をデート中にもしっかりアピールできる女性は、決して美人ではなくても、「婚活に強い!」と思わされます。

実際、私の結婚相談所で、婚活男性が結婚相手に求めることを聞くと、「ご飯出してほしい」「優しくしてほしい」と結局、ほぼみんな同じ意見です。一方で、自分の収入にも自信がないから、仕事は別腹で「ほどほどに働いて、家にいてほしい」これが現実なのです。

◆オトコ受けは「親受け」と同じ? 古い価値観に立ち向かえ!

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結論、「キレイではなくても幸せな結婚はできる」。あなたの内面を見てくれる人と出会えます… と素敵にまとめたいところですが、実際のところ、「庶民的な世話焼き女房」「昭和のお母さん」というレトロな要素が求められ、婚活でのオトコ受けは「親受け」とほぼ同じくらいの価値観だということ。

もしかしたら正直、働くキャリア女性としてはガッカリな結論だったかもしれません。なぜなら、今や女性の半数以上が社会進出し、「男性は家の外で働き、女性は専業主婦が当たり前の時代」はすでに完全終了しているから。

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それこそ、冒頭の大女優・大原麗子が言ったように、男女がまるで「男同士」のようになってきたことで、「従来の結婚」が現実と折り合いがつかなくなってきた。その結果、「男が結婚したがらない現象」も深刻化しています。

彼女の離婚会見は80年代ですから、40年たってもまだアップデートされていないということになってしまいます。

これからの結婚には、イマドキのキャリア女性が望むような「同志」や「パートナーシップ」が必要ですし、しっかり婚活男性側もアップデートしなければ、女性の方に負担がのしかかってしまいます。

逆に言えば、古い価値観が残る時代だからこそ、婚活を通してオトナ同士のふたりが話し合っていきたいもの。結婚はビジネスではないけれど、ニーズをとらえて、それをどこまで自分に取り入れるか。これが婚活女性にも必要な見極めなのかもしれません。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

東京・青山の結婚相談所マリーミー代表 植草美幸

結婚相談所マリーミー代表、婚活アドバイザー。

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーをスタート。

以後10年以上にわたり年間約1,000組に婚活のアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%以上の成婚率を誇る。(成婚退会者数÷全体退会者数で算出)

厳しくも親身なカウンセリングが評判で、テレビや各種メディアなどへの出演も多数。著書に『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ(青春出版社)』、『婚活学講座 尊敬婚のすすめ(評言社)』など。

【結婚相談所マリーミー】公式サイトはこちら


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