【目次】
・甘え方がわからないのはなぜ? 原因や心理を知ろう
・甘え方がわからない人もできる対策とは
・甘え方がわからない人が試したい方法とは
・甘え方にも種類がある? 男性にしてはいけない行動とは
・最後に
甘え方がわからないのはなぜ? 原因や心理を知ろう
甘える? いつ、どんな時に? どんな風に? 「甘え上手な人がうらやましい」と思っている、そんなあなたに、そっとお教えします。「甘える」は、彼のあなたに対する気持ちを確かめる恋の大切なテクニックの一つです。
大人になればなるほど、甘え方や甘えのタイミングが難しくなりますよね。なぜ、甘えられなくなるのか? 原因や心理を探っていきましょう。
原因1:環境変化
社会での女性進出が顕著になり、Oggi世代女性もたくさんの方が活躍されていますよね。そんな中で甘えてなんていられません。周囲の目も厳しくなっていますし、自身の中でもそうした意識が強くなってきていませんか?
できるキャリアウーマンからは、“甘える”なんてイメージは結びつかないですよね。仕事ができるということと、甘えるは対極にあるのかもしれません。
原因2:プライドが高い
ことビジネスにおいては、男性といえどもライバルであったりするので、対等でいたいと思いますよね。その中で「甘える」というと、男性にかしずいたり、へりくだるイメージが強くなるかもしれません。ですから、社会人としてのプライドとして、「甘える=媚を売る」というようで、できない人もいますよね。
原因3:嫌われたくない
甘える人は、能力がない、努力もせずに人を頼る、自助努力が足りない、などという評価をされがちです。周囲の目が気になり、甘えられません。
原因4:女の美学
Oggi世代ともなると、「こうなりたい」という目指すべき女性像がありますよね。その中に“甘える”という4文字は存在しない方もいるかもしれません。
甘え方がわからない人もできる対策とは
甘えるといっても、目的はそれぞれ違いますよね。それは、子どもの時からそうではないでしょうか?
例えば、異性からかわいいと思って欲しいとか、彼にキスしてほしいとか、仕事を手伝ってほしいとか、それが甘えるという行為につながりますよね。当然、シチュエーションや状況によって甘え方は違ってきます。では、具体的な例をシーン別にご紹介していきましょう。
1:仕事で甘えてみる
仕事で甘えるのはよくないことだと思われがちですが、一番甘えやすいシチュエーションかもしれません。「困っているの、助けて」と言えば、会社はチームで動いているのですから、相手も断りにくいですよね。
実際、そういえば日常でやっていたなんてことはありませんか? 意外と無意識のうちにしているかもしれませんよ。しかし、甘えた後には必ずお礼を言うとか、相手が困っているときには助けるのが最低限のマナーでしょう。
2:好きな人に甘えてみる
基本的に男性は、頼りになる人、頼もしい人、優しい人と思われたい傾向があることを抑えておきましょう。まず、甘えてみて、相手の反応を見るという手立てもあります。その甘え方としては、悩んでいなくても悩んでいるフリをしてみたり、あえて弱いところを見せたりしてみてはいかがでしょうか。
「誰にも相談できなかったんだけど、聞いてくれる?」とか「この機械の使い方がわからないんだけど…」、「重くて持てない」などと切り出して、助けを求めてみましょう。
3:恋人に甘えてみる
恋人の場合、多くは優しくしてほしい、相手の気持ちを確かめたい、彼に愛情表現をしてほしいという目的があって、甘えますよね。2人の親密度にもよりますが、恋人関係であるのなら、甘えたい気持ちを直接出す方が効果的です。お互いの距離が縮まるはずですよ。
照れないで、恥ずかしがらず、素直に甘えてみましょう。甘えにくいのであれば、恋人を甘えさせてみてはいかがでしょう。甘えてもらえば、あなたも甘えやすいのでは。
甘え方がわからない人が試したい方法とは
1:質問をする
頼られたり、甘えられたりすることが男性は好きなので、相手の専門分野や仕事上のことで頼ってみるのはいかがでしょうか? IT関係、力仕事など得意分野の中で質問をする。「困っているの」「わからないの」と助けを求めてみてください。
2:SNSやLINEを活用する
照れくさかったり、面と向かっては恥ずかしくてできないという人は、SNSやLINE、アプリなどを使って甘える方法もありますね。上記の<1:質問をする>と同様に、「困っているの」「わからないの」とメッセージを送ってみてはいかがですか? スタンプなども上手に織り交ぜてみてくださいね。
3:甘えられる場所をうまく活用する
なかなか甘えることができないという人は、甘えられる環境を作るというのも一つの手です。具体的には下記に挙げます。
・遊園地:ホラー系やジェットコースターで「こわい」と言って手を握ってもらったり、荷物を持ってもらったりできますね。
・映画館:眠くなったフリをして、頭を肩に置いたりできますね。
・男性が得意なジャンルの環境を活用する:男性がリードできる場面を作ることが大切。自然と甘えられる環境が整います。その人のテリトリーに連れて行ってもらいましょう。
ここぞとばかりに「わからない」と言って甘えることができますよ。例えば、釣りやゴルフ、テニス、スキー、登山、家電量販店も挙げられますね。
甘え方にも種類がある? 男性にしてはいけない行動とは
甘え方にもタイプがありますよね。代表的な甘え方としては、あっさりタイプ、まとわりつきタイプ、妹タイプ、ツンデレタイプ、ぶりっこタイプなどが挙げられるでしょう。相手が好む甘え方を知って、状況に合わせて使い分けてくださいね。ここでは注意すべきポイントを挙げます。
1:相手の状況を考えない
忙しい時に、LINEのメッセージや電話をするとうるさがられます。相手の状況を考えて、行動してくださいね。甘えがかわいがられるどころか、煩わしく思われ、逆効果になりかねませんよ。
2:わがまま
わがままとは、相手のことを考えず、自分の都合だけを考えて行動すること。あくまで目的を達成するための一つの手段として、「甘え」があります。ですから、甘えとわがままを混同してはダメですよ。注意してくださいね。
相手の気持ちを考え、状況にも照らし合わせて甘えないと、目的が達成できなくなってしまいます。わがままと甘えには、心理状態に根本的な違いがあります。わがままとは自己中心的な行動のことです。したがって、思い通りにならないと腹が立ってきます。
多くの子どもがわがままを言って、願いが叶えられないと癇癪を起こす光景を思い浮かべると分かりやすいのではないでしょうか。しかし、甘えというのは、目的が叶えられない時には寂しさや切なさのようなものを感じますが、怒りは感じません。
3:わざとらしい
自分の個性とは不釣り合いな衣装、意図的な甘え、打算的・作為的な言動、過度なボディータッチ、オーバー(やりすぎ)なジェスチャーや表現、ぶりっこ、二重人格的行動、年不相応な甘え口調…、それらはすべて男性にとってわざとらしいと映るでしょう。
しかし、わざとらしいって自分ではなかなか自覚できないものですよね。気になる方は、気の置けない友人に客観的な意見をもらうことをおすすめしますよ。
最後に
甘えというのは、1つの処世術。決して悪いことではないんですよ。人間はそもそも弱いもの。肩肘張って生きるのもいいですが、時には甘えてみてもいいんじゃないでしょうか?
ただし、上手に甘えましょう。親切心や包容力を喚起するように甘えられるといいですね。作為的だったり、相手から何かを搾取しようとする甘えはよくないと思いませんか? 相手が「甘えていいよ」と気持ちよく思えるような甘え方のテクニックを身につけてくださいね。
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