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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
12月の気温はどのくらい?
12月は、上旬・中旬・下旬とそれぞれの時期によって気温差が大きく、服装選びに注意が必要です。12月の気温を見ていきましょう。
【12月上旬】
12月上旬は、最高気温が15度近くまで上がり、近年の暖冬傾向もあり昼間は暖かいと感じることも。そんな日は厚手のコートやダウンだと汗ばんでしまうので、着脱しやすいアウター×薄ニットの組み合わせがおすすめです。
【12月中旬】
12月中旬は、最低気温が5度を下回る日もちらほら。厚手ニットを取り入れるのがおすすめです。冷え込む日は、厚手のコートやもこもこストールなど冬本番アイテムでしっかり防寒を。
【12月下旬】
12月下旬ともなると、最低気温が3度前後まで下がる日も。朝晩は真冬のような寒さになるため、厚手のウールコートやダウンなど本格的な冬アウターが必須になります。
12月の服装選びのポイント
気温の変化が大きい12月は、上旬・中旬・下旬で服装のバランスを少しずつ変えるのがポイント。ここでは、寒さの進行に合わせた着こなしのコツと、おすすめのコーディネートを紹介します。
◆12月上旬コーデのポイント
・薄手ニットなど軽めのトップスがおすすめ
・シャギーやファーなど暖かなアイテムで季節感を演出
・まだダウンは早いので、薄手コートや厚手ジャケットが◎
<お手本コーデ>
コート×ニット×黒シャギースカート

華やかなシャギーと、ブーツの光沢感。表情豊かな「黒」のコントラストを堪能。黒タイトでも地味に終わらないのはシャギー素材のおかげ。上質な光沢を備えたレザーのショートブーツを合わせて、黒×黒もメリハリよく。安定感のある太ヒールも、足首シェイプのフォルムならきれいめ。
◆12月中旬コーデのポイント
・シャツやタートルネックなど防寒重視のレイヤードがおすすめ
・ストールなどの小物でアクセントをプラスしても◎
・アウターは、ロングコートやボアコートで防寒を
<お手本コーデ>
ロングコート×タートルネックニット×ワイドパンツ×肩に掛けたカーディガン

いつもの通勤パンツも、パウダーブルーのタートルネックを合わせればどこかやわらかな印象に。迫力のあるロングコートもカーディガンをゆるっとひと巻きするだけで今どき感が増し、気負わず着られる。たくさん歩く日は天気の変化も考慮に入れて、ヒールは低めで歩きやすい雨天兼用ブーツをセレクト。
◆12月下旬コーデのポイント
・厚手のニットやパーカーなどをイン
・冬景色に映える明るいカラーや小物でアクセントを
・ダウンで本格的な冬仕様に! ショート丈を選べばすっきり
<お手本コーデ>
ハイスペックダウン×黒ニット×プリーツスカート

グロッシーなスカートをかっこよく&軽やかに仕上げる。内側左ポケットにダウンを収納でき、A4サイズが入るバッグなら、入れて持ち運びも可能。ショート丈のコンパクトなシルエットだから、ボリュームのあるプリーツスカートを合わせても軽快な佇まいに。
【今季おすすめ】トレンドアウター5選
この冬押さえておくべきトレンドアウターを厳選! 12月は旬アウターでお洒落に過ごしましょう。
ダウンベスト

Aラインのダウンベストを軸に組み立てたカジュアルモードコーデ。ダウンベストなら、着脱しやすく体温調節しやすい。足元は通勤用としてもおすすめなオールブラックスニーカーで。
カシミアコート

チェスターコートのようなクラシック感のあるデザインだからこそ、カシミア混の上質素材で、冬の相棒として長く使いたい。女性らしいしなやかさと繊細なツヤ感で、スカートルックにエグゼクティブらしい風格を。
エグゼクティブ派におすすめ。カシミアコート×薄手ニットで上質な冬通勤コーデ
上質ウールコート

ウールのやわらかい生地がぐっとリッチに品よく見せてくれる! トレンドに偏りがないからといって、更新しないのはもったいない! 働く私たちが外せない絶対条件“高見えする上質でなめらかな素材感”を軸に、しっくりくる1枚をセレクトしよう。 通勤スタイルに垢抜け感を求めるのであれば、ちょっぴり赤みのあるブラウンカラーが最適♡
ハイスペックダウン

軽量・撥水・防風。マットな素材感と優しい色合いで洗練リッチな美人ダウン。羽織るだけでサマになり、顔周りが引き立つ、ハイカラー&小ぶりフードが特徴。長いリブ袖も小粋で新鮮!
ニュアンスカラーアウター

曖昧な色同士を重ねて大人のかわいさと洒落感をアピール。ピンクブラウンのアウターからわずかに色味を変えたトップスで上半身にグラデーションを形成。ポインテッドシューズを合わせて足元をシャープに整えることで、ニュアンストーンのコーデがキレよく仕上がり都会的に。
▶コーディネート検索で他のアウターコーデを探してみて!
【12月上旬の服装】通勤・休日のおすすめコーデ
12月上旬は、日中はまだ15度前後まで上がる日もあり、日が出ると秋の名残を感じます。ただし朝晩は一気に冷え込むため、ライトアウターに厚手ニットを仕込んだり、アウターとトップスのバランスを考えて冬仕様にアップデートを。
▶▶通勤コーデの場合
グレンチェック柄の襟付きブルゾン×白ブラウス×オールインワン

