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LIFESTYLE

2020.06.05

コンビニスイーツ絶対王者の「シュークリーム」を【セブン】【ファミマ】【ローソン】6商品で食べ比べ!

パティスリーも顔負けの美味しさを誇るコンビニスイーツ。つい買ってしまう一番人気の“アレ”をコンビニ大手3社で食べ比べてみました!

コンビニスイーツ不動の人気NO.1「シュークリーム」を食べ比べ

『スーパー・コンビニ スイーツ白書2020』によると、普段よく購入するスイーツランキングの第1位は「シュークリーム」。なんと74.4%もの人がシュークリームと回答、2位の「プリン」の48.2%を大きく引き離す、圧倒的な人気ぶりが明らかになりました。しかもこのシュークリーム人気、同調査を開始した2007年から13年間不動の1位というから驚きです!

そんなみんな大好き♡ シュークリームを、大手コンビニ3社「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」で食べ比べしてみました! 比べたのは、全国的に展開している定番商品です。※一部店舗では取り扱いがない場合もあります。

◆組み合わせの妙は三社三様
「カスタード&ホイップのWクリーム」はコンビニが生んだ逸品だった!

普段は何気なく買っていたので意識していませんでしたが、改めて3社のシュークリームを並べてみると、3社とも“カスタードとホイップクリームのWクリーム仕立て”と“カスタードクリーム”の2種類のシュークリームを定番に据えていました。各社、“Wクリーム仕立て”は2つのクリームのマリアージュとボリューム感、“カスタードクリーム”は専門店のような高級感にこだわっているように思いました。今回は各社2種類、合計6種のシュークリームを徹底比較してみることにしました!

余談ですが、このカスタードクリームとホイップクリームが“2層”になっているWクリーム仕立てのシュークリーム実はコンビニが生んだスイーツってご存知でしたか? 本場フランスでもカスタードクリームと生クリームを配合した「クレーム・レジェール」は存在しますが、最初から混ぜておくのが定番なんです。ということで(?)今ではすっかりおなじみとなったWクリーム仕立てのシュークリームから食べ比べしてみます!

まずは、その名の通り、とにかく大きくてインパクトのある、ローソンの『大きなツインシュー』(税込120円)から。

〈商品情報〉
販売:ローソン
商品名:大きなツインシュー
価格:111円(税込120円)
カロリー:361kcal

手に取るとずっしり。重量感がハンパありません。だけど皮は薄くて、やわやわふわふわ。つまり、その分クリームがたっぷり詰まっています。

クリームはどちらも柔らかめのテクスチャー。カスタードクリームには練乳っぽさを、ホイップクリームにはバニラのラクトアイスっぽい風味と甘さを感じました。

成分表をみると、ちんすこうやサーターアンダギーなどに使われる油脂「ラード」の表記が。ラードにはコクと甘さを増す効果があるそうですが、どこか懐かしさを感じたのは、この隠し味のせいかもしれません。甘党は間違いなく大好きな味!

お次は、ファミリーマートの『たっぷりクリームのダブルシュー』(税込149円)。

〈商品情報〉
販売:ファミリーマート
商品名:たっぷりクリームのダブルシュー
価格:138円(税込149円)
カロリー:302kcal

Wクリーム勢の中では一番小ぶりです。割ってみて違いを感じたのは、ホイップクリームが、よく立った硬めのテクスチャーだということ。カスタードクリームには、バニラビーンズがはっきり見え、少し練乳っぽさを感じます。ホイップクリームも甘みをしっかり感じて、甘×甘のはずなのに、2つが合わさるとするするっと、いくらでもいただけちゃう、不思議な配合です。

シュー皮は薄すぎず厚すぎず、香ばしさもありながらクリームの美味しさを引き立てます。ほどよい大きさ、ほどよい甘さ。誤解を恐れず言うなら「普通に美味しいシュークリーム」。記憶の中にある“THEシュークリーム”を完璧に表現した味と言ったらいいでしょうか。時折、無性に恋しくなるあの味です。

そしてお次は、セブン-イレブンの『ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー』(税込151円)。

〈商品情報〉
販売:セブン-イレブン
商品名:ダブルクリームのカスタード&ホイップシュー
価格:140円(税込151円)
カロリー:342kcal

Wクリーム勢では、ローソンの『大きなツインシュー』の次にビッグサイズで、クリームもたっぷりみっちり、重量感もあります。カスタードクリームは、なめらか&とろとろ。製菓用の高級卵『エグパティシエール』を使っているだけあって、卵の濃厚な風味が口いっぱいに広がり、感動を覚えます。

ミルク感たっぷりのホイップクリームは、程よく立ったふんわりテクスチャーで、甘さは控えめ。シュー皮は、発酵バターゆえの芳醇な香ばしさをしっかり感じられます。

何より、この“三位一体”のバランスが抜群です。問答無用の美味しさに、思わず「参りました」と声が出てしまいました。SNSで「コンビニ史上最高」と評されているのも納得です!

