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LOVE

2019.12.27

【実話】恋の出会いは突然に!? 葬儀場で出会ったふたりは… どうなった?

定番の出会いでカップルになる人がいるようにまさかな場面で恋愛に発展する人もいます。今回は、実話で稀な男女の恋模様をお届けしましょう。恋愛経験豊富なOLライタータケ子がお届けします。

出会いは意外なところにある

あなたは今の彼とどうやって知り合った? 職場や友人の紹介? はたまたナンパや同級生?

OLライターのタケ子です。いよいよオリンピックイヤーの到来ですね! オリンピック一緒に旦那さまと見るはずが、未だに独身彼氏なし。出会った男は既婚者ばっか。そんな私もいつかロマンチックな出会いが訪れると信じてやまないアラサーイタ女。でもおとぎ話のようでなくても、運命を感じる出会いはあるようですね。そんな珍しい男女の出会いを結婚まで至ったカップルを取材してきましたので、紹介しましょう。

◆珍出会いケース「フルーツ店」

(c)Shutterstock.com

とあるアラサー女性のN子は、友人の入院見舞いのために、駅前のフルーツ屋に入りました。とても小さなお店でおじさんが1人でお店に立っていた。メロンにしようか、フルーツのバスケットにしようかと悩んでいると、

ピンポーン♪

お客が店に入る音だ。なんとなく入口をみると「王子かよ(笑)」と心の中でツッコみたくなるほどの色白な好青年が。バチッと目が合ったN子は少し照れながら、お見舞い用のメロンを購入した。大きな立派なメロンを抱えて彼女は駅横の駐輪所へ。カゴには入らなそうねと悩んでいたら、

「あのさっきの」

すると同じメロンを持った先ほどの王子が。びっくりしたものの、同じ駐輪所に自転車を止めていた王子に「偶然ですね」とN子。後日、友人のお見舞いに大きな総合病院へ向かった彼女。はじめてのお見舞いだったので、受付で病室を尋ねると視線を感じ、その方向を見ると、

「王子だ!」

どうやら彼も誰かのお見舞いのよう。せっかくなので声を掛けた。もちろん覚えていた彼も、友人のお見舞いだと言った。偶然会ったけれど、再会が嬉しくなった2人は、お見舞い相手は二の次に、待合室で話し込んだ。

すると、それに気づいたあるおじさんが、「今日はお見舞いですか。N子さんはお知り合いなんですね」と言うと、そのおじさんは、「こちらの次期院長先生なんですよ」と。

ポカンとするN子に、「父がここの院長でね」という王子の言葉で目が覚めた。その後はお察しの通り。2人は順調に交際を進め晴れて結婚。そしてOLだったアラサーN子はようやく最近院長夫人の座に就かれたのだとか。

◆珍出会いケース「お葬式」

(c)Shutterstock.com

S江さんとご主人の出会いもなかなか強烈。S江さんが新米OLだった、およそ20年前。突然父が倒れたと知らせを受け病院に駆けつけた。数日の間看病したもののそのまま息を引き取られ、とてもショックを受けたS江さん家族。慌ただしく葬儀の準備に追われる中、「部下ですから」と手伝いに名乗りをあげてくれた

彼こそ将来S江さんの夫になる人なのですが、悲しみの場面ではときめくこともなくS江さんは彼に父の部下の方という感情以上の何かは感じていませんでした。悲しみに暮れる中、彼が居なければきちんと葬儀をあげれなかっただろうと振り返って親族で語るほどに彼は現場で支えてくれ、彼女たち家族は大変感謝したそう。

そして四十九日が開けたその日、S江さんは彼から「結婚を前提にお付き合いをしてください」と申し込まれ、S江さんはそれを承諾。葬儀のやり取りで信頼を勝ち取った彼は、無事S江さんと結婚まで突き進んだのでした。現在は、郊外の大きなお家に2人娘と4人で仲良く暮らされています。

どう? 意外とおもしろい所で出会うのもいいわよね! どちらもとってもロマンチックってほどではないけれど、素敵な出会いには間違いありませんね。みなさんの仰天出会いエピソードがあればぜひ教えてください♪

TOP画像/(c)Shutterstock.com

OLライター タケ子

恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪

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