目次Contents
12月に押さえておくべき最新ファッションは?
冬本番といった空気感の12月。トレンドのリラックス感のある着こなしやきれい色は、今年も甘くなりすぎず「大人かっこいい着こなし」が人気。今回は寒さに負けないチアフルコーデを紹介します。
〈POINT〉
・軽やかなコートでシルエットにメリハリを
・ワンピースは効きのいいカラーをどこかに入れて華やぎを
・ニットは女らしさとほっこり感を両立
・ボトムスは質感やシルエットでトレンド感を叶えて
・靴は大人のキレを意識して選ぶ
▼あわせて読みたい
トレンド or 定番? 12月の今選びたい【アウター】はこれ!
冬の寒さが本番となってくる12月、お気に入りのコートをサッとはおれば気分もワクワクしてくるはず。今年は仕立てのよさで長く愛されるクラシカルなコートやダウンのほか、着映えるカラーコートや軽やかな素材のアウターも豊富。ここでは洒落感を高めるメリハリが効いたシルエットコーデを紹介します。
【1】スポーティブルゾン
気軽にはおれるオーバーサイズのブルゾン。シャカシャカ素材のスポーティーなデザインのアウターは、淡色スカート×グレーのブーツと合わせてニュアンシーなテイストに。差し色にイエローのニットを加えて。
タイトスカート×ロングブーツで存在感のあるスタイルを目指して
【2】オフ白のツイードジャケット
冬の軽アウターとして、知性とエレガンスが香るツイードジャケットをチョイス。ゆるっとラフなシルエットなら、レイヤードや厚手のニットの着こなしを一新。グレイッシュな色彩を軸に軽やかに繋いで。
【3】ブラウンのトレンチコート
シックで落ち着いた色のブラウントレンチコート。ゆったりシルエットに加え、冬のおしゃれの醍醐味でもあるレイヤードを楽しむのにも最適。黒ニット×白パンツにブルーのシャツを1枚挟むと立体感UP。
【4】オーバーサイズのグリーンコート
素材違いで奥行きをつくるブラウンのワントーンコーデ。ゆったりシルエットのコートは、鮮やかなグリーンで華やぎとコントラストを奏でて。
【5】黒キルティングロングコート
軽やかなロング丈のキルティングコートは、トレンドのカラーパンツで颯爽と。袖部分がプレーンな生地だからスポーティすぎず、アウターの黒でキレが加わって鮮度UPを狙える。
【6】ベージュのリバーコート
ハリと光沢で存在感を増すボリュームスカートも、一枚仕立てのリバーコート合わせなら軽やかな印象に。単調になりがちなベージュグラデは、小気味よく見せるイエローグリーンで大人っぽく魅せて。
きれい色【ボリュームフレアスカート】で冬コーデをドラマティックに!|コーデ4選
【7】ビビッドピンクのウールコート
鮮やかピンクのコートを主役にしたパンツコーデ。ピンクに対しチラッとのぞく赤… 少し色をずらしたビビッド同士の配色が洒落感アップ。ワイドデニムには、こんなたっぷりとしたミドル丈が小気味いい。
▼あわせて読みたい
12月は【ニット】を着回す前提でコーディネート
12月の本格的な寒さで、あたたかみのあるニットコーデが増える季節。インにアウトに重ねることを想定して、着回しに効くシンプルニットや、温もりのあるざっくりニット、ショート丈など… 今っぽく着こなすコツを紹介します。
【1】黒ニット×フリルスタンドカラーブラウス×グリーンスカート
冬に頼れるゆるニットは、フリル襟のブラウスを重ねて大人フェミニンな着こなしに。足元はフレアスカート×ショートブーツで重めにすると、おしゃれ上級者っぽい着こなしに。
フリルブラウスを冬まで着回すなら? ニットとのレイヤードでつくる「大人かわいい」お手本コーデ3選
【2】ビビッドピンクのニット×ツイードのグレーパンツ
重たくなりがちな冬の装いを軽やかにしてくれる、きれい色のコンパクトなニット。ゆったりとしたフォルムのバレルパンツを合わせ、シルエットの強弱をつけて旬のバランスに。
パンツでスタイルアップを狙うなら、最旬トレンド【クロップド丈ニット×バレルパンツ】が間違いない!
