まるで、きんぴらごぼう!? 坂田金平 ごぼう煎
こんにちは。手土産姉ちゃんこと、大雄寺幹子です。ホントにきんぴらごぼうの味がしちゃうの!? 今回紹介するのは、東京都江戸東京博物館で見つけた「坂田金平 ごぼう煎」です。江戸博のお土産物屋さんでお菓子とは思えぬ、薬のような渋いパッケージに惹かれ、江戸気分も相まって自分用とお煎餅好きの家族用にお買い上げ!
袋を開けるとフワ~と香る、ごぼうの香り。
▲一粒一粒の大きさは小ぶりで大体縦2cm×横1cmほど。
◆いざ、実食!
早速、ひとつ食べてみると、ごぼうの香りが口の中に広がり、きんぴらごぼうの味がしっかり。甘じょっぱい味の中に唐辛子のピリッと辛い感じ、まさにきんぴらごぼうを食べているような感覚です! パンチが効いてて次から次へと食べる手が止まりません。クセになる味で一気に1袋食べられそうな勢いで進む手をなんとか落ち着かせました(笑)。熱〜い日本茶とも相性が良い◎
熟練の職人さんが国産ごぼうを丸ごと練り込んだおかきに、金平ごぼうの味を加えて、仕上げているのだとか。食物繊維が豊富に含まれるごぼうは、体内の環境を整える効果があるだけでなく、毎日の健康作りを助けてくれる食物として、昔から重宝されて来たそう。そんな風に言われてしまうとお菓子なのに、健康になれちゃいそうな気が(笑)
パッケージに描かれたイラストは、きんぴらごぼうの語源となった
「坂田金平(さかたのきんぴら)」さん。
江戸時代に流行した「金平浄瑠璃」の主人公で、次々と悪者を退治する大変力強い人物として描かれており、当時からごぼうは栄養豊富な野菜として食べられていたので、唐辛子を効かせたごぼう料理は、その歯ごたえや辛さが坂田金時(金太郎)に、通じるとされ、「きんぴらごぼう」と名付けられたと言われています。
ほかにも、玉ねぎ煎や南瓜かき餅もありましたよ。今回は東京都江戸東京博物館で購入しましたが、その後成城石井や紀伊国屋などのスーパーでも販売しているのを発見したので、近くに行かれた際はぜひ一度お試しを!
【詳細】
価格:380円(税込)
内容量:70g
手土産姉ちゃん 大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。