女はいつだってマウンティング?
こんにちは♪ OLライターのタケ子です。先日、ゲイ友と一緒に鎌倉へドライブに行ってきました。鶴岡八幡宮まで歩く小町通りには、おいしそうな食べものがずらり! 日曜ということもあってか、多くのカップルに家族連れがいました。うらやましさ炸裂の私は、色気より食い気よ! と「おだんごにしようかな~、やっぱコロッケも食べて、あとはタピオカも…」と、ブヒブヒしていると、私の後ろから女子2人の会話が聞こえてきました。
A「えっ、鶴岡八幡宮は2回目なの?! じゃあまだ色々知らない所あるでしょ?」
B「2回目なんだけど、そもそも京都の方によく行くからな~。京都は行かないの? すっごくいいよ~」
こんな人ごみの中で、マウンティングしあっていたのです。どんな人だろうと振り返ってみると、なんと彼女たちはまだ小学校4年生くらい女の子!
団子とコロッケを握りしめた、独身・彼氏なし・本日の連れはゲイ、というアラサー女の私はちょっぴり笑ってしまった。そう、たとえ子供だろうが彼女たちも女なのだ。
◆マウンティング=優越感に浸りたい
ここ数年、SNSなどの自己発信ツールのおかげか、相手のプライベートを手軽に見られるようになりましたね。有名人・芸能人のみならず、一般の私たちにも使用するSNSは、瞬く間に膨大な情報を与えてくれます。
そこにアップされる写真や動画は、友人が結婚したとか、海外旅行にいったとか、ブランドバッグをプレゼントしてもらったとか… 一体、どれだけの人がその投稿に“いいね”が押してくれるのでしょうか。
素直に“いいね”を押す人と、押さない人、それと“押さないとひねくれてる”と思われたくないから押す人、の3択くらいかしら?
投稿した本人は、その“いいね”の数に満足し、優越感に浸るのです。あなたのまわりにもいませんか?
「そんなつもりないよ~」と言いつつも、マウントを取りにかかってくるこの様は、決して今はじまったことではないのです。
◆あなたは、一生、マウントを取り続けますか?
スマホ世代の人たちは、先に紹介した通り、口にしなくともSNSを使って優越感に浸る人がいます。
ではこれが親やシニア世代になると、どうでしょうか。軸となるのはもちろん“子ども”。
プライベートの充実披露に加え、子供の成長を他人と比べるでしょう。言わずもがな「うちの子の方がかわいい」と思い、自慢気に話すわけでもなく、チクチクと話します。そして、子供が成長すると、学校を基準にマウンティングが。
「〇〇くんはCC中学に入学なんですってね。うちは私立のSS中だから学費が大変なのよ」
理解力のあるあなたなら、きっとこう聞こえるでしょう。
「うちは優秀な頭脳と財力のある家庭しか通えない学校なんですよ」とね。
こんな翻訳がぴったり! そして、女のマウンティングはまだまだ続きます。子どもの就職先やその後の役職までもが天秤の材料と化してしまうのです。
幅広い世代に存在する“マウンティング”には悪意がなくとも、口にする人は大勢います。その度に腹を立てたり、負けじと意地を張るのは大人の女性としてどうかしら?
大なり小なりあなたにも秘めているマウンティングは、男性より圧倒的に他人との比較や人の目を気にしがち。現代女性は、「自信をつけるため」や「みんなに私を認めてもらいたい」という心理が働くそうですよ。
あなたも誰かと比べていませんか? 自分らしくいるために誰かと比べる必要がありますか?
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