【3】バイカラーのニットジャケット×ロゴT×ネイビーワイドパンツ
きちんと感のあるノーカラージャケットのようでいて、今どきのリラクシーさも兼ね備えるバイカラーのニットジャケット。端正なネイビーパンツやロゴTと合わせて、ウィットが効いたトラッドスタイルに。
はおるだけでサマになる! ツイードジャケット風ニットアウターの着こなし3選
【4】オフ白のケーブルニット×白ワンピース×白パンツ
この冬注目のディテールが凝ったニット。ガーター編みとケーブル編みを組み合わせた一枚は、立体感を出してくれる。ワンピース×パンツを重ねたオールホワイトコーデも、メリハリのある印象に。
“一枚映え”する二ット8選! きれい色やオーバーシルエットがおすすめ
【5】パープルニット×グレーデニム×白シャツ
大人のムードが漂うパープルの、ざっくりとした編み地のケーブルニット。グレーデニムと白シャツの抜け感を意識したレイヤードなど、ちょっとしたテクニックでいつものニットコーデに特別感をプラスして。
【6】ピンクニットカーディガン×グレーニットスカート
パッと目をひく強めのピンクは、カジュアルなミドルゲージニットで力を抜いた雰囲気に。カジュアルなニットスカートやスニーカーと合わせても、きれいめ感はしっかりとキープ。
秋冬に「ピンク」を取り入れるには?… 強めの色味選びがカギ!
【7】ブルーショート丈ニット×ライトブルーデニム
パフ袖が女らしいスカイブルーのショート丈ニットは、ワイドデニムで大人の迫力をプラス。ストール感覚で重ねたコバルトブルーのニット、インナーの白レイヤードで抜け感をつくるのが今年らしいアプローチ。
こっくりとしたきれい色ニットと相性良し♡【ニュアンスカラーデニム】着こなし4選
12月の【ワンピース】はほどよいコンサバ感で着る
12月の寒さの中、きちんと感がほしいときに頼れるワンピース。知的なジャケットや存在感のあるコートをバサッとはおると、冬ならではのワンピースを主役にした着こなしが楽しめます。ほっこりするニットやビッグシャツ、ラフに見えるシルエットはワントーンライクでまとめて大人顔に更新しましょう。
【1】グレーニットワンピース×ツイード風のニットジャケット
カジュアルなニットワンピースは、ボクシィシルエットのジャケットでおしゃれにクラスアップ。上品なパールネックレスやスポーティなキャップなど、小物使いもテイストMIXして着こなしのアクセントに。
はおるだけでサマになる! ツイードジャケット風ニットアウターの着こなし3選
【2】光沢キャミワンピース×グレーのショート丈ニット
落ち感のあるワンピースにショート丈ニットを重ね、Iラインを強調して脚長効果の高い着こなしに。足元は重めのロングブーツが相性抜群。
【3】フィット&フレアの黒ワンピース×きれい色ストール
スタイルアップ効果が期待できる、フィット&フレアシルエットのワンピース。シックな黒を選べば、きれいにドレスアップすることも、カジュアルに寄せても好相性。差し色にきれい色をひとさじ加えて。
【4】ブラウンニットワンピース×黒ジレ
コーディネート要らずなニットワンピースは、ジレでかっこよさと立体感をプラス。リラックス感のあるブラウンワンピにブラックジレを重ねて、洗練されたオン仕様の装いに。
【5】白ワンピース×オレンジニット
ロマンティックな白ワンピースは、上からハイゲージニットをかぶってデイリー仕様にスタイリング。ノスタルジックな映画を思い起こすようなオレンジは、レトロなムードで甘い印象をそぎ落として。
【6】赤マキシ丈ワンピース×グレーノーカラーコート
おしゃれして出かけるときに着たい、ドラマティックな赤ワンピース。タートルネック&ニット素材でリラクシー、たっぷりしたAラインのマキシ丈でこなれた雰囲気に。コートはライトグレーで軽やかに。
