上品に見える写真の写り方とは!?
スマホで手軽に写真を撮れる昨今、どこへ出かけるにしても写真に写る機会は多いですよね。でも、自分の写真写りに自信はありますか。「なんだか写真写りが悪い……」「だらしなく見える……」と感じている人は必読です!
「実は立ち位置やポージングのコツを覚えるだけで、エレガントでスタイルよく写ることが可能なのです。」
そう語るのは、皇室や政界をはじめとするVIPのアテンダント指導を行い、女優の上品な所作指導にも定評がある「マナースクール ライビウム」代表の諏内えみさん。
そこで、諏内さんの著書『世界一美しいふるまいとマナー』より、上品に見える写真の写り方についてお届けします。
立って写るとき… 身体をやや斜めに
写真に写るとき、多くの方は身体を正面に向けるはず。しかしやや斜めにすると、身体がほっそりして見えるのです!
手は身体の前で組み、小指の側面を見せるように手首を軽くひねると、華奢で女性らしい印象に。また、片手をウエストの少し上に添えると脚が長く見える効果も。
O脚を隠したいなら、脚をクロスさせるのもオススメ。さらに目は一度伏せてから上げると、まぶたの筋肉が上がり目力があるように見えますよ!
座って写るとき… 脚はあえて隠さない
近くにあるものは大きく長く見え、遠くにあるものは小さく短く見えるもの。写真に写るときもこの錯覚を利用しましょう! 長く見せたいものはあえて前に出し、小さく見せたいものは奥にもっていきます。
自信がなくあまり見られたくないからと脚を隠そうとすると、よけいに短く太く見えてしまいます。脚はカメラに向けて流すことで、長くスラリと見えるのです。また、反対に顔は引きぎみにすると、より小顔に写ります。
グループ写真は、迷わず真ん中へ!
集合写真を撮るときに、遠慮して端のほうへ移動していませんか。写真の写りが気になる方こそ、思い切って真ん中へ!
写真の端だと、レンズの湾曲により顔がゆがんでしまうため、真ん中で映ったほうが、ほっそり小顔に見えるのです。今日から試してみて。
書籍『世界一美しいふるまいとマナー』では、このほかにもさまざまなシーンにおける「美しいふるまいかた」についてわかりやすく解説されているます。美しい所作を身につけたいなら、ぜひチェックしてみてくださいね!
トップ画像/(c)Shutterstock.com
『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店・著/諏内えみ)
あなたの周りに、どこか品があり、美しく見える方はいませんか? じつはその品と美しさには、理由があるのです。
たとえば、物の扱いかた。書類を渡すときや物を受け取るときだけではなく、お箸を取り上げるときや湯のみを持つときも、両手で丁寧に行うと上品に見えます。
さらに、湯のみをもつときは片手は底に沿えるとより美しく見えます。本書では、そういった様々なシーンでの「美しいふるまいかた」を、かわいいイラストを交えて分かりやすく紹介しています。これだけ押さえておけば大丈夫という「美しいふるまいの原則」も紹介しているので、マナーの本を読み慣れていない方でもかんたんに実践していただけます。
●著者プロフィール
「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。オールアバウト「暮らしのマナー」ガイド。皇室や政界、財界をはじめとするVIPのアテンダント指導、一部上場企業トップのメディアトレーニングなどを経て「ライビウム」を設立。豊富な実績にもとづいた、洗練された上質なマナーや美しい所作、スマートな社交術や会話力のレッスンを行う。テレビなどのメディアにも多数出演し、凛とした美しい女性、スマートな男性になるためのノウハウの指導を行う。