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LIFESTYLE

2020.02.03

節分だから「豆カレー」♡ 大河俳優もマニアも絶賛する名店は!? 間借り新店もピックアップ!

「豆カレー」が食べられるお店をご紹介。13年間1日たりとも欠かさずにカレーを食べ続けているカレーおじさん\(^o^)/こと縫田曉言さんによるカレー愛に溢れたコラム。カレー好き女子に送る「カレーなでしこ連載」114回目!

カレーおじさん\(^o^)/

節分といったら「豆」! 今年は「豆カレー」で節分を楽しもう

節分! 豆まきが各地で行われます。僕の地元・東京の下町では、昔から節分になると近所から「鬼は外! 福は内!」の掛け声とともに、豆をまく音が聞こえていました。僕の実家でも毎年やっていたように思いますが、最近では本格的に豆まきをする家庭も少なくなってきてしまっているのではないでしょうか。

そもそも何故節分に豆をまくかというと、むかしむかし京都鞍馬山に鬼が出た時に、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけて退治したという昔話が由来だそうです。魔の目(魔目)に豆をぶつけて魔を滅した(魔滅)という意味が込められているのだとか。

豆まきで使う大豆を炒って食べることも風習として残っており、年齢の数だけ豆を食べるなんてことも言われますが、豆ってそうそう沢山の数を食べられるものでもないですよね。

しかし、カレーと一緒なら簡単に美味しく、沢山食べることができるのです\(^o^)/

そこで今回は節分にちなんで、豆のカレーが美味しいお店をご紹介したいと思います。大豆のみならずひよこ豆だったり、豆と他の食材を合わせたものだったりしますが、とりあえず豆を使っていればOKということで!

◆大河俳優・鈴木亮平さんも大喜びした超豆カレー「根津 チャミヤラキッチン」

最初に紹介するのは赤土小学校前駅近くから根津駅前へ昨年移転したチャミヤラキッチンです。こちらはインドはガルワール地方の郷土料理に力を入れているお店。野菜料理がどれも絶品なのですが、豆のカレーだけでも何種類もあります。

その中でもバトゥワニーという節分らしく大豆を炒ったものを使用したカレーがあるのですが、これが最高!

以前TV番組で俳優の鈴木亮平さん(大の北インド料理好き)をこちらに案内し、このカレーを食べてもらうと「今まで食べたインドカレーで一番美味しい!」と大絶賛だったお店です。豆の風味とおいしさが凝縮した、行ってみれば「超豆カレー」。大豆好きな方に是非食べてみて欲しいです。

▲バトゥワニー

◆駅前便利で素敵な間借りカレー「祐天寺 カレー&スパイス ハナコ」

こちらは祐天寺駅前に昨年末、新しくできたばかりの間借りのお店です。メインメニューは「お豆とお芋のきいろカレー」と「スパイシードライキーマカレー」の2種類。こちらも豆を使ったカレーが看板メニューなのです。あいがけもできるのですが、このあいがけにスパイシー半熟ゆで玉子を乗せるのがおすすめ!

見た目も味も華やかで、ときめきを感じるようなカレー。そして見た目のみならず味にもときめいてしまいます。玉子の半熟具合も完璧なら、カレーにそのまま乗せられた副菜の彩りも味わいも絶妙。

スパイスカレーブーム、間借りカレーブームと呼ばれる昨今ですが、見た目だけなぞって中身が伴っていないようなカレーも増えてきている中、こちらは見た目のみならず中身も素晴らしいカレーですよ!

▲あいがけ(お豆とお芋のきいろカレー、スパイシードライキーマカレー)+スパイシー半熟ゆで玉子

◆実力を兼ね備えたおしゃれカフェ「経堂 カフェクミン」

知る人ぞ知る人気店である世田谷クミンの姉妹店として、経堂駅近くにオープンしたのがカフェクミン。カレーはサグチキン豆とラムのキーマ日替わりの3種が用意されています。

この豆とラムのキーマはカレーの中に豆が入っているだけでなく、その上にもトッピングとして大豆があしらわれています。この大豆が食感に変化をもたらして、咀嚼すると感じられる音が楽しく、美味しさのレベルも上げているんです。

サグチキンもクリーミーで親しみやすい美味しさ。豆とラムのキーマとベクトルが違うので、やはりあいがけが良いでしょう。また、カレーのみならずデザートのスパイスプリンも絶品! 女性におすすめのお店です。

▲あいがけ2種盛(サグチキンカレエ、豆とラムのキーマカレエ)