◆パティスリーの味を超えた!? セブン-イレブンの新商品

まずは、ファミリーマートの『クリームたっぷり! 濃厚カスタードシュー』(税込129円)からスタート。

〈商品情報〉
販売:ファミリーマート
商品名:クリームたっぷり! 濃厚カスタードシュー
価格:120円(税込129円)
カロリー:248kcl

驚かされたのは、カスタードクリームの量です。シュー内部に隙間がないほど、みっちりにクリームが詰められています。一口頬張ると、ファーストアタックは“卵感”。

ややぼてっとしたテクスチャーのクリームが口の中で溶けていくにつれ、卵の濃厚な味わいと甘さをどんどん感じていきます。そしてその味を引き締めるのが、やや厚みのある、香ばしいシュー皮。カスタードクリームのコクと旨味が好きな人、1個でしっかり満足したい人には一押しです!

お次は、ローソンの『シュー・ア・ラ・クレーム』(税込150円)。実はこの商品を見つけるまで、地域を変えて何軒もはしごしました。お店で話を聞くと「人気ですぐ売り切れる」とのこと。念願叶って出合ったその味はというと…

〈商品情報〉
販売:ローソン
商品名:シュー・ア・ラ・クレーム
価格:139円(税込150円)
カロリー:189kcal

シュー皮は香ばしくてサクサク。しっかりした食感のカスタードクリームは、卵っぽさとバニラの風味、甘さをしっかり感じます。クリームの甘さの後に広がるのは、発酵バターの芳醇な香りとコクと塩味(えんみ)。塩味が甘さを引き立たせ、気づくと、甘い×しょっぱいの無限ループに入り込んでいます。甘さとコクをしっかり味わいたい人におすすめですね!

でも実を言うと、一番感動したのは、先ほど紹介した同じローソンの『大きなツインシュー』とかぶらないということ。通常、同じ会社の類似食品となれば、多少なりとも味は似てきます。それは当然、シビアな開発期間を経て“美味しいの頂点”を極めているから。でもそれを捨て、1から作り上げるなんて…。改めて日本のコンビニスイーツのクオリティーの高さに思いを馳せてしまいました。

…と余談はさておき、ラストを締めくくるのは、セブン-イレブンの『シュー・ア・ラ・クレーム 濃厚カスタードクリームたっぷり』(税込140円)。こちらは、5月26日にリリースされたばかりの新商品です。

〈商品情報〉
販売:セブン-イレブン
商品名:『シュー・ア・ラ・クレーム 濃厚カスタードクリームたっぷり』
価格:130円(税込140円)
カロリー:185kcal

実はリニューアル前の『濃厚バニラカスタードのシュークリーム(税込129円)』を食べて、腰を抜かした経験のある筆者。あまりの完成度に「パティスリーを超えてる!」と思っていたのですが、そこからどう変化(進化)したのか、気になるところです。

見た目は、やや小ぶりになった印象。表面にたくさん割れがあった以前と比べて、新商品はコロンと球体に近いフォルムです。

バージョンアップの要は、シュー皮。今回、アーモンドクッキーを加えて2層となり、厚さもプラス。食感は、以前のサクサクからしっとりへとチェンジしていました(陳列環境などによる個体差かもしれません)。さらにバターの芳醇さが強まっているようにも感じます。

でもやっぱり基本的な美味しさである、クリームの卵感とシュー皮のバターの風味のバランスが圧倒的です。製菓用高級卵『エグパティシエール』ならではの濃厚な卵の旨味と、その濃厚さに負けないバニラの香り。なめらかでとろとろのクリームは、ふわっと口どけよく、甘さ控えめ。シュー皮は、発酵バターの香ばしさが際立ち、余韻まで楽しめます。

そしてカスタードクリーム勢では、糖質13.1gと、最も低糖質(以前は16.2gあったので大幅カット!)。サイズも小ぶりで、食べてもギルティーフリーなのがうれしい!

* * *

筆者的にはセブン-イレブンの『シュー・ア・ラ・クレーム 濃厚カスタードクリームたっぷり』が、パティスリーのシュークリームを含めても第1位となりました! ただ、強いて難を言うなら、ガッツリ甘いものが食べたい人には物足りないかもしれません。

ぜひみなさんも、手軽に食べられるコンビニシュークリームを食べ比べて、自分なりのNo.1をみつけてみてはいかがでしょうか?

取材・文/辻本幸路

※記事中の内容は、筆者個人の感想です。

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