秋冬ムードを後押ししてくれるグレンチェック。カジュアルなオーバーサイズも、クラシックな雰囲気によって上品にまとまる。
厚手ジャケット×きれい色ニット×スカート

ウールジャケットにしっかりと厚みがあるため、ニットを一枚仕込むだけでここ最近の12月の寒さもたいてい乗り切れる。仕事や楽しい予定で忙しい年末も、ジャケットならではのきちんと感が頼もしい。きれい色ニットで明るさをプラスして。ストールなども活用したい。
レザージャケット×ニット×ウールパンツ

トレンドのレザー調素材はまろやかなキャメルで優しく。ナチュラルな風合いのキャメルワントーンなら、辛口なレザー調素材のジャケットも肩の力を抜いて着られる。さりげないヘリンボーン柄のウールパンツも、小粋なアクセントに!
ワントーンコーデをおしゃれに仕上げるための需要ポイントは素材感!
千鳥格子柄ジャケット×ニット×タフタスカート

ブラウン系の千鳥格子柄ジャケットとエクリュのタフタスカートを組み合わせた、まろやかななじませ配色。ジャケットはセットインではなく、柔和な雰囲気がつくりやすいドロップショルダーというのも、大人めスイートに着こなせるポイント。
▶▶休日コーデの場合
ケープコート×デニムジャケット×デニムパンツ

ケープを上から羽織れば、上下デニムの感度高めな着こなしもリラックスムードに。絶妙な袖丈がつくり出すドレープが上品な印象に導いて。
秋冬コーデを上品にあたたかく!「厚めジャケット・軽やかケープ」最旬アイテム
テーラードジャケット×スウェット×タイトスカート

カジュアルなアイテムを投入すれば、テーラードジャケットが一気にこなれた雰囲気に。旬なハーフジップのスウェットは、ジャケットの柄とリンクした色で取り入れるのがコツ。バッグは落ち着いたグリーンを選んでさりげない差し色に。
秋冬コーデを上品にあたたかく!「厚めジャケット・軽やかケープ」最旬アイテム
黒コート×黒シャツ×黒スカート

セットで着ると、ワンピース見えするシャツ×スカートのセットアップ。重たくなりがちな黒ワントーンも、ふわふわのフェザー素材なら軽やかで、何よりも着ている自分の気分が上がる! さりげないデイリードレスアップを楽しんで。
黒をエレガントに着こなすなら、リッチな素材のセットアップで♡
コート×シャツ×カットソー×ベージュパンツ

ダウンでもすっきりシルエットでステンカラーコート気分。シート状に加工された次世代のダウンを使用しているため、一般的なダウンより薄くて軽いのに暖かい。Aラインのシルエットがフェミニン。
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【12月中旬の服装】通勤・休日のおすすめコーデ
最高気温が10〜12度前後まで下がり、朝晩は1桁台の寒さを感じる12月中旬。本格的な冬の訪れに備えて、ウール・カシミアコートなど防寒性の高いアウターが欠かせません。もこもこ素材のファーやボアを取り入れると、トレンド感UP!
▶▶通勤コーデの場合
カシミアコート×ニット×ハイウエストパンツ

シックにまとめても沈まないカシミアの確かな品格を放って。ウェーブ加工を施したイタリア製のカシミアを100%使用し、その美しいツヤ感が気品を放つジャケット型コート。袖を通すだけで心地よさを感じる優しい暖かさ。ハイウエストパンツと合わせてマニッシュに振って。
エグゼクティブ派におすすめ。カシミアコート×薄手ニットで上質な冬通勤コーデ
ショート丈のブラウンコート×ニット×タイトスカート

ショート丈のコート×ブラックのタイトスカートですっきりとスタイルアップ。リュックは手持ちしても可愛いデザイン。華奢なショルダーがモダンな女らしさに一役買って。
ショート丈コートで魅せる♡ タイトスカートと作る洗練スタイルアップ
ロングコート×ネイビーブラウス×バレルパンツ×ストール

ゴールドボタンでナチュラルに華やぐブラウスと、さりげない柄のバレルパンツ。シンプルな着映えアイテムは、オンオフ問わず気回せるのがいいところ。コートの上にウォーミーなストールをふんわりと掛けて、この季節ならではのリラクシー感を身にまとって。
こなれ感は大判ストールで盛る! 冬のきれいめシンプルスタイル
ミントグリーンニット×白シャツ×白デニムパンツ

