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LIFESTYLE

2019.03.11

女医が教える【不眠症】その原因、改善法、治すコツ

不眠症は発生頻度の高い病気ですが、どのような原因によって発症するのでしょうか? 改善方法も合わせて詳しく解説します。

不眠症とは、睡眠の長さや質が低下する病気です。原因は多岐に渡りますが、成人の約20%が不眠症に悩み、15%が日中の眠気を感じているとのデータもあります。

不眠症は発生頻度の高い病気ですが、どのような原因によって発症するのでしょうか?

改善方法も合わせて詳しく解説します。

【目次】
【不眠症】その原因は何? ホルモンとの関係は?
【不眠症】効果的な改善方法は?

【不眠症】その原因は何? ホルモンとの関係は?

不眠症4つのタイプとその原因

不眠症には、「入眠障害」、「中途覚醒」、「早朝覚醒」、「熟眠障害」の4つのタイプがあります。

「入眠障害」

就寝してから実際に眠りにつくまでに長い時間がかかるタイプです。

入眠障害
(c)Shutterstock.com

「中途覚醒」と「早朝覚醒」

眠りの途中や早朝に目が覚めて、再び眠るのに時間がかかったり、そのまま眠れなくなるタイプです。

「熟眠障害」

十分な睡眠時間は確保できているものの眠りが浅く、起床時にスッキリしないのが特徴です。

不眠症の発症原因

それぞれのタイプによって異なり、以下のようなものが挙げられます。

「入眠障害」:ストレス、うつ病などの精神疾患、生活習慣の乱れなど

「中途覚醒」:過活膀胱などによる頻尿、せきやかゆみを引き起こす病気など

「早朝覚醒」:うつ病、生活習慣の乱れ

「熟眠障害」:ストレス、飲酒、加齢など

不眠症
(c)Shutterstock.com

不眠症にはホルモン分泌異常も関係している?

また、私たちの脳内では眠気を誘う「メラトニン」と呼ばれるホルモンが産生されています。

メラトニンは、朝太陽の光を浴びると産生量が低下し、その約15~16時間後に再び産生量が上昇する性質があります。

このため、私たちの身体には朝陽を浴びると目が覚めて、夜には自然と眠くなる仕組みが備わっているのです。

朝太陽の光を浴びる
(c)Shutterstock.com

しかし、起床・就寝時間が不規則な生活を送っていたり、カーテンを閉めた室内に閉じこもるような生活を続けていると、メラトニンの分泌サイクルも乱されることになります。

その結果、日中に眠くなったり、夜になっても眠気がないなどの症状が現れ、不眠症を発症することがあるのです。

【不眠症】効果的な改善方法は?

不眠症は日中の活動性や集中力・注意力を低下させることがあるため、重度な場合には医療機関で薬物療法などの治療を行う必要があります。

しかし、薬物療法の効果には個人差がある上に、治療薬は入眠や睡眠の維持を補助する効果があるにすぎないため、不眠症の原因を改善しない限りは十分な効果が得られないことも少なくありません。

不眠症を改善するためには、日常生活の習慣を改善していく必要があります。

不眠症のおススメ改善方法5

1.規則正しい生活を送る

良質な睡眠に関与する「メラトニン」の分泌を安定させるためにも、起床・就寝時間は規則正しく、起床時にはカーテンを開けてしっかりと日光を浴びることが大切です。

起床
(c)Shutterstock.com

2.食事は就寝3時間前までに

就寝前に食事を摂ると、入眠時に胃や腸が活発に動いた状態となるため、睡眠が浅くなってしまうことがあります。また、脂肪分が多い食事は消化に時間がかかるため、夕食時はほどほどにすることも大切です。食事は、就寝の3時間前までに済ませ、入眠時は心身ともに休める体制を整えましょう

3.ストレスをためない

ストレスは交感神経を刺激して入眠や熟眠を妨げることがあります。日常生活からストレスを完全に排除することはできませんが、ストレスを発散できるような趣味を持ったり、就寝前にアロマを焚くなどして心を穏やかに就寝できるよう心がけましょう。

4.就寝前のスマホやパソコンは控える

スマホやパソコンの画面から放たれるブルーライトは、脳を活性化させ入眠を妨げる作用があります。就寝前はスマホやパソコンなどをいじらないようにしましょう。

就寝前のスマホ
(c)Shutterstock.com

5.市販の薬を服用する

「黄連解毒湯」や「柴胡加竜骨牡蛎湯」をはじめとした漢方薬は気持ちを落ち着かせ、不眠症を改善する効果が知られています。

また、眠気を引き起こす成分が含まれた睡眠導入剤なども広く市販されており、眠れない夜が続いているときに服用したことがある人も多いでしょう。

市販薬の効果は人によって異なり、翌日日中の眠気や吐き気などの副作用が現れることも珍しくありません。一時的に服用するには大きな問題はありませんが、市販薬を漫然と使用するのは危険です。

日常生活を改善したり、市販の薬を試しても効果がない場合は、医師に相談して適切な治療を受けましょう。

成田亜希子先生

一般内科医。プライベートでは二児の母。
保健所勤務経験もあり、医療行政や母子保健、感染症に詳しい。
国立医療科学院などでの研修も積む。
日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会所属。


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