1:元日の夜に鬼電…!
「2019年のお正月は、ちょうど不倫をしていた頃でした。年末年始の長期休暇には、彼には会えないってわかってはいたのですが、友人たちが恋人とデートしているSNS投稿を見るたびに、どんどん寂しくなってしまって…。
どうにも気持ちが収まらなくなった元日の夜、彼の声が聞きたくて、しつこくコールを鳴らしてしまったんです。でも、何度コールしても彼は電話に出てくれず、でも私の気持ちも暴走していたので、なんと1時間にもわたって、彼の電話を何度も鳴らし続けてしまいました…。
結局、彼から折り返しの電話がきたのは、1月4日の朝。家族と奥様の実家に帰省していたそうで、彼は私の行動に呆れた様子で、電話に出られなかったと言っていましたね。
その電話事件を機に、不倫なんてするものじゃないなって改めて痛感して…。結局、その人とは2月のバレンタインデー前に別れました。夏の終わりごろだったかな、合コンで知り合った会社員とお付き合いすることに。普通の恋愛で燃えるようなときめきはないけど心が安定しています」(31歳女性/ネイリスト)
休暇中に会えない時間が長くなると、寂しさが募るのは不倫“あるある”。暴走した結果、不倫から目が覚めるチャンスとなったのは、不幸中の幸いだったかもしれません。
2:彼の様子を見に自宅まで…。もう決別します!
「もう年があけましたね。私は一昨年からずっと上司と不倫をしていました。年末年始の休暇中は会社が休みなのでデートできないのは当たり前ですが、いざ会えない時間が長くなったら、どうしても彼の顔が見たくなってしまい、一昨年の12月30日に彼の様子を見に、自宅近くまで行ってしまいました…。
とは言え、インターホンを押すわけにもいかないので、彼の暮らすマンションが見える公園で、ひたすら彼が出てくるのを何時間も待ってみたんです。
すると、3時間ほど経った頃に彼が子供と奥様と一緒にマンションから出てきて! だけど、そのときの彼の表情は、私の知らない“パパの顔”なのを見て、とてもショックで。私には『愛しているのは、お前だけ』とか『家族とは、家庭内別居みたいな生活』って説明してましたけど、実際には違うんじゃんって感じでしたね。その日は結局、泣きながら静かにその場を立ち去りました…。
とはいえ昨年はずっと不倫は続けてしまいましたが、今回の年末年始の休みに入る前に『もうあんな寂しい思いはしたくない!』って思って、不倫から足を洗いました。年始に出勤したときも会社で彼と顔を合わせてもきっぱりとした態度を取れる自分でいたい。2020年は仕事に邁進します!」(33歳女性/サービス)
ズルズルと不倫を続けてしまう人もいるけれど、言うまでもなく、不倫は人の道から外れた行為。寂しい思いをした結果、何も残らない不毛な関係です。
3:好きでもない男性とワンナイト…
「つい先日のこと… 年末に彼に会えない寂しさから、カウントダウンパーティで意気投合した好きでもない男性とワンナイトをしてしまいました。彼は家庭で奥様と仲良くしているのかもって思ったら、居ても立っても居られなくなり、つい勢いで…。でも酔いも覚めて、コトも終わった後に、自分自身にゾッとしてしまいました。もちろんワンナイトの彼とも、連絡先の交換さえもしていません。
その最中は寂しさが紛れたけれど、そんなのは一瞬のこと。家に帰ってからは、虚しさが増してきて… イヤな気分のまま年越し。もし不倫をしていないければ、こんな安売りはしなかったと思うし、激しく後悔しています。この悔しさとか虚しさとかは、これまでに経験したことのない感情で。
不倫しているからこんな思いをするんだ、不倫なんて、絶対にするもんじゃないなって、自分自身の肝に銘じて、1月2日に彼に絶縁LINEを送りました。もう不倫はこりごり。すべてのSNSも彼から連絡がこないようブロックしたし、電話番号も消去しました」(31歳女性/専門職)
寂しさが大きくなると、身近な異性にその場だけの救いを求めてしまう場合も。そのときはよくても、振り返ると後悔しか残らない出来事です。自らそんな残念なシチュエーションを招く引き金が、不倫には潜んでいます。
好きな人と会えない寂しさから、うっかり暴走… となれば、取り返しのつかない事態にだってなりかねません。不倫は人の道から外れた行為であると同時に、多方面にリスクが伴う「絶対NG」と改めて心得て。
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