カレーを毎日食べ続けた結果、花粉症が軽くなった!
徐々に気温も上がってきて春が近づいているのを感じます。
春は、出会いと別れの季節。甘酸っぱいような気持ちにもなる季節ですが、個人的には暗く落ち込む時期でもあります。何故かというと、小さい頃から重度の花粉症だったからです!
もちろん薬を飲めば症状は軽減するでしょう。しかしながらできるだけ薬を飲みたくないという方もいらっしゃるかと思います。花粉症の症状を軽減する為には腸内環境を整えるのが良いとはしばしば言われますが、何を食べれば腸内環境が整うのか。
腸内環境以外のアプローチで花粉症を軽くする方法はないものか。僕は自分が花粉症だと気づいた小学生時代から色々と調べ、試してきたものの、なかなか効果を体感できないまま大人になりました。
毎年のように春は耳鼻科に通う日々。完全に諦め、また花粉症の苦しみを甘んじて受け入れるしかないと思っていたある年の春、周囲の人よりも症状が軽いことに気づきました。
たまたまその年だけかと思いきや、翌年もその翌年も。一体自分の身にどのような変化があったのか考えてみると、思いつくのは毎日カレーを食べるようになったということくらい。
そう、それが正解だったのです! その後カレーと花粉症について調べてみると、カレーに含まれるターメリック、胡椒、クローブ、シナモンなどのスパイスは抗アレルギー効果があるという学説があったり、交感神経が活発に動き出す前の朝にカレーを食べると、その日の症状が軽くなると言われていたり、何より自分自身がカレーを毎日食べるようになってから、確かに症状が軽減していたわけで、とにかくカレーは花粉症に効くということを身をもって感じました。
前置きが長くなりましたが、今回は花粉症を軽減する効果の期待できそうなカレーをまとめてみます!
その前にまず花粉症対策カレーの食べ方として、辛すぎるものは刺激が強すぎてNG。そして冷たい水を摂取するのも身体を冷やすのでNGなんだそうです。また、カレーによく合うチーズも花粉症にはあまり良くないのだとか。
このあたりに注意しつつ、以下ご紹介するカレーを食べてみてください。
◆青魚とカレーの相乗効果「高田馬場 ブラザー」
鯖などの青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)には、花粉症の原因のひとつであるヒスタミンの働きを抑える効果があると言われているのですが、鯖とカレーの相性は抜群!
個人的には魚の中で最もカレーに合うのが鯖だと思っています。そんな鯖が入ったカレーなら、鯖のDHAとカレーのスパイスの薬効との相乗効果で、花粉症も軽減しそう。
スパイスと鯖が見事に調和したカレーといえば、高田馬場駅前にあるブラザーの鯖キーマで決まり! 通常は辛めがおすすめですが、花粉症対策であれば辛さは控えめにして、鯖の旨味をしっかりと味わってください。
▲鯖キーマ+味玉
辛くなくともスパイスはたっぷり入っていますから薬効は期待できますし、そのスパイスの力で鯖本来の美味しさが凝縮し、引き立てられている絶品です。
◆バナナとカレーの相乗効果「新宿、渋谷、赤坂等 もうやんカレー」
バナナを毎日食べる人と食べない人とでは、花粉症にかかっていたとしてもその重さが変わってくるという研究結果があるそうです。
花粉症の時期にバナナを毎日食べたグループは、食べていないグループよりくしゃみの回数が少なかったり、目のかゆみが軽度だったとか。つまり、バナナを日常的に食べると花粉症も軽くなる可能性が高いということ。
新宿近辺に三店舗、その他各地に展開しているもうやんカレーのカレーには、バナナやリンゴなどのフルーツと野菜が大量に使用されているフルーティーでヘルシーなカレーです。その美味しさはファンの多さが証明しているでしょう。
▲ドライカレー&カレーソース
ランチタイムのビュッフェが有名ですが、食べ過ぎは花粉症にも良くないので適量をいただくようにしましょう。
◆ヨーグルトとカレーの相乗効果 さらにバナナも「銀座一丁目 アーンドラダイニング」
先にも書きましたが腸内環境を整えるのが花粉症に効果的ということがよく言われます。腸内環境を整えるには乳酸菌。つまりはヨーグルトが良いわけです。
ヨーグルトはカレーの材料として使われることも多いですし、インド料理店にいけばヨーグルトドリンクであるラッシーはつきもの。つまりはインドカレーとラッシーの組合せは花粉症にかなりの効果を期待できるのですが、ラッシーを飲まずともヨーグルトをそのままかけるタイプのカレーもあるのです。
南インド料理の定食であるミールスは、様々なカレーを少しずつご飯にかけ、無糖のヨーグルトも一緒に混ぜて食べるスタイル。食べたことのない人が聞くと違和感あるかもしれませんが、食べてみればこれが本当によく合うことがわかります。
おすすめは銀座アーンドラダイニングのベジタリアンミールス。ちなみにこちらのチャパティ(インドの薄いパン)にはバナナも隠し味で使われており、様々な角度から花粉症軽減が期待できます。
▲ベジタリアンミールス
今回ご紹介したお店以外にも鯖や鰤の青魚を使ったカレーを出すお店は沢山ありますし、ヨーグルトならほとんどのインド料理店でいただけることでしょう。バナナもカレーの隠し味としては比較的ポピュラーな果物です。そもそもスパイス自体に薬効がありますし、カレーで腸内環境も整うので難しく考えずとも好きなカレーを食べれば良いということ。
ただ、ここで大事なのは毎日食べ続けるということです。毎日食べていると体質が変わっていくのですが、たまに食べるくらいではなかなか変わりません。毎日カレーを食べるなんて無理と思う方もいらっしゃるでしょう。しかしね、決めつけずにやってみてくださいよ。無理じゃないですから。
そもそもインド周辺国の方は毎日カレー的なものばかり食べているわけですし、かくいう僕も毎日3食カレーです。それでも全く飽きませんし、おかげで花粉症も軽減しているのですから。
ピークの時期が来る前に一刻も早く毎日カレー、初めてみてくださいね!
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/