男女1,344人調査! 疲労軽減・予防するために気をつけていること
◆85.6%が肉体的疲労予防として紫外線を意識していない
まず、「肉体的な疲労を軽減・予防するために気をつけていること」を聞いてみると、「十分な睡眠」(62.8%)が最も多く、「休養をとる」(45.5%)、「入浴」(30.1%)が続きました。疲労の予防として紫外線に注意している人はわずか14.4%であり、85.6%が紫外線を意識していないことが判明。
日比野先生によると、「着る」紫外線対策が紫外線疲労の防止への近道になり得るとのこと。
「紫外線疲労は蓄積します。紫外線の強さがピークになる春先から紫外線対策をすることが重要。それにより、真夏に受けるダメージが軽減され、身体も健康な状態を維持できます。紫外線対策グッズは、日傘、帽子、サングラスに加え、衣服もおすすめです。羽織るだけで紫外線を防止でき、疲労を軽減できるので簡単に取り組むことができます」
◆疲れを感じやすい季節は「夏」
次に、「春夏秋冬のどの季節に疲れを感じるか」を質問したところ、「夏」(74.3%)が最も多い回答に。
この結果に対し、日比野先生は以下のように話します。
「夏だけではなく、春でも日中は紫外線が強く、ある程度の時間を超えてしまうと、肌に負担がかかります。夏バテは高い気温だけが原因ではなく、紫外線疲労も一因に。紫外線が強い日中に外に出てしまうと、短い時間であっても身体に負担がかかってしまいます。紫外線は、日焼けや肌の老化だけではなくて、全身疲労(脳の疲労から全身へ)にも影響するという事実は意外と知られていません」
◆82.7%が疲労を予防できるのであれば、紫外線対策に力を入れたい
最後に、「紫外線を対策することで疲労を予防できるのであれば、紫外線対策に力を入れたいか」を尋ねると、「紫外線対策に力を入れたい」が82.7%と高い結果になりました。
日比野先生に紫外線疲労の予防を聞いてみると…
「紫外線疲労の予防として、衣服を着ることも大切ですが、身体の内側からケアしていくことも大切です。ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線疲労の原因となる活性酸素から細胞や組織を守るため、日頃から摂取することもおすすめ。
一方で、疲労回復には、抗疲労成分としても知られるビタミンB1、B2、B6がエネルギー代謝をしてくれるので、より疲れにくい身体に近づけることができます」
紫外線は肌だけでなく、身体を疲れやすくもするのですね…。春夏、紫外線による疲労を避けるためにユニクロのUVカットアイテムを着たり、ビタミンCを摂取したりと対策しましょう。
【調査概要】
調査:株式会社ユニクロ
方法:インターネットリサーチ(株式会社マクロミル)
対象:全国の0~60歳以上の全国の男女1,344人
期間:2019年2月10日(水)~2月21日(木)
TOP画/(c)Shutterstock.com
教えてくれたのは… 医療法人康梓会 Y’s サイエンスクリニック広尾統括院長、医学博士 日比野佐和子先生
大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授、日本化粧療法医学会副理事長・世界中医薬学会連合会(WFCMS)理事・アジアオセアニア抗衰老促進協会理事長
美のカリスマとしてメディアでも大活躍のカリスマ医師。メディアで活躍するだけでなく、再生医療やアンチエイジング療法でも第一線を走る研究者でもあり、国内外のVIP を受け持つ敏腕医師。
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