恋愛経験がない人必見! 人が人を好きになるための「恋愛の超基本法則」
「恋愛したことがない」、「今まで誰ともつきあったことがない」、そんなご相談を受けることがあります。これもまた対面ではあまり見られないお悩みで、実はひそかに多くの人が悩まれているのだなあと感じます。
なのでまずはお伝えしたいこと!
「恋愛したことがない」という人は、表には出ていないだけで実はけっこういらっしゃるということを知ってください。
「自分だけかもしれない」と不安になる必要は1ミリもないです。20代だけでなく、30代40代でもそのようなお悩みを持つ人はたくさんいらっしゃいますよ。
それどころか「恋愛経験がない」ということを素直に話せることは、あなたの魅力でもあります。まずはそんな「カッコつけない、取り繕わない、ごまかさない」という自分の素直な性質を褒めてあげてくださいね!
そんな「恋愛経験がない人」が陥りがちな悩みのひとつに「自分を好きになってくれる人が現れない」というのがあります。しかしこれ、実はある事実を知らないだけなんです。
それは「小・中学校時代の恋愛と、大人の恋愛との最大の違い」です。
小・中学校のときにモテていた人を思い返してみてください。
イケメンや美人だったり、運動神経がよかったり、クラスの人気者だったり、頭がよかったり…。
そう、ほとんどのパターンがいわゆる「みんなの憧れの存在」!
そんな憧れの存在を一方的に見て、勝手に恋い焦がれる。それが小・中学生によく見られる恋に落ちるパターンなんです。
恋愛経験がない方は、大人になってもこのパターンこそが恋愛のスタンダードだと思っていることが多く、それゆえ「人からそんな風に憧れられるわけがない」=「恋愛なんてできるはずない」と思い込んでしまうのです。
しかし大人になってからの恋愛は、小中学校時代の恋愛とは違っていることに気づけば「自分にだって恋ができる」ことがわかります。
◆大人になってからモテている人の特徴
小・中学校時代にモテていた子と大人になってからモテる人の違いとはなんなのか。
それは大人になってからモテている人は、「自分からの発信により相手に恋をさせている」ケースが非常に多いんです。
どういうことかというと、「相手に何かしらのアクションを起こしている」ということ。例えば、目があったら微笑んでみたり、「○○君といると楽しい」と言ってみたり、隙あらば話しかけてみたり。
「好き」という言葉を使わずに「好き」を表現する。すると相手も好きになってくれることが多いのです。ただし恋愛のバランス感覚がへたな人はこの「好き」の表現が強すぎたり重すぎたりして、相手から逃げられてしまいますのでさりげなくが必須です。
好きという表現を無作為に大勢の人に仕掛けている人は、小悪魔などと言われ怖れられたりもしますね。一般的にひと目惚れというのは実は少なく、通常人は「あの人は自分のことが好きかも?」と思った時に急に相手のことが気になってきて、それを愛情だと錯覚します。
心理学用語では「好意の返報性」といい、好意を好意を返そうという本能が働くのです。それゆえ相手から好きの波動を受け取ることで気づいたら自分も好きになってしまうことはよくあることなのです。
つまりは人に好きになってもらうには、「何もせずにただ勝手に好きになってもらう」のではなく(一部のわかりやすくスペックが高い人やひと目惚れの恋愛などでは例外として)、自分からも「好きになってもらうべく行動を起こす」ことで恋愛が成立するようになるんです。
この仕組みを知れば、恋愛がぐんと捗るようになりますよ。
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吉田奈美
女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。著書に『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)も話題に。
また「龍ちなみ」名義で占いアプリ『Stella(ステラ)』や対面鑑定にて占いインタビュアー、占いセラピストとしても活動中。ツイッターはこちら。