材料は、「まるごと野菜とオリーブオイル」以上。
野菜の下処理をする際、皮やヘタ、種などの部分を捨てていませんか? 実は、私たちが普段捨ててしまうこれらの部分にこそ「ファイトケミカル」という栄養素が多く含まれていると言われています。
筆者も野菜を調理するときは、余った〝くず部分〟はできるだけ保存しておき、後ほどまとめてぐつぐつ煮込み、スープなどに活用しています! でも時間がないときは、この煮込む作業でさえ億劫。
そんなときに出合ったのが、こちらの商品。その名も「ZENB PASTE(ゼンブ ペースト)」。
▲ZENB PASTE[左上から時計回りに]えだまめ、コーン、パプリカ、ビーツ、えんどう豆/各¥1,620(税込)
なぜ〝ZENB〟なのか、それは、野菜の〝全部〟を使って作られているから♡ たとえばコーンであれば実だけでなく芯まで、枝豆であればさやまで使われています。
そしてパッケージの裏側を見てみると……
巷には食品添加物を含む商品で溢れているなか、なんと原材料は「野菜+オリーブオイル」のみという、潔さ。でもこんなにシンプルだと、肝心な味のほうは……!? ということで今回は、この「ZENB PASTE」を使っていろいろな料理をつくってみました!
トーストに塗る(ビーツ、えんどう豆を使用)
まずは味を確かめるべく、シンプルに。食パンをトースターで焼き、バターと一緒に塗ってみました。ビーツのほうは血液のような鮮やかな色合いですが、実際に食べてみると驚くほど自然な優しい味わい。ただペースト自体がかなり粘り気があるので、塗りすぎには注意。薄く塗り広げるのがポイントです! 濃厚なので、トースト一枚でもお腹いっぱい♡
ポタージュにする(コーンを使用)
玉ねぎを炒めてミキサーにかけて鍋に戻して…… という面倒な工程を踏むポタージュも、「ZENB PASTE」を使えばラクラク! ペーストを入れたら牛乳を少しずつ混ぜ合わせ、仕上げにバターを加え、塩・こしょうで味を調えるだけ。インスタントスープに引けを取らない手軽さなのに、予想以上に本格的な味になります。これで野菜の栄養が摂れちゃうなんてうれしい♡
ソースにする(パプリカを使用)
鯛のソテーに添えるソースとして、「ZENB PASTE」のパプリカを使ってみました。「ZENB PASTE」は粘り気があって濃厚だから、皮をパリパリに焼いた鯛によく絡みます♡ ただ今回は「ZENB PASTE」をそのまま使いましたが、ねっとり感が苦手な方は薄く伸ばしたほうがいいかもしれません。
ちなみにマッシュポテトには、「ZENB PASTE」のビーツを混ぜています。こちらもなめらかなポテトと相性抜群!
スムージーにする(ビーツを使用)
今回作った中で一番ヒットしたのが、こちら! バナナと「ZENB PASTE」のビーツ、豆乳をミキサーにかけ、スムージーに。ビーツの優しい甘みを感じられて絶品。もちろんビーツだけでなく、コーンやえだまめなど他の「ZENB PASTE」を使ってもOK。忙しい朝でも、この一杯で幸せな気分になれそう♡
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その他のレシピは、こちらから。
価格は少しお高めの設定ですが、野菜を丸ごとおいしく食べられるうえ、一度に使う量は少量で済むので意外と長持ちしそう!
ちなみにどのペーストもそれぞれの野菜本来の味を楽しめますが、個人的なオススメは、ビーツです! 〝食べる点滴〟との異名をもつほど栄養価が高いことで知られるビーツ。でも街中のスーパーではほとんど見かけないし、下ごしらえが面倒なところが難点。だから、手軽に味わえる「ZENB」で積極的に摂取していきたいと思います♡
「ZENB PASTE」は余計な味付けがされていないから、アレンジ次第で使い方は無限大。みなさんもぜひ試してみてくださいね!
文/川原莉奈