1:「裏メニューをお願い」と言われても…
「小さな日本料理店で働いています。初めてうちの店にいらしたと思われるお客様がカウンターで女性を連れて座ったんですが、オーダーを伺いに行くと『裏メニューお願い』と言われました。
ウチのお店には特に裏メニューがないので、どうしよう… と思っていると『ほら、前に出してもらったやつ』とお客様。もしかすると他のお店とカン違いしているのかも… と思いましたが、デート中っぽかったので恥をかかせるわけにもいかず、私が固まってしまいました。
結局、先輩に相談して裏メニューらしき(?)ものを出してもらいました」(27歳女性)
他店と間違えている様子のお客様に恥をかかせるわけにもいかないし、かと言って、即答できない要求が出ると困惑しますよね。機転を利かせられてよかった!
2:「俺は、オーナーの知り合いなんだけど?」
「お酒もお料理も出すバル的なレストランで働いています。とあるお客様がきたとき、なぜか私がそのお客様のクレームの標的になってしまい、料理から接客態度に至るまですべてにクドクドとダメ出しをされました。
こちらは謝るしかないので、理不尽だと思いつつも頭を下げていたのですが、その人の怒りは収まる気配なし。しまいには『キミさ〜、俺はここのオーナーの知り合いなんだよ? 今から電話してキミがいかに仕事できないか、言っちゃおうかな〜』と脅してくる始末。
さすがにコレはヤバそう… と思い、店長に相談したところその場でオーナーに連絡をとってくれたのですが、なんとそのお客様はオーナーも知らない人…!
とはいえ、真っ向から否定するわけにもいかず、男性スタッフ数人で説得し、帰ってもらいました。ほっ」(30歳女性)
「オーナー」や「社長」など、トップの存在をチラつかせるクレーマーは、かなり厄介。嘘をついてまで偉ぶる相手には、女子だけでは太刀打ちできないケースもありそう…。
3:「割引してね?」
「女子に人気の飲食店で働いているのですが、さんざん飲み食いするだけしてから、料理に文句を言って『割引してね?』ってクレームを出してくるお客に唖然。
『思った味と違ったから』、『料理が出てくるのに、時間がかかりすぎ』などと文句を並べ『でもお金は払うわ。割引してね?』っていうのが、そのお客様の主張。
身なりを見るとブランド物をたくさん持っていたのに、なんてセコイの! と呆れました。慣れた口調だったから、他店でもやってる常習者ですかね? 割引せずになんとか説得してお支払いただきましたけど…」(31歳女性)
見るからに裕福そうなのに、やけにセコいお客様も困りモノ。延々とごねられても、他の仕事に支障が出そうです…。
接客業をしていると、予期せぬ場面に遭遇することも多い!? やりがいもあるけれど、こんなお客さんには参ってしまいますし、現場での対応力が求められますよね!
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