有澤まりこさんってどんな人?
東京・東新宿のオフィス街の一室に店舗を構えるカレー店「サンラサー」。
大人6人が立って食べるのがやっとという手狭な店ながら、その味が口コミで広がり、30食限定の絶品カレーを求め連日長蛇の列ができる。あまりの人気に、開店30分で売り切れてしまう日も少なくない。
メニューは定番カレーと、週替わりカレーの2種類。なかでも2つのカレーが一度に楽しめる〝あいがけカレー〟が一番人気。
そんなカレー店「サンラサー」の店主が、今回ご紹介する有澤まりこさん(43)。
−−カレー店「サンラサー」の店主になった理由は?
熊本県出身の有澤さん。会社員をしていた25歳の頃、ある雑誌のインド料理特集に衝撃を受けた。
その後、カレーに魅せられ上京し、働きながらインド料理を学んだ。
そして40歳のとき、知人から誘われ新宿ゴールデン街で間借りカレー店を始めると、その味は瞬く間に評判となり、そこから半年後に現在の店をオープン。
有澤まりこさんの「7つのルール」
さて、そんな有澤さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. カレーは辛くしない
これまで作ったカレーは300種類以上。そのほとんどが、子どもでも食べられる辛さ。スパイスは使うものの、毎日食べられるカレーにするのがポリシー。
■2. お客さんに全力で頼る
一人で店を切り盛りしているので、お客さんに全力で頼るのが有澤さん流。完売の案内はもちろん、常連客にお会計をお願いすることも。
■3. 定番カレーは毎月変える
常備しているスパイスは、35種類。そのスパイスを季節や客の体調の変化に合わせて使い分けるため、 必然的に定番カレーの味は毎月変わる。
■4. 家では市販のルーを使う
自宅でカレーを作るときは、市販のルーを使うという有澤さん。市販のルーもおいしいし、スパイスカレーをつくると仕事モードになってしまうため。
■5. 肉は土曜の夜に運ぶ
埼玉県にある精肉店から東新宿のお店まで自らの手で肉を運ぶ。このドライブの時間が、お店や家から離れて自分自身に戻れる貴重な時間。
■6. 料理の文化的背景まで教える
月に1度、料理教室を主宰する有澤さん。料理の作り方だけでなく、その料理の成り立ちや文化的背景まで教えるのがこだわり。
■7. 売り切れても店は開けておく
どんなに早くカレーが売り切れても、営業時間終了までは店を開けておくのがルール。そしてお客さんがくれば、コーヒーとお菓子で他愛もない会話をする。そんな人が集まる場所が、「サンラサー」。
次回の「7ルール」の放送は、3月10日(火)よる11時00分~。主人公は、復興の象徴! ハワイアンズ フラガール・アウリイ晴奈さん。
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! 次回もぜひチェックしてみてくださいね♡