平成元年、平成8年、平成30年の女子高生時代が明らかに
調査結果「平成元年(1989年JK)」「平成8年(1996年JK)」「平成30年(2018年JK)」を紹介します。
◆平成元年(1989年JK)現在44~47歳
女子高生の街では「原宿」が第1位に。そして、休日の遊び場所は「友だちの家」「自分の家」が上位でした。また、流行っていたゲームは1983年発売の「ファミリーコンピュータ」が1位。
当時は今ほど女子高生が外で遊ぶことに関する選択肢が少なく、コンシューマーゲームという日本を代表する遊びの登場もあり、家で友達と遊ぶ機会が多かったようです。
思い出の残し方を聞いたところ、「特に残さない」が最多となり約40%を占め、2位にはレンズつきフィルム、いわゆる「使い捨てカメラ」が僅差でランクイン。1980年代に登場し、80年代後半には気軽に写真を残せるツールとして広まりました。
◆平成8年(1996年JK)現在37~40歳
平成7年(1995年)にプリント倶楽部が発売されて以降、平成を代表する一大ブームを巻き起こした「プリントシール機(プリ機)」。当時の女子高生の思い出の残し方として堂々の1位に選ばれ、約65%を占めました。
休日の遊び場所は「カラオケ」「友だちの家」「プリ機専門店」となり、平成元年に比べて外での遊びが大きく増え、中でもカラオケとプリ機が女子高生のトレンドでした。
流行ったゲームは、この年に発売されヒット商品となった「たまごっち」に加え、プリ機の流行とあわせて、「Dance Dance Revolution」などのアミューズメント施設にあるゲームも人気でした。
ギャルやアムラーが登場し、女子高生の時代と言っても過言ではないこの頃。女子高生の街といえば? の質問では「渋谷」が断トツで1位となりました。
◆平成30年(2018年JK)現在15~18歳
思い出の残し方はツールの発達に伴って変化し、上位3位は「スマホ写真」「プリ機」「スマホ動画」となりました。
平成8年で1位だった「プリ機」は、2位にランクイン。20年以上経った今もなおプリ機は定番の遊びとなっていることがわかります。流行のゲームは「LINE:ディズニーツムツム」をはじめ、スマートフォン向けサービスが上位を占めました。
休日の遊び場所は「ショッピングモール」「カラオケ」「映画館」が上位に登場。4位に「カフェ・喫茶店」が入っている点も特徴的です。
女子高生の街として連想する都市については、「原宿」が僅差で「渋谷」を上回り1位となりました。また3位には「新大久保」が登場。近年のフォトジェニックやインスタ映えブームや韓国っぽを好むトレンドなどが、平成30年JKの行動に反映されているようです。
時代によって女子高生の在り方が異なりますね! ファミリーコンピュータやたまごっち懐かしい…。残り少ない平成の期間に、懐かしい思い出に浸るのも良いものですよ♥
調査/フリュー株式会社