◆個性的カレーがあるおしゃれカフェバー「末広町 RUTTEN_」

昭和通り沿いにあるおしゃれなお店ルッテン_。アンダーバーまで店名に含まれます。店名からしておしゃれなのですが、内装もおしゃれならカレーもおしゃれ。

大豆のキーマカレーは挽肉と大豆を使用したカレーなのですが、インドカレーとタイカレーの間くらいな雰囲気の個性的な味わい。ほのかに酸味を感じるカレーと雑穀米の相性がとても良く、美味しいんですよ。

おつまみや自家製シロップを使用したレモンサワーも最高に美味しいので、夜に行きたいお店ですね。最近はカレーの種類も増えてきた様子。今のところは美味しいのに意外と知られていない、隠れた名店だと思いますよ。

▲大豆のキーマカレー

◆老舗の辛い豆カレー「新宿御苑前 けらら」

カレーで使う豆といえば、大豆よりもひよこ豆が一般的なのですが、ひよこ豆のカレーといったらこちらを忘れてはいけません。新宿の旧厚生年金会館裏手にあるカレー専門店けららです。かなり古くから存在し、知る人ぞ知る名店なのですが、知る人ぞ知るという最もカッコ良い立ち位置を長年続けられている稀有なお店です。

看板メニューの「ひよこ豆の辛いカレー」は文字通りしっかりした辛さ。辛いからこそほっくりしたひよこ豆のほのかな甘味を感じることのできる絶妙なスパイス使いが素晴らしいです。他のカレーとダブルセットという形であいがけも可能。卓上にトッピング用の天かすが置いてあるのがまた面白いですし、これが不思議とカレーに合うんです。

▲ダブルセット(チキン、ひよこ豆の辛いカレー)

◆ネパール料理に豆はつきもの「大塚 カスタマンダップ」

豆と言えばダル。カレーではなく豆のスープなのですが、ネパールの代表的な料理であるダルバートは、そのダルとご飯とカレー味のおかずが一緒になった定食のようなものです。

ネパール料理といえば新大久保エリアが有名で、名店がひしめきあっているのですが、こちら大塚のカスタマンダップはそんな新大久保エリアの名店出身の方が立ち上げたお店です。

50人くらいは入れそうな大箱に、ネパールの若き美男美女が働いている空間はかなり独特で面白いです。こちらのダルバートセットは何とワンコインの500円! ダルとカレーとご飯を混ぜながら食べてみてください。このネパール料理を知らないでいたことに後悔することでしょう。

▲ダルバートセット

◆インネパと侮ることなかれ「大山 ニューナマステヒマール」

日本にあるインドカレー店に見えるお店の多くは、実はネパール人によるインドネパール系と呼ばれるお店です。ネパール人が作るインド風料理ということで、インド料理原理主義者からは本物ではないと揶揄されることもあるのですが、インドネパール系にはインドネパール系ならではの良さがあるのです。

こちらニューナマステヒマールはまさに正々堂々インネパ(インドネパール系の略称)。それでいてちゃんと美味しいんです。インネパ店ではチャナマサラというひよこ豆のカレーを頼むとだいたいハズレが無いのですが、こちらはハズレどころか、当たりな美味しさ。ナンではなくロティと合わせれば、しみじみと素朴な美味しさに包まれて幸せな気持ちになりますよ!

▲チャナマサラ、タンドリーロティ

◆本格的インドスウィーツと軽食をインドタウンで「西葛西 トウキョウミタイワラ」

最後にまたインド料理店です。日本のインドタウンとして知られる西葛西に昨年新しくできた、インドスウィーツを売りにしたカフェ、トウキョウミタイワラです。こちらはインドスウィーツのみならず、インドの軽食もいただけます。

「パオバジ」はインドでポピュラーな軽食で、豆のカレームンバイパンと一緒に食べるもの。これが美味しいんですよ。トマトベースの豆カレーはバター入りでしっかりとコクもあり、肉がなくとも満足できるカレーになっています。

そしてムンバイパン。こちらも軽くバターで焼かれてあり、断面の焼いた部分にカレーを挟んで食べれば、気分はもう北インド。ここはムンバイかデリーか。いやいや西葛西なんですけれども(笑)

▲パオバジ

豆は非常にヘルシーな食べ物です。特に大豆には総コレステロール値を低下させる大豆レシチンや抗酸化作用がある大豆サポニンが含まれており、アンチエイジング効果も期待できると言われています。

そしてひよこ豆には解毒作用の強いビタミンB1、体内の塩分を調整する効果のあるカリウムが含まれており、血流が良くなって冷え性にも効果が期待できます。また大豆より低カロリーです。

せっかくの節分です。豆まきをせずとも、大豆を買ってきて食べずとも、せめて豆のカレーを食べてみてください。昔から続いている風習には実は科学的な意味もあったりすることが少なくありません。この時期だからこその豆カレー。美味しく健康になりましょう!

AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/

ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。

音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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