男女2,500人調査! パラレルワークの実態とは?
◆20代女性のパラレルワークが増加傾向にあり
まず、「現在、複業をしているか」を聞いてみると、約5人に1人が「している」と回答。そのなかでも20代女性のパラレルワーク人口の推移をみると、働き方改革関連法の公布(2018年7月)から複業を始めた人が約7割という結果になり、とくに若い女性がこの働き方に注目していることがわかりました。
パラレルワーク(複業)とは、本業を複数持って、一つのビジネスに依存しない新しい働き方を指します。
一方、パラレルワークを認めていない会社は約6割であることも判明。
◆複業する上で重要視していること
次に、「副業をしている理由(※)」を質問したところ、「収入を増やす」(77.8%※)が最も多く、その後、「好きな事をしていたい」(32.2%※)、「得意なスキルを活かせる」(27.7%※)が続きました。
仕事をするにあたり重要視していることでは、「自分の好きな業務内容である」が第1位となり、好きなことができるという点にやりがいを感じている人が多いようです。男女別でみたところ、69.5%(※)の女性が「自分の好きな業務内容である」と回答したのに対し、男性は59.0%(※)と10ポイント以上の差があり、男女間で複業に対する考え方に違いがあることが明らかに。
※複数回答可
◆人気複業ランキング第1位「ライター・作家」
複業で最も人気の職業は何でしょうか?
調査結果では、第1位「ライター・作家」(20.2%※)、第2位「投資家(株式、不動産など)」(18.2%※)、第3位「Web制作」(11.2%※)となりました。そのなかでも、年収800万以上の人においては「Web制作」が約50%(※)、「システムエンジニア」が約40%(※)と年収が高い人ほどインターネットを利用した複業をしている傾向にありました。
※複数回答可
本業を複数持つという点で大変そうに思えますが、やりがいを感じて仕事をしている人が多いようですね。今後もパラレルワークをする人が増えそうな予感!
【調査概要】
調査:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
対象者:全国20~50代の男女2,500人※主婦や学生を除く有識者
調査期間:2019年4月26日~5月7日
調査方法:インターネット調査
構成比:小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100とならない場合があります
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