アウリイ晴奈さんってどんな人?
日本にいながらハワイが楽しめるというコンセプトの「スパリゾート ハワイアンズ」。
この福島を代表するリゾート施設で、17代目のキャプテンを務めるのが、今回ご紹介するアウリイ晴奈さん。
このチームの活躍は2006年に話題となった映画『フラガール』でも描かれている。
−−フラガールになった理由は?
福島県、いわき市出身のアウリイさんがダンスに目覚めたきっかけになったのが、映画『フラガール』。「自分もあのステージで踊ってみたい」と、フラガールを目指すことに。
持ち前の真面目さで練習に励んだ彼女は、高倍率のハワイアンズダンシングチームの選考を突破。
しかし、入団直前の2011年3月11日、東日本大震災が起こった。変わり果ててしまった故郷を見て、言葉にならないくらいのショックを受けたという。
ハワイアンズも即日営業停止となり、再開の見通しが立たないまま、彼女は入社。それからおよそ半年後にステージが復活し、その10日後に彼女は初舞台を踏んだ。
アウリイ晴奈さんの「7つのルール」
さて、そんなアウリイさんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 掲示物を見ながら練習する
腰と腕の動きを際立たせるため、上半身は安定させるのがこだわり。そのため、自主練中は掲示物を見て頭の高さをチェック。
■2. 本番直前は後輩にも敬語
一人ひとりの踊る場所を調整する「位置決め」で采配を振るうアウリイさん。その際、メリハリをつけるため後輩にも敬語を使う。
■3. 同期の写真を楽屋に飾る
入社当時に共に支え合った同期の写真を楽屋に飾っているというアウリイさん。彼女以外は全員引退してしまったが、いまでもその存在が心の支えになっている。
■4. 宴会芸は全力で
宴会芸を披露する機会も、全力を注ぐのがポリシー。どんなときでも手を抜かず、全力で。
■5. オフは早く起きて掃除する
アウリイさんはオフの日は、頭をリセットするため早く起きて部屋の掃除をするのが定番。
■6. まばたきをスローに
ステージネームのアウリイは、ハワイ語で〝優雅〟の意味。優雅さを見せるため、まばたきをスローにするのがルール。
■7. 被災地でも笑顔で踊る
震災による営業停止を乗り越えたフラガールは、復興の象徴的な存在。昨年、自然災害にあった地域を復興支援として長期間巡り、被災者の前で踊った。そのなかで、フラガールの踊りを待ち望んでくれている人がたくさんいることを知り、被災者と共に前を向いて進んでいくために、被災地でも笑顔で踊る。
次回の「7ルール」の放送は、3月24日(火)よる11時00分~。主人公は、8年ぶりのパリコレに挑戦! モデル・冨永愛さん。
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