半田菜摘さんってどんな人?
にっこり笑ったような顔を見せるモモンガ。まるで頬にキスをしているような、つがいのフクロウ…。
半田さんは、そんな野生動物たちの一瞬の表情を巧みに切り取る動物写真家。その作品は国内外で評価され、カメラを持ってわずか5年にして相次いで受賞するまでに。
(※半田さんの作品は、ご本人のInstagramをチェックしてみてください! かわいい動物たちの世界を覗けます♡)
しかし、半田さんには、もう一つ別の顔が…。それは、“フルタイムの看護師”であること。
写真家と看護師という二足のわらじを履き、時には北海道の過酷な環境で撮影に挑む半田さんの素顔とは…?
––動物写真家になった理由は?
北海道旭川市で生まれ育った半田さん。学生時代に看護の道を志し、看護師免許を取得。
しかし、最初の勤務地ある札幌で人間関係に悩み、旭川に帰省。
そんな辛い新人時代を支えてくれたのが、生まれたばかりの愛犬の存在。
そして、友人が撮影した写真に影響を受け、本格的に動物を撮るように。
半田菜摘さんの「7つのルール」
さて、そんな半田さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.撮影前夜は車中泊
撮影は、空気の澄んだ早朝に撮影するために夜のうちに移動することも。そんなときは、自分の好きなように動けるように車中泊をするのがルール。
■2.まずは動物の正面に座る
動物と対面した際、時間をかけてゆっくりと距離を縮めたら動物の正面に座るのがお決まり。あえて自分の存在を認識してもらったうえで無害であることを伝えるようにしている。
■3.ストロボと連写はしない
多くの写真家がフラッシュと連写機能を使うなか、半田さんは使わないのがこだわり。いつも「動物の世界を覗かせていただいている」という気持ちで動物にできるだけストレスを与えないように気を配っている。
■4.病院に写真を飾る
看護師の仕事は命にかかわる仕事なので、勤務中は写真のことは一切考えないのが半田さんのポリシー。しかし、患者さんに季節を感じてもらうため病院の壁には写真を飾っている。
■5.グチはノンアルコールで
看護師と写真家の仕事を両立するなかで周囲から厳しい言葉を浴びせられることもあるという半田さん。愚痴を言う際は、後から忘れないようにノンアルコールで。
■6.フンがあればにおいを嗅ぐ
撮影に行った際、フンを発見したらまずニオイを嗅ぐのが半田さんのルール。フンからその動物の居場所のヒントを得ている。
■7.二足のわらじは脱がない
看護師を辞めて写真家一本で活動することを考えたこともあるという半田さん。しかし、大変なこともあるがそれ以上に患者さんと接している時間も大切でやりがいを感じている。だから、「二足のわらじは脱がない」。
次回の「7ルール」の放送は、3月26日(火)よる11時00分~11時30分です。主人公は、赤羽の地酒専門店店主・東海林美保さん。
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