【目次】
・「てへぺろ」の意味とは?
・てへぺろの正しい使い方は? 例文をご紹介
・てへぺろを表わす顔文字もご紹介
・最後に
「てへぺろ」の意味とは?
メールの顔文字やLINEのスタンプなどで、よく見かける「てへぺろ」。もともとの表記は「(・ω<)」といわれています。
「てへぺろ(・ω<)」が初めて使われたのは2009年頃からで、もともと声優・日笠陽子さんの持ちネタだったそうで、初登場したのも日笠さんのブログでした。
それからお笑い芸人・はんにゃの金田哲さんや元AKB48の渡辺麻友さんらが使用したことで、一気にブレイクし、特に女子高校生の間で爆発的な人気に。12年にはソフトバンクのCMで「てへぺろ」が採用され、一気にお茶の間へも浸透して、女子中高生が選ぶ「ケータイ流行語大賞」で金賞に輝きました。
「テヘッ」と笑って「ペロッ」と舌を出す動作を示し、うっかりミスや失敗などをした際に、てれ笑いやごまかし笑いをする、軽い謝罪の意味で用いられ、周囲に愛嬌を振りまくニュアンスでも使われます。
相手がイラっとした時やちょっと気まずくなった時に、この言葉や顔文字を使うと場が和みますが、それはあくまでも仲がいい間柄で笑ってごまかしても許される空気の場合がほとんどです。そのため相手によっては、真剣さが足りない、ウザいといった印象を与えてしまうこともありますので気をつけましょう。
てへぺろの正しい使い方は? 例文をご紹介
1:「遅刻だよ」「ごめん、昨日徹夜で起きられなかった(。・ω<)ゞてへぺろ♡」
遅刻して相手をイラッとさせてしまった場合などによく使われます。
「間違えちゃった」「やっちゃった」「ごめんね」といったニュアンスですね。
2:「今日返す予定だった本、持ってくるの忘れちゃった! 明日は必ず(´>∂`)☆」
怒られる前にちゃっかり先に謝る、という相手の気持ちを鎮める時に使うとより効果を発揮します。言葉、顔文字、スタンプと複数の表現方法がありますので、ネット上では多用され、気持ちを和ませる雰囲気になります。
3:「ごめん急用で行けなくなったテヘペロ」
ドタキャンするときにもよく用いられます。憎めない表情やしぐさをすることで、相手のイラつきをやわらげようとする狙いもありますが、多用しすぎると、相手に「なめてるの?」と誤解を招きかねませんから注意しましょう。
てへぺろを表わす顔文字もご紹介
使い勝手の良さから、バラエティーやアニメ、ドラマ、CMなどで見かけることが多くなってきました。文面で送る場合は絵文字と組み合わせて使用することが多いです。顔文字は日笠さんの元祖「(・ω<)」をはじめ、その後も以下のように、たくさんの種類が使われています。
てへぺろ☆(・ω<)
てへぺろ(・ω<)
(・ω<)テヘペロ
(´>∂`)てへぺろ☆
(。・ω<)ゞてへぺろ♡
(๑❛ڡ❛๑)
最後に
「てへぺろ」は、顔文字やポーズ、表情など、多様な形で表現できる点が特徴的です。ただし、よくも悪くも、くだけた感じでふざけた意味合いも含みます。使用する際には、時と場所を慎重に選ぶようにしましょう。
あまり仲がよくない人に対して使うと、「ばかにされている」という印象を抱かせる可能性があります。重大なミスをした際の使用も、反省していないととられかねないリスクがありますので、くれぐれも空気を読んで使いましょう。
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