上品で女っぷりがUP! 冬コーデを盛り上げる【きれい色ワンピース】4選
【7】ベージュワンピース×ベージュオーバーシャツ
すとんと着られるワンピースにオーバーなサイジングなシャツを合わせたコーデは、ベージュのワントーンで大人顔に。胸元のビッグポケットが今っぽさを加味してくれます。
旬バランスは【ワンピース×大きめアウター】で簡単につくれる! コーデ実例3
12月の【スカート】は質感やデザインで旬を添えて
寒さで思わず背中を丸めて歩いてしまう冬だからこそ、目線に入るスカートは旬度の高いものを選びたい。レディなデザインやチアフルなきれい色のスカートは、シャープなシルエットや光沢感など存在感があるものを選んだほうが、今っぽい着こなしを楽しめます。
【1】白ティアードスカート×グレーのフェイクファーベスト
ティアードスカートが主役のホワイトコーデ。フェイクファーのベストと黒レザーブーツが、甘めのスカートを大人のおしゃれに仕上げてくれる。
ロングブーツ、もう買った?「大人かわいく」な気分の日は、フレアスカート合わせが正解♡
【2】柄フレアスカート×ブラウンニット
シンプルなワンツーコーデは、柄スカートで立体感のあるシルエットに。足元はタイトすぎない黒のストレッチブーツで小粋に着こなして。
【3】グレーのニットスカート×黒のダウンベスト
ハイウエスト×ロングタイトのシルエットで、女らしいIラインをつくるグレーニットスカート。黒のベストやブラウンのサイドゴアブーツを合わせて、今どきのMIXスタイルに。
【4】黒ミニスカート×ボウタイブラウス×白ニット
大人の女性でもトライしやすい、膝上サイズのミニスカート。レディなブラウス×ニットで全体をシックなモノトーンでまとめて、大人かわいい着こなしが完成。足元はロングブーツで素肌の量を調整して。
フリルブラウスを冬まで着回すなら? ニットとのレイヤードでつくる「大人かわいい」お手本コーデ3選
【5】ベージュティアードスカート×くすみブルーのスウェット
女らしいティアードスカートに、あえてスウェットを合わせたフェミニンカジュアルコーデ。白タートルネックや明るいキャメルのロングブーツを加えて、ヴィンテージ感のある着こなしに。
こなれ感抜群! いますぐ真似したいロングブーツ×スカートコーデ8選
【6】パープルナローフレアスカート×ネイビーCPOジャケット
上品なツヤ感がトレンドをけん引するナローフレアスカートは、ウールジャケットと合わせてメリハリを。華やかな淡いパープル×ネイビーでまろやかなトーンでまとめると、洒落感がアップ。
12月は端正な【パンツ】の美シルエットを楽しんで
12月のおしゃれだけでなく寒さ対策にも活躍しそうなパンツコーデは、端正なシルエットを味方に。脚長効果の高いハイウエストや、トラッドなワイド、ほどよいフィット感のストレートなどマニッシュなパンツは、華奢な足首やレディなトップスを合わせて女らしさを演出してみて。
【1】センタープレス入りバレルパンツ×ブルーのショート丈ニット
マニッシュに傾きがちなゆったりシルエットのボトムは、タック入り&センタープレスが入ったバレルパンツを選んで美脚効果アップ。クロップ丈のきれい色ニットと合わせれば、旬の着こなしに。
パンツでスタイルアップを狙うなら、最旬トレンド【クロップド丈ニット×バレルパンツ】が間違いない!
【2】ネイビーのチノパン×ブルーシャツ×ボーダーニット
プレッピーなニット×シャツの装いは、ネイビーのチノパンを合わせて大人のカジュアルに。流行のベルトをオンしてハンサムに仕上げて。
シャツ×タートルニットのレイヤードは、コントラストを付けてキレ味よく!
