1:「まったく料理ができないなんて…」
「海外旅行先で出会い、意気投合した妻と遠距離恋愛2年の末に結婚しました。結婚後は、僕が暮らす街で新生活を始めたんですが、一緒に暮らし始めてビックリ。
なんと妻は、料理がまったくできない人で、お米の研ぎ方や卵の割り方すら知らないタイプだったんです…。
まさかそんなタイプだとは思ってもいなくて。遠距離恋愛でともに実家暮らしだったので、手料理を食べる機会がないまま結婚したことを、ちょっと後悔しています…」(34歳男性/サービス)
実家暮らし同士の遠距離恋愛だと、確かに手料理を振る舞うチャンスはなかなかないかもしれません。期待を裏切られた、という意味では、この男性にとってちょっとした悲劇の結婚となってしまったようです。
2:「彼の二股相手が切れていなくて…」
「交際3年、そのうち2年は、遠距離恋愛をしていた末に結婚しました。
交際中は連絡がとれないこともなかったし、2ヶ月に1回は会っていたので、浮気なんてまったく疑っていなかったのですが…。
結婚し、彼が赴任している地方都市で生活を始めて少し経ったころ、自宅に見知らぬ女性が押しかけてきて、彼が二股をかけていたことを知りました。
まさか当時、裏切られていたなんて思ってもいませんでしたが、遠距離だと監視の目が行き届かないし、浮気していてもわかりにくいのかもしれませんね…」(32歳女性/小売)
遠距離恋愛だと、寂しさから浮気をしてしまう人も存在するのは確か。しかし結婚してその事実を知ることになるなんて…、かなり酷な展開です。
3:「遠距離時代につくった交通費の借金が…」
「遠距離恋愛を2年して、結婚しました。結婚後は私が家計を預かることになったので、夫の資産などをチェックしていたところ、知らない借金が100万円以上あり、大げんかに。
いったい何に使ったのかを問い質したところ、なんと遠距離恋愛中の交通費だったとのこと…。確かに、恋愛中は私が彼に会いにくる交通費まで彼が出してくれていて、しかも新幹線や飛行機のプレミアム席をとってくれることも多かったんです。そんなところも男前で好きだったのですが、まさかそれが、借金によるものだったなんて!
どうしても私を逃したくない一心だったと平謝りされましたが、私の胸中は複雑です」(31歳女性/エステティシャン)
この彼は、距離に負けて好きな人を失いたくない一心だったのかもしれませんが、知らないうちに借金がかさんでいたとなれば、妻の心は確かに複雑でしかありません…。
遠距離恋愛からのゴールインは、愛が距離に勝ったような素敵な展開。しかし、遠距離時代にはわからなかった深刻なテーマに、結婚後にぶち当たることもあるようです…。今、遠距離恋愛をしているみなさん、くれぐれもご用心を。
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