男女1,141人が回答! 撮影モラルの低下の原因になっているのは…
◆22.7%が友達や知り合いがモラルのない写真を投稿しているのを目撃
まず、「友達や知り合いがモラルのない写真を投稿しているのを見たことがあるか」を聞いてみると、22.7%が「ある」と回答。4・5人に1人は目撃経験があることがわかりました。
◆撮影モラルの低下を実感した場所とは?
次に、「どのような場面において撮影モラルが低下したと感じるか」を質問したところ、1位「観光地」(65.9%)、2位「交通機関」(55.7%)、3位「事故・事件現場」(50.4%)となりました。この3つの回答に関しては、どの回答も過半数を超えています。
「撮影モラルが低下した」と感じた出来事は以下の通り。
【観光地】
・立ち入り禁止区域に入って撮影している。看板も大きくある。物事は意味があって立ち入り禁止と記載しているのに。特に多いのは絶滅保存植物区域です。山・川・湖近隣。
・日本占領時代に亡くなったシンガポールの4民族の慰霊塔で、ピースで写真を撮っていた、日本人の女の子たちを見かけた。
・観光地で落書きをしている友人の写真動画を撮っていた。注意をしたら逆に叱られた。
【公共交通機関】
・飛行機の機内登場に際し、ビジネスクラスの乗客が席の写真撮影に夢中になり、エコノミークラスの乗客の着席に支障をきたしていた。
・飛行機内で、周りの人と近い距離なのに勝手にバチバチ写メしてて… なんか軽くで良いから一言言ってほしい。
・通勤時の駅構内のビデオ撮影。第三者の顔が映りこんでそれをSNSにアップしてると思うと朝からやる気が失せる。
【事故・事件現場】
・同じマンションの方が飛び降り自殺をしたが、その現場を上の階からスマホで撮影されているのをこの目で見た時には大ショックを受けた。
・人身事故現場・火事の消火中に救命などをしている人や通行人の邪魔になっているのに動画を撮っている人が多くびっくりする。
◆撮影モラルが低下した原因は「インターネット・SNSの普及」
撮影モラルが低下した原因には何があるのでしょうか?
調査結果では、「インターネット・SNSの普及」(77.0%)が最も多く、「スマホ(カメラ)の普及」(76.0%)、「道徳・倫理的の不足」(65.0%)が続きました。
カメラやスマホなどで手軽に撮影できる今だからこそ、撮影モラルに気をつけなければいけないのかもしれません。写真を撮る時は、周囲の配慮を忘れないことが大切ですね。
【調査概要】
調査主体:株式会社エアトリ
調査対象:20~70代の男女1,141人
調査期間:2019年10月17日~10月20日
調査方法:インターネット調査
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