【3】ピンクのワイドパンツ×ベージュのロングカーディガン
ダークトーンが多くなる冬のコーデは、華やかなピンクパンツで気分転換。コートのようなサイジングのゆるっとしたカーディガンをはおって、存在感のあるカラーパンツをデイリー仕様に。
【4】マスタードイエローのワイドパンツ×チェック柄テーラードジャケット
かっちりしたジャケパンスタイルを、ボトムをきれい色に変えて印象チェンジ! マスタードイエローとコーデュロイ素材のレトロ感が、マニッシュなボトムをフレンドリーに。
【5】白ワイドパンツ×ライトブルーのリブニット
肌なじみのいい明るいブルーは、清潔感のある白ワイドパンツを合わせてワントーンライクな装いに。子供っぽく転びがちな淡いブルーは、Vネックッニットやポインテッドパンプスでキレよく。
ブルーを秋冬に着こなすなら!? 同系色でまとめると上手くいく! コーデ6選
【6】ブラウンのストレートパンツ×きれい色ニット
この冬のストレートパンツは、ほどよいゆとりラインがつくれるシルエットで今っぽく更新。旬のきれい色ニットを合わせたときも、品よくクリーンなパンツのおかげで大人の落ち着きがある好印象コーデに。
きれい色ニットを大人っぽく着こなすなら【ストレートパンツ】が近道! 着こなし4選
コーデのバランス調整にも一役買う12月の【靴】
ボトムスと足元をつなぐ靴選びは、一気に季節を呼び込む効きのいいデザインでトレンド感を。モード感を与える旬のブーツ、ボリューム感のあるボトムスに合わせたいスニーカー、きれいめハンサムに仕上げるパンプスやトラッド靴が勢ぞろい。冬のシーンを想像しながら参考にしてみてください。
【1】黒ロングブーツ×ベージュのショートパンツ
ロングブーツで大胆に脚を見せるコーデがこの冬のトレンド。ハリ感のあるショートパンツから見える肌の露出を抑えることで、品のいい着こなしに。
脚を見せる&隠すとき、きれいめ派がロングブーツを上手に履きこなす3箇条!
【2】ベルトデザイン付き黒ロングブーツ×デニムのロングスカート
冬のデニムスタイルに、品と華やぎのアクセントを加味するビット付きの黒ロングブーツ。爽やかなカジュアルなデニムスカートのスパイスに。
ロングブーツ、もう買った?「大人かわいく」な気分の日は、フレアスカート合わせが正解♡
【3】モコモコ素材のパンプス×白タイトスカート
ともすると子供っぽくなりそうな、モコモコ素材のシューズをパンプスで投入するだけで新鮮。女っぷりの上がるレザー風のIラインスカートでシャープに着こなして。
【4】黒コンバットブーツ×ネイビーレーススカート
コンサバ派に人気のレーススカートは、モード感のあるコンバットブーツで攻めの足元に。ゴールドカラーのハトメが、大人のリッチ感を加味してくれる上質ブーツ。
コンバットブーツ×タイトスカートでおしゃれ上級者♪ 2021秋冬コーデ6選
【5】レザーロングブーツ×白ツイードジャケット
ストイックなロングブーツと可憐なツイードジャケットでつくる甘×辛バランスコーデ。カジュアルなコーデュロイパンツはブーツインすることで、レザーの質感がジャケットの甘さを削ぎ落としてくれる。
かっこよく&甘くも自在! 今っぽく【ツイードジャケット】着こなすヒント〈スタイリスト金子 綾〉
【6】ライトベージュのショートブーツ×ビビッドなピンクパンツ
きれい色パンツに合わせるブーツは、黒から淡いスキンカラーに替えて今っぽい表情に。やさしいくすみベージュ×スクエアトゥならビビッドなピンクにも自然となじみ、ハンサムな表情を与えてくれるはず。
きれい色ボトムの足元をブーツで繋げるなら… 正解はコレです!
最後に
12月に入ると寒さ対策が必須になってきます。早めに冬の身支度を進めたいところ。急な寒気で慌ててコートを引っ張り出したとしても、昨年のメソッドのまま着てしまうのではなく、今年らしさをプラスするのを忘れずに。きれい色を足したり、なじみやすい色味でまろやかなメリハリをつくったりしてもOK。ほんのりハンサム感を効かせたきれいめコーデで、寒い冬の始まりを全力で楽しみましょう。
【関連記事】