甘めのミントグリーンとシャギーニットのふわふわ感で、かわいい印象のニット。通勤コーデに取り入れるなら、白シャツとスラックスを合わせて爽やかさを加算して。
▶▶休日コーデの場合
ブラウンのエコファーコート×ネイビーパンツ
ツイードジャケット×ブルゾン×カットソー×チュールスカート
グレーコート×赤ニット×グレーデニムパンツ
ベージュコート×グリーンニット×シャツ×ベージュパンツ
ブラウンのエコファーコート×ネイビーパンツ

“触れたくなる度”満点、カーリーエコファーのミドルコート。高めのスタンドカラー、すっきりした比翼仕立て、上品なブラウン… などこだわりとセンスが効き、大人顔に仕上がる1枚。Myベーシックなきれいめパンツと合わせたら、話題のキルティングバッグで洒落たアクセントを加えて。
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ツイードジャケット×ブルゾン×カットソー×チュールスカート

視覚に訴える動きのある素材なら「いつもの黒」が新鮮に! 歩くたびに揺れるチュールやファンシーツイードが、立体感に貢献。ナイロンブルゾンを挟んで、程よい抜け感もプラス。
ワントーンコーデをおしゃれに仕上げるための需要ポイントは素材感!
グレーコート×赤ニット×グレーデニムパンツ

赤ニットはローゲージのざっくりしたものよりも、薄手のハイゲージでシンプルなタイプのほうが大人っぽく、活用範囲も広い。グレーデニムにさらりとなじみながら、着こなしの鮮度を底上げする実力も保証。
ベージュコート×グリーンニット×シャツ×ベージュパンツ

マニッシュに固めたベージュの装いに、グリーンのキャッチーな華やぎが加わって。
【12月下旬の服装】通勤・休日のおすすめコーデ
最低気温が3度前後まで下がり、朝晩の外出にはしっかりとした防寒が欠かせない12月下旬。ロングコートやダウンなど、厚手のアウターを主役にしましょう。クリスマスや年末のイベントなど外出が増える時期でもあるので、冬景色に映える明るい色の服や小物で華やかさをプラスすると◎。
▶▶通勤コーデの場合
黒コート×ジャケット×ブルーシャツ×パンツ

身幅のあるドロップショルダーに、ワイドパンツで迫力を加算。真面目で堅苦しく見えがちなジャケパンスタイルも、適度にこなれたアウターひとつで、たおやかな余裕が漂って。
グレージャケット×ボアブルゾン×シャツ×ミニスカート

ジャケットにボアブルゾンやシャツ、タートルを重ねた旬なレイヤードコーデ。トレンドと防寒性を両立させた、真冬コーデの最適解!
読者が選んだ「好きなコーデ」ランキング1位〜10位を発表! そろそろ気になるアウターやジャケットが人気♡
濃いブラウンコート×ニット×淡いグリーンパンツ

トレンドが続く大注目のグリーンは、まろやかなトーンを選ぶと大人のきれいめセンスに着地。タックパンツで取り入れれば、きれいめな通勤仕様に。
今日の通勤は、チョコミント気分。きれいめ服に効かせる、おしゃれテクニック
アイボリーコート×ジャンプスーツ

デスクワークの日は、つかずはなれずのシルエット&ノンストレスなジャンプスーツで。ベージュなら上品な女らしさも叶うのが嬉しい! ほどよい洒落感に気分もアップ。
▶▶休日コーデの場合
黒ダウン×ブラウンニット×デニムパンツ
淡いベージュのカーリーエコファーコート×ブルーニット×白シャツ×パンツ
ネイビーのカシミアコート×グレーニット×スパンコールスカート
黒コート×ピンクニット×カットソー×白パンツ
黒ダウン×ブラウンニット×デニムパンツ

アクセントになるダウンの金具がデニムスタイルを盛り上げる。ボトムとのバランスも取りやすいショート丈ダウン。寒風が入ってこないよう、袖口の内側にゴムを入れる細かな気配りも。
淡いベージュのカーリーエコファーコート×ブルーニット×白シャツ×パンツ

カーリーエコファーがキャッチーなコートは、ワイドな七分袖とゆったりしたダブルブレストのおかげで、着るとこなれ感が増す。ニットとパンツをブルー系でまとめることで統一感を演出。
「ヘルノ」のエコファーコート&ダウンアウター4選|投資したい、洗練デザインと着心地の良さ
ネイビーのカシミアコート×グレーニット×スパンコールスカート

スパンコールスカートで華やかさを取り入れて、冬気分をアップ。深いネイビーのカシミアロングコートを羽織ってエレガントにきめて。
きらめくスカートをカシミアコートで包み込めば…最高のクリスマス・イブに♡
黒コート×ピンクニット×カットソー×白パンツ

ピンク×白の好印象な着こなしは、一段濃いトーンのピンクカットソーを袖口からのぞかせる上級のレイヤードワザで大人のセンスを加算して。
最後に
12月に入ると防寒対策が必須になってきます。もこもこアウターや上質なロングコート、ハイスペックダウンなど今年らしさをプラスするのを意識して、トレンド感のあるコーデを。重くなりがちなので、きれい色を足したり、全体のシルエットにメリハリをつけるのがコツです。寒い季節ならではのコーデを楽しんでみて。



